x64 Windows 7 導入に伴う当面の問題点

x64 Windows 7 導入に伴う当面の問題点
=64ビット版Windows 7に換えると困る筆者の動画環境を中心とした当面の課題=
マシン環境は、VAIOのVPCCW19FJ/Wの断りがない場合以外は
(2009.11.17作成, 10.04.02更新)
  64ビット版Windows 7 Professional と32ビット版Windows 7RCで検討した。
   x64ビット版に特有な事項は赤字で記述した。←x64 Y (>_<、)Yは、未解決事項を指摘。
  
なお、Windows x64 Edition まとめWiki」は参考になるが、動画関連の有用な情報が少ない。
 旧市販ソフトの問題
Ulead VideoStudio 12 Plus(市販)
   Windows 7では、ディスク作成画面の「次へ」「戻る」等のボタンが表示されすBlu-rayの作
    成が出来ない。
    →「Corel VideoStudio 12 PlusのWindows 7での不具合 」を参照。
   
追記(2009.12.06)
    早速!VideoStudio 12 アップデートプログラム(2009.11.26):Windows 7用のパッチ
     が配布されてボタン表示の不具合は解消された  \(^o^)/
    しかし、
     64ビット版Windows 7では、WMV9へ変換出来ない  方策は下記の追記 を参照。
    VideoStudioによるBD作品の出来上がりには不満はないが、 Blu-rayディスクの映像圧
     縮にH.264を使用出来ない。又 未だGPGPUに対応していないので次期バージョンが
     発売されるのを待つ事とする。
    <参考>GPGPU対応のPowerDirector 8 Ultraは、BD作品の作成仕様・最終の出来上
      がりに不満足な点がある(こちらを参照)。
    VideoStudio Ultimate X3体験版の試用(2010.04.xx)
     待望のCUDAの利用、PureHD アップスケーリング等が可能となり、Blu-rayに H.264
      圧縮を使用出来るようになったようだが、体験版付属のMovieWriter Pro 2010に制
       限がかかってBlu-rayディスクへの出力を試験出来ない。
      別途、MovieWriter Ultimate 2010 体験版を試用してみたところ、Blu-rayメニューの編
      集機能が貧弱となって自作メニューのカスタマイズ性が悪く、作品の出来上がりは大
      いに不満なツールに成り果ててしまっている Y (>_<、)Y
   追記(2011.05.xx)
   
VideoStudio Pro X4 (アップグレード版 8,370円)は、VideoStudio 12 Plusと同
     様のBlu-rayメニューの編集機能を持ち、H.264圧縮変換が可能となった。又、2D動画
      の3Dへの変換機能が加わった\(^o^)/
   
DVD Workshop1.2(市販)
   Windows 7では、素材を登録しても ”NEC Plugin Error"となって再生出来ないなど上手く
    作動しない。ジャンプボタンがモーションとなった多数のボタンと3層構造のメニューを簡単
    に作成出来るので気に入っていたのだが、残念ながら使えない!
   
Windows 7 Professional版として、仮想マシンソフトVMware Player 3.0でXP Mode
     を借用して使用しところ、
問題なく使用可能だ(「VMware Player 3.0の性能」を参照)。
   
驚速ストリーミングレコーダー2(市販)
   Windows 7では、残念ながら録画出来ない。
    Vistaでは難しい設定を必要とせず簡単に、メディアプレイヤーやWeb植え込みムービー
    の録画・録音(AVIで保存)が可能な使い勝手のよい動画キャプチャだったが・・・
   アマレココに変更。「アマレココでストリーミング動画のビデオキャプチャ 」を参照。
     64ビット版Windows 7でも無料で AMV3 ビデオコーデックの利用は可能だ。
   
Photoshop5.5(市販)
   Windows 7では、Vistaと同様に文字ツールを使用出来ない。
    Vista導入時に購入した Photoshop Elements 5 の文字ツールは自由度が狭く
     使い勝手が悪くて不満だった。
   
Windows X-P Modeで使用する為に、Windows 7 Professional版とした。 
   追記:2012年12月13日になって、
    ⇒「AdobeR Creative SuiteR 2...」から Photoshop CS2(88,000円)を無料で取得\(^o^)/
     ついでに、PSDファイルをエクスプローラでサムネイル表示させるには、
      Last Freeware Version Mystic Thumbsから Mystic Thumbs 1.98 64-bitをダウ
      ンロードしたzipを解凍し、mysticthumbs198_x64.msiをダブルクリックで実行後再起動。

