MPC HomeCinemaのBD再生機能

MPC HomeCinemaのBD再生機能
 
MPC HomeCinema 1.2は Blu-rayビデオの再生が可能だが未だ不完全対応
(2009.06.23作成, 09.09.30更新)
Media Player Classic Homecinema(MPC HomeCinema)は、シンプルで軽量な
  Media Player Classic(MPC)をホームシネマ向けにした派生版で、ティアリング(画面
  のちらつき)対策、64bit版Windowsのサポート、Shuttle PN31 (赤外線リモコン)のサ
  ポート、OSD(っぽい)表示、言語ファイルの外部化などの改良がされている。
MPC HomeCinemaは、Windows Media Playerと同様にDirectShow(DS)依存性プレ
  イヤーで、多くの形式の動画に対応した自前のコーデック・DSフィルタ類を内蔵してお
  り、GOMPlayerと同様に外部フィルタを導入して対応形式を増やしたり、内部フィルタと
  置き換えたりする事も可能となっている。
MPC HomeCinemaの特徴は、
 1) Windows Vistaの描画方式 「EVR」(Enhanced Video Renderer,拡張ビデオレンダラ)
   にいち早く対応し、Aeroを有効にしたまま動画の再生が可能となったが、最近では
   多くのプレイヤーがEVRに対応している。
 2) DXVA(DirectX Video Acceleration、DirectX ビデオアクセラレータ)を使ったグラフ
   ィックチップGPUの動画再生支援機能の利用が可能。この機能を利用出来る無料プ
   レイヤーはGOMPlayer以外は稀有だ(「DXVAを使ったGPU動画再生支援機能」)。
  *最近、NVIDIAのGeForceには「Pure Video HD」、ATIのRadeonには「AVIVO HD」と
    いう動画再生支援機能が搭載されている。
    H.264やVC-1などの圧縮動画のデコード以外にも、GeForceは走査線ズレの低減、
    Radeonは鮮やかな発色となめらかな階調表現を支援すると云う。
 3) DVDビデオの再生が可能な無料のマルチメディアプレイヤーは多いが、現時点では
   唯一、バージョン1.2.908.0から Blu-ray ビデオの再生にも対応した。
そこで今回、MPC HomeCinema 1.2のBlu-ray ビデオ再生機能について検討したとこ
  ろ、未だ不完全対応であった。又、内蔵H.265/AVCデコーダの性能も優秀とは云えな
  かったのでその現状を記述した。
  マシン環境は、Intel Core 2 Quad Q6600(2.40GHz)、DDR2(PC2-6400)2GBx2、
   GeForce9600GT(VRAM 512MB、Drive v182.50)
   Windows Vista HomePremium(SP2)で実行した。
   光学ドライブは、I-O DATAのBD&HD DVDコンポドライブBRD-SH6B(LG電子のGGW
   -H20N)を使用した。
 
 A.入手先とインストール
MPC HomeCinema v1.2(MPC-HC v1.2.908.0 / 32 bits)を、ここから 入手。
解凍して適当な場所に配置すればそのまま使用可能となっている。
初回起動時は英語表記になっているが、「View」メニューの「Language」で「Japanese」
 を選択すれば、以後は日本語表記となる。
 
 B.環境設定
 初期設定ではWindows VistaのAeroが強制的に無効になるので、以下の如く 「表示」
 
メニューの「オプション」で環境設定を変更する。
 1)「再生」>「出力」の「DirectShowビデオ」欄で、「システムデフォルト」から
   Vistaなら「EVR(Vista/.Net3」を
、WindowsXPなら「VMR7(ウインドウ)」を選択。
 「再生」>「出力」の説明ここから=作成中= 取り敢えずはこちらを引用

