Windows MediaのDRMを解除

 
Windows MediaのDRMを解除
 
=DRM(デジタル著作権管理)付きWMV動画を解除する方法=
(2006.04.09作成 08.04.xx更新)
「GyaO」、「BIGLOBEストリーミング」や「Yahoo! 動画のTV Bank」からダウンロードしたWMVファイル
は、Windows Media Player(WMP)のDRMデジタル著作権管理)で保護されているため、再利用
することは不可能だし、いずれ視聴出来なくなってしまう。
「DRM2WMVでDRMの解除」は、古くなってしまったので  こちらへ移動しました。

  Automate unDRM
  本ソフトは、「drmdbg.exe」と 「drm2wmv_e.exe」を使ったGUIソフト。
 Automate unDRM (v2.0)の入手先
 こちらからDL
   最早本家から入手出来ないので、http://koukokutou-club.com/download/undrm.zipから
    入手。但し、このファイルはNorton360v2では高リスクのウイルスと判定される。
 システム条件
    1. Windows XP (Home or Professional/Corporate with or without sp1 sp2 installed)
    2. WMP9.00.00.xxxx or WMP10.00.00.3646 など
     IndivBox.keyのバージョンをC:\Documents and Settings\All Users\DRMで確認する。
     XPの初期設定では見ることが出来ないので下記を実行する。
       「フォルダオプション」の表示タブで「すべてのファイルとフォルダを表示する」をチェッ
       クし、「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェッ
       クを外す。
    3. WMPの更新プログラム「KB891122」がインストールされていないことを確認する。
      方法:Microsoft Updateのカスタムインストールの追加選択(ソフトウェア)で
        「WMDRM 対応 MediaPlayer 用の更新プログラム (KB891122) 」が残っている。


   筆者はWMP10.00.00.4036(IndivBox.keyのバージョン10.0.0.3646)環境下で使用したが
     DecryptItは有効だった。
     なお、
「Windows Media connect 2.0 (KB909993)」 がインストールされていないことも
      必要なようだが、このプログラムの存否が筆者の環境では分からない。
 インストール
      インストール中「Windows Script 5.6」をインストールするかどうか選択するウインドウが
      表示されるが、WindowsXP環境なら最初から組み込まれている。
DecryptIt :複数のDRM付きWMV/ASFファイルをクラック可能な同梱ソフト
    ソフトを起動し、「Add File」をクリックしてDRM付きWMVを読み込む(ドラッグ&ドロップでも可)。
    注意:WMVファイルは、インターネットに接続し登録ライセンスを取得してWMPで再生出来る
      ようにしておく。
  「Start」をクリックすると、自動でキー情報の取得画面やコマンドプロンプトが表示されて、
    →DRM付き動画と同じフォルダ内に [NoDRM]-と表示される別の動画ファイルが作成される。
Automate unDRM ←win32:AVKill-18が最近のAvasit!ではトロイの木馬に判定される。
    筆者の環境(9.00.00.3344又は10.00.00.4036)ではデスクトップに作成された
    Automate unDRMアイコンにドラッグしても、DRMを解除することは出来なかったが、
    DecryptItの方が利用出来れば充分だ。
 WMP11環境下ではいずれも、「KID」, 「SID」情報を取得してDRMを解除することは出来なかった。
 →下段の「WMP 11.0.5358.4827をWMP10.0.0.3650 にロールバックする方法」を参照。