  
Acronis True Image 11 Home(市販)
   Windows 7では、ハードディスクのクローン作成(完全バックアップ)は可能だが、復元した
     らマスターブート レコーダの修復が必要となってしまった。
    このような不具合は筆者にとっては致命的なので、復元が出来ないと動画関連ソフトの
      試用が困難だ。
   
Acronis True Image Home 2009(7,140円) を購入する事になってしまった。
        Windows 7 対応 アップデート ビルド:9789を使用。
  
Acronis Disk Director Suite 10.0(市販)
   パーティション操作、ブートマネージャ等ハードディスクを効率的に活用するためのツール。
   Windows 7には未対応で、64ビット版Windows 7では上手く作動しない。
   →EASEUS Partition Master Home Edition 5.8.1(フリーウェア)は有名だが、64ビ
     ット版Windowsには未対応で、
上位版であるProfessional の購入が必要。
   →
Partition Wizard Home Edition 5.0(フリーウェア、ここから入手)
     ブートマネージャ機能は搭載していないが、パーティションの作成・削除・フォーマット・
     コピー等が可能なフリーのツール。Windows2000/XP/Vista/Windows7の 32ビット版
     のみならず、64ビット版でも動作する(使用方法は、Gigazineさんの記事を参照)。
     残念ながら、英語版のみで日本語化バッチは無い。
   
追記(2011.02.xx)
   
Acronis Disk Director 11 Home(5,565円)を購入する事とした。
   
B's CLiP 2.0(IO-DATAのBDドライブ付属)
   32ビット版Windows 7では、追加書き込み出来てもフォーマット出来ない    ←7Y (>_<、)Y
   64ビット版Windows 7では、上手く作動せず追加書き込みすら出来ない     ←x64 Y (>_<、)Y
    CD/DVD±RWをUDFパケットライティング形式で使用する事を可能とするツール。
    アップデートされる予定のソフト類をこの形式で保存して便利していたが、製作元のBHA
    (ビー・エイチ・エー)は破産し、今後バージョンアップの見込みなし。
   
ソースネクスト B’s Recorder Windows 7対応版(平均価格:\3,736)にはパケットラ
      イティングソフトは付属していない。  
     ソースネクスト B's RecorderR GOLD10(標準価格 9,980円)はWindowsR 7(32ビット
      版)に対応で、同梱のB's Recorder、B’s 動画レコーダー、B's CLiP7、rimFOLiOの
      アプリケーションのみ64ビットOSに対応、とあるがWindows7での動作保障はない。
    ・・・従って、購入出来る段階ではない。
   
Nero InCD 6.6.5100(こちらから Nero_InCD-6.6.5100_x64_free.exeを入手)
    Windows 7に正式対応とあるのでインストールしたが、CD-RWをフォーマット後書き込
     もうとすると、”再度リトライしてください”となってシステムがフリーズしてしまうY (>_<、)Y

   何んだ!Vista以降はOSがUDF方式によるパケットライトを標準装備しているのだ (-_-;...
     
   


 Windows Media関連の問題
Windows Media Player12(Windows 7付属の12.0.7600.16415)
   Windows MediaのDRM解除については・・・追記を参照
  再生機能
   Windows 7では、MP4とM2TSも含めて多くのファイル形式に自前のMicrosoft製コーデック
    で再生出来るようになったのに伴い、動画ファイルの再生過程はGraphEditで解析した
    DirectShow Filter過程と必ずしも一致しなくなってしまった。
   64ビット版Windows 7のWindows Media Player(32ビット版)では、MKVファイルの再生には
    
Haali Media Splitter v1.9.42.1は役不足となっており、
     Gabest's MatroskaSplitter-x64が必要だった(下記を参照)。
     最近のDivX 7 for Windowsには DivX Plus Tech Preview:MKV on Windows 7
      が MKV Splitterと共に同梱されており有効だ。
 