 
2)「内部フィルタ」>「変換フィルタ」
    動画再生支援機能が有効になっていない場合、フルHD動画再生時にはシ変換
 
    時に短時間描画が乱れて再生される事がある

    環境によっては、MPC HomeCinema内蔵のフィルタ類とインストール済みのコーデ
     ックとの相性で動画を正常に再生出来ないがある。

    このような時は、内部フィルタの設定を変更すると改善する場合がある。 
    今回は、H264/AVCデコーダの設定について検討した。
    なお、SplitterはMPC内蔵のMatroskaやMP4/MOVを利用せず、Halli Media Splitter
       1.9.42.1を使用した(理由は別記のこちらを参照)。
    ・PanasonicHDC-SD9カメラのH.264_AC3.m2tsが素材の場合は、
     「H264/AVC(DXVA)」がチェックされている事を確認する。念のため「H264/AVC
      (FFmpeg)」のチェックを外す。
     これらが有効でないと筆者の環境ではffdshow2975の「H.264/AVC(libavcodec)」
      が自動的に利用される。
    v1.2では、v1.1には有った「DXVA有効」を
      チェックする項目が無い。
     いずれにせよ、ビデオカードがグレー色と
       なっているのは解せない?
   一方、
   ・Xacti DMX-HD1000のH.264_AAC.mp4が素材の場合は、「H264/AVC(FFmpeg)」
     のみをチェックしないと描画が極端に乱れ鑑賞する事が出来ない。

   ・AVCHDが素材の場合には、v1.2の内部フィルタ「H264/AVC(DXVA)」では描画
     が極端に悪かった為、外部のH.264/AVCデコーダを追加して比較検討した。
     即ち、「H264/AVC(DXVA)」と「H264/AVC(FFmpeg」のチェックを外して、
  3)「外部フィルタ」の「フィルタの追加」から、H.264/AVCデコーダとして利用可能な
    筆者のシステムにインストールされている 3種類のデコーダを登録。
    (1)CoreAVC Video Decoderは、v1.5.0.0(Aug 4 2007..)を使用。DXVAの利用は
      不可(こちらの記事を参照)。
    (2)ffdshowは、tryouts revision2975(May 28 2009..)を使用。現バージョンでは
      DXVAの利用は不可。
    (3)CyberLink H.264/AVC Decoder(PDVD8)は、PowerDVD8 Ultra b8.0.2217に
      含まれるデコーダを使用。 
    最終的には成績に示す如く、「CyberLink H.264/AVC Decoder(PDVD8)」を選択
      して「優先する」にチェックを入れた。
    なお、VC-1動画の映像デコーダWMVideo Decoder DMOとMPEG2動画の映像
       デコーダCyberLink Video/SP Decoder(PDVD8) (いずれも DXVA Checker
       では DXVAに対応)も念のために登録した。
   「フィルタのプロパティ」の設定
    フィルタ部分をダブルクリックするか、再生中
     に「再生」メニューの「フィルタ」から選択して
     表示する。
    内蔵のH264/AVCフィルタは、インターレース
      解除とカラー調整機能を搭載していない。
      何故かv1.2では「DXVA有効」をチェックする
      項目が無い。グラボがグレー表示となって
      おり解せない(右図は再生中に表示)。
    外部フィルタ「ffdshow」は、「画質のプロパティ
      」で調整可能だが、今回は設定を変更して
     検討していない。DXVA設定の項目は無し。
    外部フィルタ「PDVD8」は、「Color Control」が
      グレーとなって操作出来ない(下右図)。
      「Use DxVA」にチェックを確認。
    なお、内部フィルタ「MPEG-2 Video」は、カラ
      ー調整が可能となっている(下左図)。
 
 C.特殊動画の再生
 I. Full HD画質H.264/AVC圧縮動画の再生とデコーダの優劣
    筆者が常用しているHDC-SD9で撮影したMPEG2-TSファイルとXacti DMX-HD1000
     で撮影したMPEG-4 AVC/H.264ファイルを素材として、MPC HomeCinema 1.2内蔵
     のH264/AVCデコーダの映像描画能を外部フィルタと比較検討した。
   成績(映像描画能の優劣)
 
H264/AVCデコーダ
   素材
内部フィルタ
外部フィルタ
H264/AVC
(DXVA)
H264/AVC
FFmpeg)
CoreAVC
v1.5
ffdshow
rev2975
PDVD8
b8.0.2217
 H.264_AC3.m2ts
 (PanasonicHDC-SD9)
劣悪
描画不良とノイズ
×
クラッシュ
×
クラッシュ