  FairUse4WM v1.3
  Automate unDRM (v2.0)は WMP11環境では使い物にならず、困っていた所に朗報だ。
  WMP11の軽快な操作性を知ってしまったら、くそ重くてGyaOの1時間30分〜2時間番組
  をシークさせる事が出来ないようなWMP10には、今更戻れないのだが・・
    →下記の如く、DLしたGyaOの番組:ASFファイルをDVD化出来ない!
FairUse4WMは、Windows Media DRMを解除するフリーソフトなのだが・・・
  開発者によれば、ユーザーが合法的に入手したメディア・ファイルの相互運用性を改善させる
    目的で制作したとある。しかも、悪意のある海賊行為に利用されない為の仕掛けを施こし
    ている。と・・・
  しかし、Microsoftは間違いなく新しいIBX(Individualized Blackbox Component)用パッチを
   リリースして対戦するだろう。
FairUse4WM1.3の入手先 こちらからFU4WMver13.zipを ダウンロード。
  適当な場所に解凍すれば、そのまま使用出来る。
  Ver.1.2FairUse4WM[1].v1.2_fix_.rarを入手。日本語化にはFairUse4WM12_jp.ZIPを入手。
システム条件
    1. Windows XP
    2. WMP9, 10, 11(現時点では、バージョンに関係なく利用可能?)
     又は、WMPのIndivBox.keyバージョン 10.0.0.364611.0.5352.6163
  今回筆者はWMP11.0.5358.4827(IndivBox.keyのバージョン11.0.5352.6163)の環境下
   で使用した。
前準備
   DRM付きWMVファイルを、インターネットに接続し登録ライセンスを取得してWMPで再生出来る
   ようにしておく。
DRM解除の作業手順
 I. 復元キー(Recover Key)の取得
   FairUse4WMを起動して、[Recover Keys]をクリックする。
日本語表示へ
↑上画面をクリック日本語表示へ
ウィンドウズメディアの公正な使用
このプログラムは、ユーザーが合法的に入手したメディア・ファイルの相互運用性を改善させる目的でメディア プレイヤー
からの個人情報(暗号化解除鍵)を抽出します。
アクティブなライセンスがあるファイルが少なくとも1個必要です。 いくつかのシステムには、複数のセットのアイデンティ
ティ情報があるでしょう--異なったライセンスのファイルでプロセスを繰り返してみてください。
キーが回復されたら、このページは表示されません。このページに戻るためには、ファイル選択ページから"戻る" 選んで
ください。
 ● キーを読み込んでいません。
    「Extra DRMv1 Keys」が起動するので、[OK]する。
日本語表示へ
←左画面をクリック日本語表示へ
  DRMv1 キーの獲得を試します。
FairUse4WMは、システム指定の情報を決定する為に、
WM-Installed DLLを使用します。
"DrmClien.DLL" has version 10.0.0.3650

     次いで、「Recovering Unique Identifiers」
     が起動する。

      WMPを起動していなくても、
      WMPを終了させるように警告されるが、
      [OK]する。
     すると、DRMを解除するファイルを選択する画面が表示される。
     [開く]ボタンをクリックすると、ライセンスが取得される。
     →取得したRecover keysは「Blackbox-keys.txt」としてマイドキュメントに保存される。
     [次へ]をクリックすれば、引き続き「NoDRMファイルへの変換」作業が開始する。
     *WMPをインストールし直した場合などでBlackbox-keys.txtを削除すれば、始めから
      実行することになる。

 II. NoDRMファイルへの変換
   一度Recover Keysを取得すれば、次回起動からはこの画面からスタートする。
   1) 変換したいDRM付きWMVファイルを、[Add Files]又はドラッグ&ドロップで登録する。
     注意:日本語ファイルには未対応でエラーとなる。
   2) 「Output」のプルダウンで保存場所を選択する。
      <Add New Path>でお好みの場所を指定出来るが、<Use Same Directory>が一般的
      だろう。
   3) [次へ]をクリックすると、
     DRMの解除・変換作業が開始する。


    DRMが解除されたファイルは、
     [NoDRM]ファイル名となる。
 
結果
 1) WMP 11.0.5358.4827(IndivBox.keyのバージョン11.0.5352.6163)の環境下では、
   DRM2WMVAutomate unDRM/DecryptIt は、もはや使い物にならなかったが、
   当ツールは有効だった。
   PentiumD830 3.0GHz、DDR2-533 512MBx2で実行したところ、
      GyaOの1時間40分番組 640X480、767kbpsのASFファイル  32秒と高速に完了
   但し、日本語ファイル名はエラーとなる。
  追記(07.02.22):Windows Vista環境下のWMP 11.0.6000.6324は、DRM付きWMVの再生
      が出来ず、復元キーの取得すら出来ない。
 *今後の為に、Microsoftが新しく対策するIBX(Individualized Blackbox Component)用パッチ
   が自動で適用されないように、
   Microsoft Update/カスタムインストール/追加選択(ソフトウェア)の「WMDRM対応Media
   Player用の更新プログラム( KB891122)」をインストールしない。
   このプログラムが適用されると、DRMの最新バージョンを勝手に取得するようになってしまう。