  DSFilterベースの動画編集・変換・管理ツールへの影響
   Windows 7では、新規に搭載されたMicrosoftのデコーダ( Microsoft DTV-DVD Video
    Decoder: msmpeg2 vdec.dll 等) は、メリット値を無視して優先的に使用されており、DS
    Filter依存の動画ツールがそのデコーダを上手く利用出来ない場合がある。
    例えば、
     Easy RealMedia Producer 1.94、TMPGEnc Plus 2.56NSV Batch Encoder
      4/19/03は、MPEG2ファイルを素材として利用する事が出来ない Y (>_<、)Y
    DirectShow Filter Tool でMicrosoft DTV-DVD Video及びAudio Decoderの登録を解除
     しても復活してしまい、OSレベルで保護されているようだ。
  DSFilterベースの動画ツールで入力ファイルの対応を検討する際は、
    Windows Media Player以外のDSフィルタ依存のメディアプレイヤーを指標とする必要ある。
    筆者はこの目的に 「DV」 v0.78aプレイヤーを使用して再生している。
    DS Filterの再生過程を解析するには、GraphEditの進化版MONOGRAM GraphStudio
   
ここから入手)を利用すればDSFilterの解析能力が優れ、プレイヤー付きなので便利だ。
  
  Preferred Filter Tweaker for Windows 7ここから入手)が開発されており、これを
   使用してメリット値を無視する Microsoftのデコーダを無効化する事が可能だ \(^o^)/
    ⇒Preferred Filter Tweaker for Windows 7の有用性を参照

     
下図の如く優先フィルタを設定し、無効化の前・後で検証してみた。
=優先させたフィルタ(ページ表示)=
 
Windows Media Encoder9(フリーウェア)
   64ビット版Windows 7では、右警告で
    32bit用Windows Media Encoder 9を
   
導入する事が出来ない
    ・・・Microsoftさん、これは酷いでは
      ありませんか!
     その為に、Ulead VideoStudio 12 PlusWindows Media Encoder9を利用
      (
WMV9へ変換)出来ない(前記)。
     VideoStudio 12アップデートプログラム(2009.11.26):Windows 7用パッチが配布
     されているが、64ビット版Windows 7ではこの不都合を解決出来ない  ←x64 Y (>_<、)Y
   追記(2010.02.24)
     MovieWriter Ultimate 2010-無料体験版ここから入手)をインストール したら、
     32ビット用Windows Media Encoder 9(英語版)が一緒にインストールされた。
     結局この体験版は気に入らなかったのでアンインストールしたが、32ビット用
     WMEncoder9は残って64ビット用WMEncoder9と同居出来ている(下図は同時
     起動させたところを「Windows タスクマネージャー」で表示)
\(^o^)/
 
    最後に、マルチブートVistaの:\Program Files\Windows Media Componentsの
      Encoderフォルダと置換して日本語とした。
    Ulead VideoStudio 12 PlusでWMEncoder9を問題なく利用出来るようになった \(^o^)/
      ・・・シークトラブルも発生しない。
 
  AzWM9 SF(フリーウェア)は、EGGVistaの環境下では何故かデータ実行防
     (DEP:Data Execution Prevention:止)
機能が働いて作動しない!
     →Bcdedit /set nx AlwaysOff しても変換出来ない。
    Windows 7環境ではDEP云々はなく、環境を整えれば利用可能だが・・・
    64ビット版Windows 7では、32bitWMEncoder 9を導入出来ない為利用出来ない←x64 Y (>_<、)Y
    
追記(2010.02.24)
     「MovieWriter Ultimate 2010-無料体験版をインストール 」したら 一応変換出来る
     ようにはなったのだが・・・
     64ビット版Windows 7環境では何故か?100%変換後もDOSウィンドウが閉じず、
      強制終了しかなく、コントロールでシー
出来ないファイルとなってしまう 
x64 Y (>_<、)Y
 
     これは、ビデオデータ / オーディオデータ の位置を識するイデックス情報を、フ
      ァイルの末尾に格納する処理が何らかの理由で出来ない事によると思われる。

    <そこでシークを修正する方法>
     GetASFStreamの「INDEXを付ける」では、この不具合を修復出来なかった。
     WMVConcat2008R6は、64ビット版Windows 7環境では上手く作動しなかた。
     →Windows MediaストリームエディタWMEncoder9に付属)で修復可能だった。
      (1)ソース配信対象を選択の欄の下にあるソースの追加ボタンから、修復したいWMV
        (ASF)ファイルを選択。
      (2)選択した動画名が表示されるので、動画名の横にあるチェックボックスにチェック
        を入れ、追加ボタンをクリック。
     (3)右側の出力配信対象を設定の欄に配信対象という表示が出たらファイルの作成
       をクリック。
      (4)出力する動画の名前と出力先を指定して開始ボタンをクリック。
 