インターレース様
優秀
 H.264_AAC.mp4
 (Xacti DMX-HD1000)
×
描画不可
劣悪
インターレース様
×
クラッシュ

インターレース様
優秀
       PanasonicHDC-SD9: Panasonic製のビデオカメラ HDC-SD9のHGモードで撮影
        してHD WriterでムーブしたMPEG2-TS[映像:H.264/AVC(High@L4.0)、解像度
        :1920x1080、29.97fps、8.6Mbps]ファイル
       Xacti DMX-HD1000: SANYO製のムービーカメラ Xacti DMX-HD1000のFull-HD
        モードで撮影したMPEG-4 AVC/H.264[映像:H.264/AVC(Main@L4.0)、解像度
        :1920x1080、59.94fps、11.7Mbps]ファイル
H.264_AC3.m2tsファイルの再生
  内部フィルタ
   H264/AVC(DXVA):描画が上手く出来
    ず、ノイズの多い映像となってしまう
    (右図)。
   H264/AVC(FFmpeg):再生と同時にク
     ラッシュしてしまう。
  外部フィルタ
   CoreAVC v1.5:再生と同時にクラッシ
    ュしてしまう。
   ffdshow rev2975:動きが速いシーンで
    はインターレース様描画となるが、映
    像はホドホドだ(下左図)。但し、今回
    は詳細設定の調整を行っていない。
   PDVD8 b8.0.2217:インターレース様描
    画もノイズも見られず映像は綺麗だ
    (下右図)。
内部 H264/AVC(DXVA)
 
外部 ffdshow
外部 PDVD8
 

H.264_AAC.mp4ファイルの再生
  内部フィルタ
   H264/AVC(DXVA):映像が全くと言っていい程描画出来ない。
   H264/AVC(FFmpeg):著明なインターレース様映像となる(上左図)。
  外部フィルタ
   CoreAVC v1.5:再生と同時にクラッシュしてしまう。
   ffdshow rev2975:動きが速いシーンではイ ンターレース様描画となるが
    (下左図)、 「インターレース解除」すれば消失する(下右図)。
   PDVD8 b8.0.2217:インターレース様描画もノイズも見られない(上右図)。
 
内部 H264/AVC(FFmpeg)
外部 PDVD8
 
 
外部 ffdshow:インターレース解除前
外部 ffdshow:インターレース解除後
 
   結果と考察
     MPC HomeCinema 1.2内蔵のH264/AVCデコーダの描画能は、CyberLink H.264/
      AVC Decoder(PDVD8)に匹敵するような満足出来る映像は得られなかった。
     内蔵のH264/AVCフィルタには、「インターレース解除」機能が搭載されておらず、又
      FFmpeg設定の「H264ブロック低減省略モード」の機能・効果が解らない。
 
