VMware Player 3.0 の性能 |
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=VMware Player 3.0は64ビット版Windows
7で能力を発揮出来る=
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(2010.01.30作成)
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最新版のVMware Player 3は、仮想マシンの作成機能が搭載され、グラフィック機能 もDirectX 9.0cのShader Model 3.0やOpenGL 2.1をサポートする等大きく進化した。 Windows 7上で Windows XPを最適に実行出来るようユニティ、フォルダ共有機能が 搭載された。 Windows Vista/7で使えなくなった動画編集ソフトが、Windows VirtualPCではパフォ ーマンス不足で上手く動作しなかったので、VMware Player 3で快適?に作動させる 事が可能か検証してみた。 ホストのマシン環境は、Intel Core 2 Quad Q6600(2.40GHz)、DDR2(PC2-6400)6GB、 GeForce9600GT(VRAM 512MB、Drive v195.62)。 OSは 64ビット版Windows 7 Professinal で、Windows XP Modeを無料で借用した。 |
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なお、「ユニティモード」で MPEG
Streamclipを作動させてみたところ、 Full-HDもHD-SHQ(1,280x720、29.97fps)も、ガクガク再生後すぐに停止して しまって使い物にならなかった。 DVDサイズのH.264_AAC/mp4 や Full-HDサイズでもMPEG2動画なら、「ユニ ティモード」でもほぼ問題なく再生・編集が可能だ。 |
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IV.DVD Workshop 1.2の操作感 Windows Vista/7でお蔵となってしまたDVD Workshop 1.2の動作を検証した。 素材は、ホスト側のMPEG2動画(MPEG2_MP2/mpg,720x480)を独自共有フォル ダ経由で用いた。 以前のVMware Server+VMware Player 2はパフォーマンスの点で使い辛 かった経験があったが、新バージョンでは操作の動作がやや遅い程度で、編集 から DVDの書き込みまで問題なく使用可能だった \(^o^)/ なお、Windows Virtual PCのXP上での検証では、素材の読み込みや再生に 長時間を必要とし、編集作業は困難を極めて使用に耐えなかった。 |
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V.備考 1)vmplayer.exeは32ビットアプリケーションとして起動するが、vmware-vmx.exeは 64ビット版Windows 7では64ビットアプリケーションとして作動する? 2)仮想マシンは手持ちのBD対応市販DVD Playerには対応出来ておらず、 Power DVD8 Ultraは起動せず、WinDVD8 for I-O DATAはインストール出来なかった。 好みにもよるが、フリーのDVDビデオ対応でCPU負担の少ないマルティメディア プレイヤー SPlayerを「Perfomance Mode」で使用するか、KMPlayerを使用 するのが良い →「SPlayerの試用経験」を参照。 3)VMware Player 3をインストールすると、ホスト側OSのCD/DVD及びUSBいずれ のドライブも自動再生機能は強制的に停止させられてしまう。 *ホストOSにDesk Drive64 v1.8.2をインストールすれば、ドライブアイコンをデス クトップに自動表示可能となるが、VMware Playerは作動しなくなってしまう。 又、VMware PlayerをアンインストールしてもホストOSドライブの自動再生機能を 復活出来ないという困った後遺症がある! |
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NHCを使って下記VI 1)、2)の手順に準じて変換後、仮想マシンを作成した。
4-2)Windows 7 ProのC:\Program Files\Windows XP Mode内にあるWindows XP Mode base.vhdイメージを、VMware用の.vmdkに変換して組み立てたと ころ・・・起 動初期の「Windows...セットアップ」でマウス操作が出来ず停止 してしまう。 4-3)上記Windows 7 ProのVMware Player 3.0で使用したXP Modeの.vmdkイメ ージを、敢えてVMwareの.vmdkイメージに再変換して組み立 てれば、 ・・・起動する事は可能だが、ライセンスの購入を求められてしまう。 他で使用中のXPのプロダクトキーを入力すれば、無料で使用出来るの だが、如何? |
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VI. Virtual
PCのディスクイメージをNHCで変換してVMware Playerで使用 NHC(ここから入手)は、VMware(.vmdk形式), VirtualPC(.vhd形式), Bochs(.img 形式), VirtualBox(.vdi形式)等で作成した仮想マシンのハードディスクイメージを 他の形式に変換する事が出来るツール。 今回は、Microsoft Virtual PC 2007 SP1で使用していたディスクイメージ(.vhd) を、NHC Ver.0 alpha34Xを使ってVMwareのディスクイメージ(.vmdk)に変換し て、Windows Vista上のVMware Player 3.0で使用してみた。 |
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2)次に、VMware Player3.0で新規仮想マシンを作成した後、作成されたハードデ ィスクイメージ(.vmdk)を VirtualPCから変換したディスクイメージに取り替える。 |
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3)仮想マシンの再生
起動したら VMware Toolsをインストールする前に、VirtualPCに関連するプログ ラム(筆者の場合は、「バーチャルマシン追加機能」)を削除しておかないと、 マウス操作が不能となって(アクティベーション出来ないので)以後使えない! |
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<NHC配布元のコメント> (重要)VirtualPC用のイメージをVMware用に変換し使用する場合は、VMware Toolsをインストールする前に [プログラムの追加と削除] ([Add or Remove Programs])からVirtualPCに関連するプログラム(Virtual Machine Additions のような名前またはVirtual PC 統合〜のような名前かもしれません)を削除 してくだい。削除しないとマウスの動きがおかしくなります。 4)使用するシステム構成が変更となったので、再度アクティベーションを求められ るがプロダクトキーの入力は必要とせず登録が可能。 <結果> マウストラブルが解決されれば問題なく作動するようだ。 |