    暫し待てば修復されシーク可能なWMV(ASF)ファイルが出力される \(^o^)/
 


 その他の動画関連の問題
  PT1ライバの64bit版への導入
   64ビット版WindowsへのPT1ドライバの導入は、厄介な方法でインストールしないと成
    功しない。
    導入法は→「64bit版Windows 7でPT1ドライバを導入する方法 」を参照
  
  Microsoft純正ツールのインストール ←64ビット対応版も導入
   PT1関連ツールの作動等、何かと動画関連ソフトで必要となるMicrosoft純正ツール
     32ビット版と64ビット版が別々に配布されているので両方のライブラリ
      Microsoft Visual C++ 2005 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) (x64) と
      Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86)(x64) と
     をインストール。
     64ビット対応のDirectX エンド ユーザー ランタイム(DivX 11)をインストール。
  
  32bitDLL関連のインストール
   64ビット版 Windowsでは、32bitDLLのインストールフォルダが 64bitDLLの格納先であ
    る "C:\Windows\System32"から"C:\Windows\SysWOW64"へ変更になった為、
    32ビット版動画ソフトで利用するには以下のツールのインストールを変更する事が必
    要となった。
   A)Huffyuv、Lame MP3
     Huffyuv、Lame MP3をインストールする場合は、自力でインストール先をSysWOW64
     へ変更する事で対処可能だ。 
     →「x64 Windows 7にHuffyuv, Lame MP3をインストールする方法 」を参照。    
  
  B)AC-3 ACM Codec
     AC-3 ACM Codec 1.4をインストールする場合は、上記のLame MP3に準じて試行錯
     誤しても不成功だった。こちらの記事を丸々コピーして実行したら成功した。
     →「x64 Windows 7にAC-3 ACM Codecをインストールする方法 」を参照。   
    
   訂正(2010.04.xx)
     AC3Filter(ここから入手)は、バージョン1.60b(x64 support!、2009-05-18)から
     Fullエディターで32bit/64bitのAC3Filter/ACM Codec を同梱して提供していた!
   

   注意: 32ビット用のHuffyuv、Lame MP3及びAC-3 ACMを付属の .inf ファイルで右クリ
      ック「インストール」してしまうと、 64ビット用のHuffyuv、Lame MP3及びAC-3 ACM
      がインストールされている場合は置換されて使用出来なくなってしまうので注意が
      必要だ。
   
   C)Windows Media 9 VCM の日本語化パッチここから入手)
     Windows Media 9 VCM の日本語化パッチをSystem32に入れてパッチしてもエラーとな
     ってしまう。SysWOW64に入れれば成功する。     
  
   D)AviUtlの出力用プラグイン「拡張 x264 出力(GUI)」
     pathreaVC2.dllを必要とするx264.807.release 01.rarは面倒な対応が必要であろうが、
     pathreaVC2.dllを必要としない x264.1271.release01.rarならその必要はない。     
     →「64ビット版Windows 7での使用 」を参照。
  追記(2010.02.24)
   E)On2 FLV Splitter
     flvsplit.dll(On2 FLV Splitter)+ flvdecvp6.dll(On2 FLV VP6 Decompressor)の導入
    は、コピー先をSysWOW64へ変更する事で対処可能だ。 
     →「FLV Splitterを用いてWMPでFLVを再生 」を参照。    
      
  Gabest's MatroskaSplitter-x64のインストール
   64ビット版 Windows 7のWindows Media Player12(32ビット版)でMKVファイルの再生を可能
    にする。 ここから入手して、
   1)解凍したMatroskaSplitter-x64フォルダをC:\MatroskaSplitter-x64に配置。
   2)gabest_splitter_enable.cmdをメモ帳で
    C:\Windows\SysWOW64\regsvr32.exe "C:\MatroskaSplitter.ax"
    C:\Windows\system32\regsvr32.exe "C:\MatroskaSplitterx86.ax"
    ↓
  
    C:\Windows\SysWOW64\regsvr32.exe "C:\MatroskaSplitter-x64\MatroskaSplitter.ax"
    C:\Windows\system32\regsvr32.exe "C:\MatroskaSplitter-x64\MatroskaSplitterx86.ax"
    に書き換えて、右クリック「管理者として実行」を選択する。
   3)v7-WMP11-MKV-MKA-x64.regを同じC:\MatroskaSplitter-x64内に配置。
     ダブルクリックしてレジストする。
   4)OSを再起動  