 II. DXVAを使ったGPU動画再生支援機能の利用  ⇒こちらを参照。
 
追記・訂正(2009.09.30)
 III. MPC HomeCinema 1.3によるBDの再生
「ファイル」メニューの「Open Directory」から、Blu-rayドライブのパスを選択して再生する。
*以前の検討は、「ファイル」メニューの「DVDを開く」から再生した誤った成績を提示して
  しまったので、今回MPC HomeCinema 1.3.1249を用いて以下訂正した Y (>_<、;)Y
  対象に用いたBD素材は、以下の 6種類。
   BD-REへライティングした素材とISOファイル化した素材を再生して検討した。
1)Blu-ray Video(CARS:特典など)
   [映像:市販BDビデオのH.264/AVC(High@L4.1)、1920x1080、23.976fps、27.6
    Mbpsそのまま]
   市販のブルーレイビデオ作品から AnyDVD HDでリッピングしたBDMV (H.264
    、AC3)
    (「Blu-rayビデオのリッピングとバックアップ」を参照)
2)VideoStudio12(PEKIN:menu付)[映像:Ulead VideoStudioで変換したMPEG2]
   Xacti DMX-HD1000で撮影したMPEG-4 AVC/H.264を、
   Corel Ulead VideoStudio 12 Plusでタイトルや静止画の挿入などの編集後、
   出力したメニュー付きBDMV (MPEG2、AC3)
   (「Corel Ulead VideoStudio 12 Plusの使用概略」を参照)
3)multiAVCHD(PEKIN:XMB付)
   [映像:Xacti DMX-HD1000の無劣化H.264/AVC(Main@L4.0)、1920x1080、
    59.94fps、11.7Mbps]
   Xacti DMX-HD1000で撮影したMPEG-4 AVC/H.264を、音声をAC3に変換後
   multiAVCHDでオーサリング したXMBメニュー付きBDMV (H.264、AC3)
   (「multiAVCHDのサムネイル付きメニューを提示」を参照)
4)tsMuxeR(X-MEN:menu無)[映像:PT1録画地デジの無劣化MPEG2]
   PT1で録画した地デジ二ヶ国語二重音声の洋画番組(X-MEN)をCMカット後、
   tsMuxeR GUIでBD化したメニュー無しのBDMV (MPEG2、AC3)
   (「PT1で録画した二ヶ国語番組のBD化」参照)
5)chotBDAV(ERIN:menu無)[映像:PT1録画地デジの無劣化MPEG2]
   PT1で録画した地デジ二ヶ国語二重音声の洋画番組(ERIN)をCMカット後、
   chotBDAVでBD化したBDAV (MPEG2、AC3)
   (「PT1で録画した二ヶ国語番組のBD化」参照)
6)RipBot264(X-MEN:menu無)
   [映像:RipBot264で変換したH.264/AVC(Main@L4.1)、1920x1080、29.97fps、
    8.9Mbps]
   PT1で録画した地デジ二ヶ国語二重音声の洋画番組(X-MEN)をCMカット後、
   RipBot264 v1.10.3で圧縮変換したBDMV(H.264、AC3)
   (「地デジ二ヶ国語番組をRipBot264で圧縮してBDMV化」参照)
  Blu-ray ISOイメージファイルは、ImgBurn 2.4.4.0で作成した(こちらを参照)。
  仮想ドライブソフトは、 Alcohol 52% 1.9.7又はVirtaul CloneDrive 5.4.3.2を使用
    した。
  成績(再生能の可否)
映像: *印のH.264圧縮以外はMPEG2
 
   ドライブ 
   素材
内蔵コンポドライブ
BRD-SH6B
Alcohol 52%
1.9.7
Virtaul CloneDrive
5.4.3.2
 Blu-ray Video*
 
CARS:特典など

繋ぎ再生のみ可。
メニュー操作不可

繋ぎ再生のみ可。
メニュー操作不可

繋ぎ再生のみ可。
メニュー操作不可
 VideoStudio12
 
PEKIN:menu付き

繋ぎ再生のみ可。
メニュー操作不可

繋ぎ再生のみ可。
メニュー操作不可

繋ぎ再生のみ可。
メニュー操作不可
 multiAVCHD*
 
PEKIN:XMB付き

繋ぎ再生のみ可。
メニュー操作不可

繋ぎ再生のみ可。
メニュー操作不可

繋ぎ再生のみ可。
メニュー操作不可
 tsMuxeR
  X-MEN:menu無し
 chotBDAV
  ERIN:menu無し
 RipBot264*
  X-MEN:menu無し