 2) FairUse4WMでDRMを解除したファイルの使い勝手
  (1) このツールで変換後のファイルの再生開始が、ぎこちないのは気のせいか?
  (2) GOM Playerで再生すると、画面にDRMアドレスが表示されてしまうので、メニュー/字幕
    表示をオフにしないと差し障りがある。
    →Automate unDRMDecryptItでDRM解除したファイルはそのようには成らない。
  (3) DVDオーサリングツールの素材としては不適だ ・・・悪意のある海賊行為と見なされる?
     多くの番組で検証していないが、Video DVD Maker FREEDVD FlickFAVC及び
     Avi2DvdでDVD化しようと試みたが出来なかった(VirtualDubでAVI に変換した後にDVD
     化するAVI2ISOでは可能)。
     なお、「MediaCoder」や「TMPGEnc 3.0 XPress」等でWMVを一旦AVI に変換した後なら、
       DVD化する事は出来るが余分な変換過程だ。

  一方、Automate unDRMDecryptItでDRMを解除したファイルは、上記のDVDオーサ
     
ングツールで直接DVDに変換する事が可能だ(ここを参照)!

  (4) Avivo Video Converterの素材としては不適だ
     DRMを解除したGyaOのASFファイルを、HDDメディアプレイヤーMOVIE COWBOYでTV視聴
     する為に、Avivo Video Converterを使って手っ取り早くMPEG2ファイルに変換しようと
     試みたが、結果は(3)と同じだった(ここを参照)。

   GyaO番組
を再利用したいのであれば、WMP11にアップグレードしない方がよい。

追記(07.02.22)
 WMP 11.0.5358.4827をWMP10.0.0.3650 にロールバックする方法
  1)「以前のバージョンの Windows Media Player へのロールバック」
    Microsoftの記載に準じて実行する。
    →10.0.0.3802にロールバックされるが、DLしたDRM付きASFファイルを再生出来ず、
      DecryptItでDRMを解除出来ない。
   更に、C:\Documents and Settings\All Users\DRM\IndivBox.kryを削除してみる。
      →GyaOサイトの映画番組すら見られなくなってしまう。
  2)「強制的にWMPのバージョンを下げる」
    ここに記載されている方法を一部変更して実行する(変更点:DWMP6.4が継続して使用
     出来るように、「WMP」フォルダのmplayer2.exeを残す・・・何か警告されるが、OKでゆく)。
    →DLしたDRM付きASFファイルを再生しようとすると、「DirectShowフィルタグラフに存在
     しないピンに操作を実行しようとしました」と警告されて再生出来ない。
   更に、パソコン内に複数個あるdrmv2clt.dllとwmvcore.dll及びwmp.dllを、各々10.0.0.3650
     のファイルで上書きしてバージョンダウンする。
    →WMPを起動しようとすると再セットアップする事となるが、セットアップに失敗して、
      ”・・・10.0.0.3802にバージョンアップが必要です”と警告が出て起動不能となてしまう。
   *WMP10.0.0.3650を正規のインストール方法で実行しても、バージョンアップが必要と
     警告されて、結果は同じだった。
    更に、「Windows XP 更新」を実行
  3)WMP10.0.0.3650環境下の他のコンピュータのC:\Program Files\Windows Media Player
     フォルダを丸ごとコピーして置き換える。
    →WMPを起動しようとすると、再セットアップを行う事となる・・・今回は無事成功!
    更に、「Windows Media デジタル著作権管理(DRM)対応プレーヤー用の更新プログラム」
     Windows Media Format 9.5 Runtime (ここから入手)を適応する。
  <結果>
    上記の経過は記憶だけで記述したので、その詳細は不正確(もう一度検証する気になれ
     ない)だが、最終的にはWMP10.0.0.3650となって、Gyaoのライセンス取得が可能となり、
     DecryptItでDRMを解除する事が出来るようになったヽ(^o^)/ラッキー!
  なお、上記方法は下手をするとWMPが起動出来なくなってしまう可能性もあるので、完全
    なクローンによる復元が可能な環境下でなければ、実行する事をお勧め出来ない。