   ⇒Haali Media Splitterが何時の間にか、MKVファイルとMPEG2-TSファイルとを 同時
    に上手く Windows Media Player12で再生出来るようになっていた \(^o^)/
  
追記(2010.01.09)
  64ビット用エンコーダの入手とインストール
   64ビット版 Windows 7の 64ビット版DirectShowベースの動画ソフト(VirtualDub AMD64
   
でエンコーダを利用するには64ビット用コーデックが必要
    a)一括入手:こちらの「squid_80から AviSynthx64とそのプラグイン、フィルタ類
     共に入手が可能だ。  何時リンク切れとなるか心配なので →筆者の保管庫へ。
     いずれのコーデックも解凍後、..infファイルを右クリック「インストール(I)」を実行。
 
映像コーデック
XviD(v1.2.127,2005.04.23版)、x264vfw(Core36,2005.10.23版)、
Huffyuv(v2.1.1)
音声コーデック
LameACM(2007.08.06版)、AC3ACM(2006.04.02版)
    b)Lagarith Lossless Video Codecこちらから入手。今回は下記を使用。
    Lagarith Installer (v1.3.20) An installer for 32 and 64 bit versions of windows
     このインストーラは32ビット/64ビット兼用でいずれもインストールされる。
    c)ffdshow_rev3124_20091103_clsid 64ビット用(ここから入手)
    *
現在のところは、64ビット用のDivX, VP6 や wmv9VCMの入手は困難。
     →「VirtualDub AMD64で圧縮・変換」を参照。
   
    なお、Proxy Codec64ここから入手)を利用すればAMV Video Codecの他にも32ビ
      ット用DivX, VP6やwmv9VCMの利用がVirtualDub AMD64で可能となる。
   
 その他の64ビット用動画関連ツール
   64ビット版 Windows 7では、以下の64ビット用動画関連ツールも一応インストールしたが、
   MediaInfo以外は現時点では64bit用Windows Media Encoder9と同様に使用する機会は
   少ない。

    ffdshow_rev3124_20091103_clsid 32ビット用と64ビット用(ここから入手)
   MPC-FLV Splitter 1.3.1249.0 32ビット用と64ビット用(ここから入手)
      導入方法は→「<補足>64ビット用MPC-FLV Splitterの導入」を参照。      
   MPC-HomeCinema 1.3.1249.0 32ビット用と64ビット用(ここから入手)
   MediaInfo_GUI_0.7.25_Windows 64ビット用のみ (ここから入手)
   DirectShow Filters (64-bit)類こちらから入手
    Matroska Splitter、Ogg Splitter、MP4 Splitter、AVI Splitter、MPEG Splitter、FLV Splitter
    DirectVobSub(VSFilter.dll)
    32ビット用:DirectVobSub 2.39(ここからインストーラ付きvsfilter.2.39_nt.exeを入手)
    64ビット用:DirectVobSub 2.37(ここからVSFilter.7zを入手して解凍)
     解凍した”VSFilter.dll”と同じフォルダに、メモ帳で以下の如く記載して作成した”install.bat”
     を入れて、管理者として実行(ystem32フォルダにコピー。レジストリに登録)。
      @echo off
      copy /b /y "VSFilter.dll" "%WinDir%\system32\VSFilter.dll"
      regsvr32 "%WinDir%\system32\VSFilter.dll"
  
TMPGEnc Plus2.56 ←x64 Windows 7に未対応
   64ビット版 Windowsでは、TMPGEnc Plus2.56(=2.506)をインストーラでインストール出
   ない(ファイナルバージョン2.524はインストール可能なのだが・・・)。
    姑息的導入方法は
→「64bit版Windows 7でMPGEnc Plus2.56を導入する方策」を参照。
   
A's Video Converter +Avivo VideoConverter 9.2 ←x64 Windows 7に未対応
   64ビット版 Windowsでは、Avivo VideoConverter 9.2をインストーラでインストール出来
    ない(32ビット版では、9-2_Vista32_xcode...でインストール可能)。
    姑息的導入方法は
→「Windows 7でATI DirectShowフィルタを導入する方法」を参照。
   なお、別記の理由(ここを参照)で ATI MPEG Video Decoderのメリット値をDirectShow
      Filter Tool
を用いて、0x005fffff→0x001fffffに変更して使用。     
  