アスペクト比4:3
16:9への調整不可

アスペクト比4:3
16:9への調整不可

アスペクト比4:3
16:9への調整不可
   複数のタイトルを有するメニュー付きBlu-rayの場合、繋ぎ再生及びプレイリストの
    ジャンプ再生は可能だが、メニュー操作は出来ない。
     タイトルメニューやルートメニューへの移動はグレーとなっており選択出来ない。
    例えば
    Blu-ray Video(CARS)は、
      185個あるチャプタのうち、本編は64〜77の14個のみとなっており、辿り着く迄
       試行錯誤が必要だ Y (>_<、)Y
      右クリックの「操作」メニューの「音声の言語」で言語の選択は可能だが、次の
      チャプタに移動する度にjapaneseを指定しないと英語となってしまう Y (>_<、)Y
      又、「字幕の言語」は、(「再生」>「出力」でVMR9(renderless)を選択しても)
       機能しない。
    VideoStudio 12(PEKIN)で自作したメニュー付きBDMV型BDは、
      本編タイトルは11個だが、プレイリストのジャンプファイル数は33個となり番号12以
       降はメニューファイルとなっており煩わしい。
       <参考>PowerDVD8 Ultraによる再生では、移動(タイトル1〜11)やメニュー(ト
         ップメニュー)へのジャンプが可能(参考にDIGAでTV鑑賞した こちら のWMV配信
         による 1分間デモを参照)。
         下図はトップメニュー画面で、MPC HomeCinemaでは操作出来ない Y (>_<、)Y
   メニューの無いBlu-rayの場合は、本編タイトルを選択する際に迷う事はないので問題
    は少ないが、
    RipBot264(X-MEN)で圧縮変換したメニュー無しのBDMV型BDは、
     アスペクト比が 4:3となってしまう。しかし、「ビデオフレーム」>「アスペクト比を調整
     」で 16:9に設定しても修正する事は出来ない。
   結果と考察
    MPC HomeCinema はv1.2.908.0から Blu-ray ビデオにも対応したが、それは不完
      全な対応だ。個々のM2TSファイルを再生出来ても、メニュー機能を利用出来なの
      で市販の特典付きBlu-ray Videoの再生用途には無理がある。
    なお、映像がH.264圧縮形式のBlu-ray Video(CARS)RipBot264(X-MENにつ
      いて、H264/AVCデコーダを内部H264/AVC(DXVA)外部PDVD8 とで描画能を
      比較たところ、大きな差は見られなかった。
      Blu-ray Video(CARS) の再生(谷へ落ちる瞬間の速いシーン)
 
内部 H264/AVC(DXVA)
外部 PDVD8
 
    <参考>「ファイル」メニューの「DVDを開く」から、DVDのパスを選択して再生すると、
 
   ドライブ 
   素材
内蔵コンポドライブ
BRD-SH6B
Alcohol 52%
1.9.7
Virtaul CloneDrive
5.4.3.2
 Blu-ray Video*
 
CARS:特典など
×
ハングアップ
一部の
チャプタのみ再生
一部の
チャプタのみ再生
 VideoStudio12
 
PEKIN:menu付き
一部の
タイトルのみ再生
一部の
タイトルのみ再生
一部の
タイトルのみ再生
 multiAVCHD*
 
PEKIN:XMB付き
×
×
×
 tsMuxeR
  X-MEN:menu無し
 chotBDAV
  ERIN:menu無し
×
×
×
 RipBot264*
  X-MEN:menu無し

アスペクト比4:3
16:9への調整不可

アスペクト比4:3
16:9への調整不可

アスペクト比4:3
16:9への調整不可
 
 IV. MPC HomeCinema 1.2によるAVCHD型DVDの再生
  PanasonicHDC-SD9で撮影した素材を用いてHD Writerで作成(ここを参照)したタイトル
    5個からなるAVCHD型DVD[映像:H.264/AVC(High@L4.0)、解像度:1920x1080、
     29.97fps、8.1Mbps]
を再生した。
  「ファイル」メニューの「Open Directory」からドライブのパスを選択して再生すると、チャプ
   が12個認識される。
   *「ファイル」メニューの「DVDを開く」からドライブのパスを選択して再生すると、タイトル
     5個が表示され 12個あるチャプタを認識出来なかった。

  内部H264/AVC(DXVA)をデコーダにするとブロックノイズが著明で、動きの速いシーン
   では背景は著明なインターレース様描画となってしまう。
  外部「CyberLink H.264/AVC Decoder(PDVD8)」にデコーダを変更すると、
   ↓ブロックノイズとインターレース様描画は消失して綺麗な映像となった \(^o^)/
  <参考>PowerDVD8 Ultraによる再生では、インターレースが解除され、チャプタは
        12個認識されている。


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