追記(07.08.15)
  FairUse4WM v1.3 Fix2
 A) Windows Vista環境
 Windwos Media Player(WMP)11&Vistaでも、Windows MediaのDRM解除が可能になった。
 又、DRMを解除したGyaO映画を、DVD化ないしMPEG2へ変換する事も可能となった。
FairUse4WM v1.3 Fix2の入手先
  2007.08.15時点では最早、本家やそのリンク先から入手出来なかった。
   FairUse4WM v1.3 Fix2はここから、 mirakagi.zip を入手。
   FairUse4WM v1.3 Fix2日本語化パッチはここから、 FairUse4WM13fix2_jp.zipを入手。  
インストール
  適当な場所に解凍すれば、そのまま使用出来る。
  今回は、FairUse4Wm.exeとmirakagi.exeより成る「mirakagi」フォルダを「FairUse4WM13Fix2」
  フォルダにリネームしてFrogramFilesに入れて使用する事とした。
  日本語化パッチは、FairUse4Wm.exeのみ差分が適応される。  
システム条件
  今回筆者は
    1. Windows Vista Home Premium及びVista Ultimate
    2.WMP11.0.6000.6324(IndivBox.keyのバージョンはVista側では不明だが・・・デュアル
     ブート環境のWindowsXP側から見ると同じく11.0.6000.6324 )
   の環境下で使用した。
   *IndivBox.keyはC:\ProgramData\Microsoft\Windows\DRMに存在する。
     Vistaでのバージョンの確認はそのままでは出来ないので、拡張子を ”.dll”に変更すれ
      ばプロパティの詳細で確認する事が可能となる。

     なお、ProgramDataはVistaの初期設定では見ることが出来ないので下記を実行する。
       「フォルダオプション」の表示タブで「すべてのファイルとフォルダを表示する」をチェ
       ックし、「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)」のチ
       ェックを外す。
前準備
   GetASFStream(GAS)でダウンロードしたDRM付きASFを素材とする場合は、インター
   ネットに接続して登録ライセンスを取得しておく必要がある。そして、WMPで再生しておく。
   但し、VistaのWMP 11は下記の警告が発せられて再生出来ないが、無視してよい。
DRM解除の作業手順
 I. 復元キー(Recover Key)
   の取得

  mirakagi.exeを起動して
   [START]をクリックする。

   すると、
   取得したRecover keysは
   Blackbox-keys.txt」と
   てマイドキュメントフォルダ
   に保存される。
 II. NoDRMファイルへの変換
   一度Recover Keysを取得
   すれば、次回からは
  FairUse4Wm.exeを起動す
   ればよい。
   1) 変換したいDRM付きWMV
     ファイルを、ドラッグ&ドロッ
     プで登録する。
   2) 「出力先」のプルダウンで
     保存場所を選択する。
Mirakagi starts, code version 0.9
Found 4 keys in keyring.
-----------------
Processing "C:\ProgramData\Microsoft\Windows\DRM\cache\Indiv01.key"
Version: 11.0.6000.6324 ...
XML - Cert: 84 bytes, Key Storage: 1392 bytes.
DLL 1000/8da62 @ ac01000 && 8f000/1ba89 @ ac8f000
Large 1340 Small 0 Special 19,0 (0,81)
S: 3 T:3 X:48
AES: 1f 60 7e 0d 95 ed 33 5d f6 0f 1d 75 18 e6 ed e9
Decoding secondary keys
Please wait for 18435 attempts.
It is finished.
   3) [次へ]をクリックすると、
     DRMの解除・変換作業が開始する。