Dr.DivX 2.0 OSS
   Windows 7では、Dr.DivX2.0.1 b7は上手く作動せず。DivXコーデックを読み込めず、素材
     の読み込みも出来ない。
    Dr.DivX2.0.1 b2は、一応
問題なく利用する事が可能だが、Windows 7本来のMicrosoft
     デコーダ環境のままで使用していると、エラーとなってその後適切なコーデック環境に
     も全く変換出来なくなってしまう。

     その対策は→「64ビット Windows 7でのDr.DivX 2.0 OSSの使用について」を参照。
  
QuickTime7.6.5 ←64ビット版Windows 7では二つの不具合!
  以下の不具合は、QuickTime 7.6.62010.03.31配布)で解消された \(^o^)/ぅわ〜ぃ
   従って過去の記事となってしまったが、残しておく。
 
   1)64ビット版 Windowsでは、QuickTimeのStandAlone再生は問題なさそうだが、Webブラ
     ザ等に埋め込まれた場合はコントロールバーが黒帯となってシーク操作が出来ない!
    ・・・Windows2000の最終バージョンQuickTime 7.1.6でも同じ現象だった。
       →「Windows 7環境ではQuickTimeのEmbed方式での再生に不具合」を参照。   
   2)64ビット版Windows 7では、QuickTimeVRパノラマムービーの再生が出来ない
  ・・・いずれも何時かは改善されるのであろうが・・・
  
  MPEG Streamclip for Windows 1.2
   
QuickTimeのシークバー不具合の為にカット編集用途に支障を来たしている
   Windows X-P Modeで使用
    Windows VirtualPCのXP(メモリー1,024MB)上でMPEG Streamclipを作動させて
    みたが、非力なパワーの為 ホスト側のFullハイビジョンサイズのH.264圧縮素材(H.264
    _AAC/mp4)をネットワークドライブ経由で使用したところ、コマ落ち再生・停止してシー
    クバー操作は難しく使い物にならなかった (>_<、)
  追記(2010.01.25)
    VMware Player 3.0の XP(メモリー2,048MB、2CPU)上で MPEG Streamclipを作
    動させてみたところ、ホスト側のFullハイビジョンサイズのH.264圧縮素材(H.264_AAC
    /mp4)独自共有フォルダで使用しても再生は遅延するものの、カット編集は一応可能
    となった(「VMware Player 3.0の性能」を参照)。但し、少々忍耐が必要←x64Y(>_^;)/
  追記(2010.04.02)
   MPEG Streamclipの不具合も、QuickTime 7.6.6で解消された \(^o^)/
  
MP4Exporter1.97 ←64ビット版Windows 7では作動しない
   MP4Exporter1.97こちらを参照)は、64ビット版Windows 7では作動しない
   
Windows 7 Professional版として、仮想マシンソフトVMware Player 3.0でXP Mode
     を借用して使用
 

<参考A>「管理者権限で実行」すれば解決する・・・Vistaの場合とほぼ同じ
ユーザーアカウント制御(UAC)無効の環境下では、すんなり作動するが、UACを有効
にすると実行出来ない以下のソフト・ツール。
「管理者権限で実行」すれば、
1)DirectShow Filter Tool 1.04(フリーウェア):設定変更が出来るようになる。
2)regsvr32で実行するFLV Splitter, RealMediaSplitter(フリーウェア):レジスト
   する事が出来るようになる。
3)GetASFStream2.2.0.4+WinPcap4.0(フリーウェア):WinPcapのプロトコル解析が
   可能となる。
4)ImageReady2.0(市販):起動可能となり、問題なく実行出来るようになる。
  
<非動画ツール>
5)Dreamweaver4(市販):ファイルの保存が出来るようになる。
 なお、VAIOのVPCCW19FJ/WではMicrosoft Office Personal 2007とコンフリクトして、
   残念ながら何故か起動しない
こちらを参考に、
   視覚テーマ、Windows Aero 、UACを無効。Windows XP 互換モードで実行などの
   姑息的な方策では解決しない (>_<、)
   
Windows X-P Modeで使用するか、Office2000 Standardとなら使用可能だ。
6)DiskMirroringTool 1.22(フリーウェア):同期する事が可能となる。
7)Spybot S&D 1.6(フリーウェア):免疫、設定保存が出来るようになる。
   スキャンのスケジューラを自動で実行出来なくなるので、工夫が必要。
   なお、SpybotSD.exeは隠しファイルとなっている。
8)FFTP 1.96(フリーウェア):設定保存が出来るようになる。
9)透明時計 1.78(フリーウェア):設定保存が出来るようになる。
その他:インストール段階で、UACの無効や管理者権限で実行したソフトもあるのだ・・・
 LHaz:管理者権限
 
