1) 初回のセッティングは少々面倒ではあるが、DRMの解除作業自体は3段階と複雑なものではな
いし、さほど時間も要しない。 |
2) 「drm2wmv_e.exe」にドラッグ&ドロップ後、DRM解除が完了する迄に要した時間は、
2-1) GyaOの1時間34分〜2時間02分番組 640X480、767kbpsのASFファイル 42〜59秒
2-2) BIGLOBEストリーミングの18〜32分番組 640X480、3,000kbpsのWMVファイル
25〜59秒
2-3) TV Bankの45〜49分番組 640X480、1,500kbpsのWMVファイル
47秒〜1分11秒
と短時間に変換出来た。
*これはPentiumD830 3.0GHz、DDR2-533 512MBx2で実行した結果だが、
別のマシンPentium4-M1.7GHz DDR-SDRAM 256MBx2では、各々約 2倍の時間を必要とした。
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→
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→ライセンス情報はクリアされて、TMPEGEncなどで他の形式に変換したり、UniteMovieで
結合することが可能となる。 |
3) DRM解除後再生バーのコントロールに反応が悪いファイルが約半分あるが、「GetASFStream」
で"INDEX付加"を行ってもスムーズにコントロール出来るようになる訳ではない。
→WMP11βでは何ら問題なくシーク操作が軽快に出来るので、WMP10の不具合だ!
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4) 別のマシン:XP_SP2+WMP10.00.00.3990では、
「drmdbg.exe」をクリックしてWMPを起動後、DRM付き動画ファイルを ドラッグ
&ドロップしても
通常に再生されてしまい、DRMのライセンスキーを抜き出すことは出来なかった。 |
<解除出来ない場合の対策法> |
4-1) 「プログラムの追加と削除」でロールバックし、WMP9.00.00.3344に戻して試験してみた
がそれだけでは成功しなかった。
→幸い筆者は、WMP10アップデート前の完全システムクローンが保存してあったので、現在
はそれを復元して使用しているのだが・・・
4-2) C:\Documents and Settings\All Users\DRM\IndivBox.kryのバージョンが10.0.0.3802
未満でなければ、このDRMフォルダを削除する。
→DRM動画を配信しているサイトにアクセスして、セキュリティのアップグレードを実行する。
4-3) C:\WINDOWS\system32\wmvcore.dllのバージョンが10.0.0.3650未満でなければ、
Windows Media Format Runtimeを「プログラムの追加と削除」でアンインストールする。
などの対策法があるのだが、成功しないこともあるようだ(「drmdbg友の会」
参照)。
→バージョン621以外のdrmdbg(例えば、drmdbg Ver.060302+drm2wmv_eの組み合わせ)を
Googleで検索して使用してみるとか・・・ |
上記 4-1)〜4-3)をして更に、追記(06.07.06)
4-4) Windows Media Player v10.00.00.3650(mpsetup.cab)を下記から入手。
http://download.microsoft.com/download/6/d/6/6d672787-7833-4f8c
-adfb-39271a6c32c0/mpsetup.cab
mpsetup.cabを解凍後、インストールする。
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4-5) drmv2clt.dllとwmvcore.dllがパソコン内に複数個ある場合は、正しいバージョーンのファイル
で上書きする。 |
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→但し、Windowsの自動更新を有効にして高速アップデートを行うと、v10.00.00.4036にアップし
てしまうので(但し、IndivBox.keyのバージョンは 10.0.0.3646だった)、上記ツールから
成るプログラムは、使用出来なくなってしまう。
幸い、別記DecryptIt はWindows
Media Player v10.00.00.4036(10.0.0.3646)でも有効だった。 |