    DRMが解除されたファイルは、
     [NoDRM]ファイル名となる。
 
結果
 1) Windows Vista、WMP11.0.6000.6324でも、Windows MediaのDRM解除が可能となった。
   Vista環境下のWMPは、登録ライセンスを取得していてもDRM付きASFを再生出来ないが、
   DRMを解除する事は可能だ。
   又、日本語ファイルでもDRMの解除が可能となった。
 2) FairUse4WM 1.3 Fix2でDRMを解除したファイルの使い勝手
  (1) WMPによる再生開始時のぎこちなさは、無くなった。
  (2) GOM Player2.1.1による再生でも、以前のような画面にDRMアドレスが表示されてしまう
     不具合は無くなった。
  (3) DVDオーサリングツールの素材として利用可能となった。
    多くの検証は出来ていないが、以前のバージョンとは異なり、DVD Flick1.2.2.0及び
    Windows DVD メーカーによるGyaOのASF映画素材のDVD化が、トラブルなく可能とな
    った。
    しかも、以前 Automate unDRMDecryptItで解除した素材を使っていた時に発生し
    ていた”番組の後半に映像と音声が少し解離(音声が先行)する”という不具合は、
    GetASFStream2.2.0.4bWinPcap4.0でダウンロードした素材を使用した場合(必
    須かは不明)には、
解消された。
  (4) Avivo Video ConverterによるMPEG2への変換も、問題なく可能となった。
追記(2008.02.08)
  2008.01.xxに購入したVistaのWMPは 11.0.6000.7000(IndivBox.key11.0.6000.7000)
  、最早FairUse4WM v1.3 Fix2でDRMキー情報を取得する事が出来なくなっていた!
  なお、このバージョンのWMPは、GyaO映画からGetASFStream(GAS)でダウンロードした
  DRM付きASFを再生する事は可能なのだが・・・
 ⇒「IndivBox.keyバージョン11.0.6000.7000の場合は・・・」を参照。

追記(07.09.15)
 B) Windows XP環境
GyaOの新規登録映画の視聴
   WMP10.00.00.4058のIndivBox.keyのバージョン10.0.0.3646では、GyaOの新規登録映画を
   Web上で視聴する事が出来なくなってしまった(これら番組をGetASFStreamでダウンロード
   しても、WMPで再生出来ないし FairUse4WM 1.3 Fix2でDRMを解除出来ない)。
   これを視聴・再生する為には、以下のいずれかを実行する必要がある。
   1) Microsoft Update>カスタム>追加選択(ソフトウェア)>「WMDRM対応MediaPlayer用の
     更新プログラム(KB891122)」を適応する。
   2)
Microsoft Update>カスタムで、又はダウンロードセンターからダウンロードして、WMP11
     に更新する。  
  すると(2007/09/15現在で)、
   1)を適応すると、WMPのバージョンは変わらないが、 IndivBox.keyのバージョンは
      11.0.5497.6285となる。
   2)のWMP11に更新すると、WMPのバージョンは11.0.5721.5145だが IndivBox.keyのバー
     