一方、UACを有効にして実行しないと上手く作動しないツールが存在する。
  TMPGEnc Plus2.5、WindowsDVDメ-カ- 6.1

<参考B>非動画ツールで 64ビット対応版の導入
   非動画関連ツールで64ビット対応版の導入が必要だったもの
     EPSON PM-A920スキャナー・プリンター複合機のドライバは、本家から入手。
     EPSON PM-750C(1997)は「プリンタの追加」で、Web更新すれば利用可能となった。
     EPSON GT-7000Sスキャナー(1999)の64ビット対応ドライバの入手は困難   ←7Y (>_<、)Y 
     *XP Modeで利用出来ないか模索したが、統合機能を有効に出来なくなった。
       Win7/64ビット対応のUSB-SCSIコンバータの購入(9,680円)が必要だが・・・
     NVIDIAドライバx64
     UltraVNC1.0.6.5(x64)は、デスクトップガジェットやCLaunchの表示が出来なかったが、
     ⇒UltraVNC1.0.8.2(x64)では、この不具合は解消した(→こちらを参照) \(^o^)/
     avast! 4.8 Home Edition:手動でしか上手くウイルス検査が出来なかったが・・・
    ⇒アバスト!無料アンチウイルス 5.0
     
スケジュールで、スリープを解除してウイルス検査を自動実行出来る \(^o^)/
      64ビットOSでは、ブートタイム検査が未だ対応していないのは残念。
      <結果>
       脅威:地デジAVCREC,relCPRMのツール,FairUse Wizard 2.5 LE
       エラー:Video DVD Maker Free, QuickTime Alternative, Real Alternative,K-Lite
           Ciodec pack,MOV_MP4 to AVI,StarBurn10,EPSON PhotoQuicker
     gred AntiVirusアクセラレータ (x64)
     Comodo Internet Security 3.13 x64 :言語バーのゴーストが表示されてしまう (?_?)
     ⇒「Google 日本語入力」をインストールしたら解消した。
     Puran Defrag Free Edition 7.0+日本語化:高機能デフラグツール
     Windows 7 用 Windows Help(Windows6.1-KB917607-x64.msu)
     HWMonitor(x64) 1.15、Core Temp 0.99.6(x64)
     CLaunch 64-bit v2.73、 JAVA x64bit、 BlueScreenView 1.15等
 
<参考C>インストーラが .exeから .msi へ変更
   64ビット版Windows 7では、DiCE for Windows 1.59:EXE Packageではインストール
    不可→インストーラがMSI(Microsoft Windows Installer)に変更された。
   
<参考D>古いタイプのヘルプファイルを開く
   Windows 7で古いタイプのヘルプファイル(".hlp" の拡張子を持つ32 ビット ヘルプ ファイル)
   を表示するためには、

    Windows 7 用 WinHlp32.exe をインストールする必要がある。

  
<参考E>クラシック型スタートメニューとクイック起動の復活
   1)Windows 7になって、「クラシックタイプのスタートメニュー」は完全になくなってしまった。
     新規にフォルダを作ってカテゴライズしようとしても、フォルダ移動を禁止しているアプ
     リもあり思うように配置・整理が出来ない。
    →Vista Start Menu を導入
      ファイル名を変更出来ない事が時々あるも、Windows 7標準のスタートメニューと
      比較すれば使い勝手は良いが・・・
    ⇒Classic Shell 1.9.2 を導入
      Vista Start MenuよりもSkinは豊富で、WindowsXP相当に近く設定が可能。
   2)Windows 7になって、タスクバー上の「クイック起動」がなくなってしまった。
    →タスクバーにて右クリック>ツールバー>新規ツールバーをクリック。表示された
      フォルダ欄に
       %userprofile%\AppData\Roaming\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch
      と入力し 「フォルダの選択」ボタンをクリック...で表示が可能。
    但し、再起動するとタスクバーからクイック起動フォルダが消えてしまう現象が発生。
      こちらの記事とここの記事を参考にしても解消出来ず手詰まり状態だ。
      何時の間にか解消していたが・・再び発生・・・再び解消・・・再び発生
     <結論>「言語バー」を最小化していないと回避出来る  (?_?)
   3)Windows 7になって、フォルダ内(デスクトップではなく)ではアイコンの自動整列の解除
     が出来なくなってしまった・・・解決策がいまだ見つからない          ←7Y (>_<、)Y 
    