ョンは 11.0.6000.7000となってしまう。
 そこでFairUse4WM v1.3 Fix2の有用性は、
   FairUse4WM v1.3 Fix2 は IndivBox.keyのバージョン11.0.6000.6324までは対応しているよ
   うで、検証したところ、
   1)の場合は、下記の方法で DRMキー情報を取得し解除する事が可能だったが、
   2)のWMP11に更新した場合は、最早DRMキー情報を取得する事が出来ずDRMを解除出来
     なかった  
・・・Microsoftはすでに対策済みだった!
    *手元に保存してあったWMP11のβ版(11.0.5358.4827)のインストールを試みたのだ
      が、何故か?インストール途中に未完了で失敗してしまった。
      →何処かで旧バージョンの正式版WMP11を入手出来れば、これらの事は可能かも・・・
FairUse4WM v1.3 Fix2のインストール:上記Vistaと同じ。
前準備:「更新プログラム」を適応する前に本ツールを使用していたら、 マイドキュメントフォルダ
      内にある古
「Blackbox-keys.txt」を削除しておく。
DRMキー情報の抽出と獲得
  FairUse4WMを起動すると下のダイアログが表示されるので、[復元キー]をクリックする。
   「DRMv11キーの抽出」ダイアログが表示されるので、[開始]をクリックする。
   すると、抽出処理が行われる。
Extraction in progress on
"Indivbox.key" 11.0.5497.
6285 -- Please wait.
Phase 0 : Blocks: 1331 La
rge 6 Small, Errors: 0,0 Ca
ndidates: 7,3,2
AES KEY: ea fd 1a 95 d4 7
9 bc 0b 49 3a 90 59 fd 69
00 71
Testing 2050 possibilities
for primary private key.
Completed. Primary and 2
secondary ECC keys reco
vered (0 bogus).
    続いて「DRMキーの獲得」画面が
     表示されるので、[OK]する。

    獲得したRecover keysは、
      「Blackbox-keys.txt」として
      マイドキュメントに保存される。

     [次へ]をクリックすれば、引き続き
      「NoDRMファイルへの変換」作業
      が開始する。
   
以後は、VistaのII. NoDRMファイルへの変換と同様に、DRM付きWMVファイルの解除
    を実行すればよい。
結果
  1)FairUse4WM v1.3 Fix2でも、WMP11へ新規にバージョウンアップすると早くもDRMの解
   除が出来なくなってしまった。
  2)「WMDRM対応MediaPlayer用の更新プログラム( KB891122)」の適用で対処すれば、今
    のところDRMの解除が可能だ。
    しかし、この更新プログラムをインストールしてしまったので、今後はDRMの最新バージ
    ョンを勝手に取得するようになってしまうかも知れない?
    DRMの自動バージョンアップとは無関係であろうが、念のために下記の「WMPの自動更
    新機能を無効化」を実行しておこう。


追記(07.09.15)
 WMPの自動更新機能を無効化
 1)「ファイル名を指定して実行」から”regedit”を入力して、レジストリエディタを起動。
  「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft」と進み、
  「Microsoft」で右クリックして、「新規」ー「キー」を選択して「WindowsMediaPlayer」を作成。
 2)「WindowsMediaPlayer」を右クリックして、「新規」ー「DWORD(32ビット)値」を選択。
 3)右側ウインドウに項目が追加され
  るので、「DisableAutoUpdate」と入
  力し、右クリックして「修正」を選択
 4)「DWORD(32ビット)値」を「0」から「1」に
  変更してOKをクリック。
 5)WMPを起動して、
  「ツール」−「オプション」
  の「プレーヤー」を見る
  と自動更新機能が無効
  になっている。
追記(08.04.xx)
 IndivBox.keyバージョン11.0.6000.7000の場合は・・・
  ⇒「IndivBox.key v11.0.6000.7000 でのDRM解除」を参照。
  この「drmdbg+drm2wmv_e」によるDRMの解除をWindows Vista SP1で行ったところ、
    初回は上手く復元キーの取得/DRM解除出来るが、それ以降は稀にしかKID/SIDの取得
    が出来ない。
 Windows Vista SP1を適応すると、IndivBox.keyバージョンは11.0.6001.7000となって使えない?


注意
このページでは、DRM解除プログラムの有効性を検証することを目的に記述しました。
「DRMなどのアクセスコントロールを解除する行為」に対する具体的な法規定は現在ありませんが、技術
的保護手段の回避(「不正競争防止法違反」)に該当する可能性もあり、営業上の利益侵害で損害賠償
の対象となる場合もありますので、私的な利用以外は厳禁です。
ここに記述されている内容を利用することで発生したいかなる問題に対しても筆者は責任を負いません。
自己責任にてお願い致します。

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