追記(2010.12):やっとその方策の有る記事が見つかった。
    →Win 7編: フォルダー内の自動整列を無効にし、Windows XP時代の操作性を取り戻す
      でレジストを編集
    ⇒Win7のエクスプローラに「自動整列」、および「等間隔に整列」を組み込むツール
      「Win7自動整列拡張」のGUIで導入
   
<参考F> トリプルブート環境でブートマネージャの再構成
   筆者は Windows XP 32bit + Vista 32bit +Windows 7 64bit のトリプルブート環境で使
   用 しているが、ブートローダの表示と表示順序を変更するには、
   コマンドプロンプトでbdcdedit.exeを起動してブートマネージャを再構成する方法(こちら
     の記事を参照)があるが、恐ろしくて編集する事に躊躇してしまう。
<備考>設定後のブートマネージャ(ページ表示
   EasyBCD(フリーウェア、ここから入手)は、Windows Vista以降に搭載されたブー
      トローダ“Windows ブートマネージャ(Bootmgr)”の設定をGUI で簡単にカスタマイ
      ズ出来るツール。名前の変更以外にも、表示の順番、デフォルトOSの変更や登録
      されているOSの削除も可能(使用方法は、こちらの記事を参照)。
      Windows 7でも問題なく作動するとあるが、筆者は別のマシーンのVista とWindows
      7RCのデュアルブートにおいてRCを削除する予定にしているので、その予備試験
      も兼ねてVista上でEasyBCD 1.7.2を使用して実行した。
    先ず、「Manage Bootloader」で編集前のブートマネージャを保存しておく。
    次に、「Change Settings」で気に入らない名前を変更する。
     今回は「以前のバージョンのWindows」→「Windows XP」に、「Microsoft Windows
      Vista」→「Windows Vista」に変更した。
    「Add/Remove Entries」で、OSの表示順序をリリースされた順に変更。
    「Change Settings」に戻って、標準起動OS(今回はWindows 7)と起動までの待ち
      時間(今回は10秒)を設定。
    結果
     起動途中のWindowsブートマネージャーで期待通りに表示された。
    <備考>ブートローダの一般的知識 ・・・こちら記事を参照。
      OS起動時の過程:MBR(マスターブートレコード) → ブートセクタ → ブートローダ
       (Windowsを起動させるプログラム、Windowsブートマネージャー)における
       "ブートローダ"は、どこに保存されているのだろうか?
       ・・・最初にインストールたOSのパーテションのルートに、WindowsXPは :\ntldr 、
         Vistaは :\bootmgr のファイルとBoot(BCDブート構成データ)フォルダとして
         存在(いずれも保護されたオペレーティングシステムの隠しファイル/フォルダ)。
      ブートローダの編集とシステムのブートは
       XPでは:\boot.iniファイルで、このテキストファイルを参照してブートしていた。
       Vistaでは:\Windows\System32\bcdedit.exeとなり、BCDストアに保存される情
        報を参照してブートするようになった。
       *BCDデータが完全にバイナリ・データベース化されているので、テキスト・エデ
         ィタで簡単に編集するというわけにはいかない。

      さて、トリプルブートから最初にインストールたXPのみを削除する方法を思案中なの
      だが、並大抵の事ではなさそうだ ☆(´ヘ`;)?
      ・コマンドラインで、XPのブートマネージャ(bootmgr)とブート構成データ(「Boot」フ
        ォルダ)をVista側にコピーする。
      ・コンピュータの管理でVistaパーテションをアクティブに設定。
      ・Vista側で管理者としてコマンドプロンプトで XPのBCDエントリーを削除。
      ・XPのインストール先パーテションをフォーマット。
 
  
<蛇足> 映像圧縮プログラムの表示に問題
      何時の間にか、DSFilter依存の動画編集ソフトAviUtl, TMPGEnc Plus, VirtualDubMod
      等で任意のビデオコーデックを利用出来なくなってしまっていた ┓(´_`)┏
      任意のユーザーに対するアクセス制御に不整合が生じたのであろうが・・・ ?(゜_。)?
      取り敢えず補修を試みずに、他のユーザー”Administrator”で作業する事とした。

追記:x64 Windows 7でメモリーを増量して動画の変換・編集を高速化
       →「x64 Windows 7で動画の変換・編集を高速化」へ独立させました。
追記:VMware Player 3.0 の性能」は、→こちらに独立しました。


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