MPEG-4 AVC/H.264動画の再利用 |
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各種動画編集・変換ソフトのMPEG-4 AVC/H.264ファイルへの対応状況
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(2007.08.10作成, 09.03.23更新)
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H.264/AVC(MPEG-4 part10)で圧縮される映像は、さまざまな音声と組み合わされ色々な
動画コンテナに収まり再生されるもので、各社が好き勝手に開発しており再生互換・再生環 境が整っていない(Blu-rayですら、保存する規格がまだ正式に決まってない)。 しかし、その基本はAAC音声と組み合わせてのMP4コンテナが採用されている場合が多く、 MPEG-4 AVC/H.264 又はH.264/MPEG-4 AVC等と表示される。 但し、この表示法はコンテナがMPEG2-TS(H.264_AC3.m2ts等)やAVI(H.264_MP3.avi)の 場合にも使用されており混乱の元となっている。筆者はこの表示法をMP4コンテナにのみ限 定して使用する事にしている。 このMP4形式の動画のパソコンでの再生については、QuickTimePlayerは 7以降から正式採 用されたが、Windows Media Playerは初期のOSインストール環境では再生出来ない。 CCCP又はK-Lite CodecPackをインストールすれば、MPEG-4 AVC/H.264を含めて簡単 に多種類の動画再生が可能になるのだが(ここを参照)(但し、Xacti DMX-HD1000で撮 影したフルハイビジョンファイルは最新のffdshowのH.264/AVCでないと再生出来ない事が後 程判明したが・・・)、再利用となると事はそれほで簡単ではない。 |
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筆者は現在のところ、1998年製造のDVカメラ、ソニーHandycam(DCR-PC1)で不便を感じて
いないのだが、そろそろハイビジョンカメラの購入
を考慮しても良い時期に来ている。 今回、SANYOのデジタルムービーカメラXacti( ザクティ) DMX-HD1000の購入を検討した のを契機に、筆者のWindows環境で動画の保存用ファイル形式としてMPEG-4 AVC/H.264 を採用した場合に、その使い道に困る事はないかが心配となった。 |
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そこで、既存のソフトでMPEG-4 AVC/H.264(以下、MPEG-4/H.264)を利用する事が可能か
どうか検討してみた。 |
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方法
各種動画編集・変換ソフトについて、以下のMPEG-4/H.264ファイル素材(H.264プロファイルと 解像度、フレームレートを明記) として利用可能かを検討した。 QuickTime Proで作成したムービー(Main 504x336,24fpsないしMain 640x480,29.97fps) 追加(2008.01.06) QuickTime Pro作成のフルハイビジョンムービー(Main1,920x1,080、59.92fps)ファイル Xacti DMX-CA65で提供されたサンプル(Main 640x480, 29.97fps) その後、Xacti DMX-HD1000で撮影したファイルで検討した成績の一部を、*印で補足した。 *Xacti DMX-HD1000で撮影したHD-SHQファイル(BaseLine 1,280x720, 29.97fps) Xacti DMX-HD1000で撮影したFull-HDファイル(Main 1,920x1,080、59.94fps) 従って、特に記載のない場合は上三者の成績である。 また、*を付したソフトは 、利用価値が少なく現在利用していないのでQuickTime Proで作 成したムービー(Main 504x336,24fps)のみに対する過去の成績を示した。 |
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OSは、主にWindows XP環境で検討した。
*Xacti DMX-HD1000撮影素材は主にVista環境で検討した。 |
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マルチメディア環境には、
ffdshow-tryouts(revision 788)、DivXPro(6.7), Koepi's XviD(1.2), Haali Media Splitter, OggdropXPd, x264 Codec, On2 VPx Codec, VP6 VFW Codec, Windows Media 9 VCM, Elecard MPEG2 Video Decoder, CoreAAC directshow filter, FLV Splitter, Flash Video decoders Easy RealMedia Producer(RealMediaSplitter)及びRealPlayer10.5, QuickTimePro7.3 などがインストールされている。 なお、今回 MPEG-4/H.264関連のコーデック・フィルタ類は、 MatroskaSplitter と ffdshow のH.264/AVC と CoreAAC directshow filterが有効となってい る。 ffdshowのH.264/AVCの代わりに、CoreAVC を導入した場合では異なった成績となるのか もしれない?別の機会に再検討してみたい。 |
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追記・訂正(2008.05.07):Xacti
DMX-HD1000のFull-HDファイルへの対応
訂正前の成績は、Haali Media Splitter v1.7.62.21とCoreAAC directshow filter 1.2.0.573に ffdshow20061017を用いた環境での結果を示したのだが・・・ その後の検討で、最近のffdshow(20071203;tryouts revision1685以降)を導入した環境では、 他のMP4ファイルを利用可能なソフトのうち、Xacti DMX-HD1000のFull-HDファイルへの対 応成績に少しばかりの訂正が必要となった。 (1)利用不可としたソフトだったが、利用が可能となったソフト AviUtl、TMPGEnc Plus2.5、MPEG2AVI 、SUPER c 、MediaCoder、AutoMKV、 Easy RealMedia Producer、NSV Batch Encoder (2)残念ながらやはりマトモに利用出来ず大きな訂正のないソフト Ulead VideoStudio 11 Plus、Avidemux(GTK+)、MPEG Streamclip、TMPGEnc3.0 XPress、 TMPGEnc4.0 XPress、Internet Video Converter、ATI Avivo Video Converter、 QuickTimePro、Flash 8 VideoEncoder、Simple Mencoder Shell GUI 、Dr.DivX 2.0 OSS、携帯動画変換君、Video DVD Maker FREE、DVD Flick、DVDforger、 Adobe Premiere Elements 4 (3)使用期限超過で試用出来ず不明なソフト TMPGEnc DVD Author 3 with DivX Authoring |
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Ulead VideoStudio 11(市販の体験版) → 補足説明を参照
MPEG, AVI, DIVX, RM, WMV, MOVやMP4ファイルを簡易編集して、既定のプロファイルで各 種規格のMPEG2, WMVやMPEG-4形式のビデオファイルへ変換したり、DVDオーサリング・ ライティングが可能な総合動画編集ソフト。 QuickTime Pro作成した素材は出力の仕方によっては利用出来ない場合があるが、今 回使用したフルハイビジョンファイルは問題なく利用可能だった。 Xacti DMX-CA65サンプルは、取り込みが出来てもMPEG2への変換やDVDオーサリング では変換最後の段階でエラーとなって使用出来ない! *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルは問題なく変換可能だったが、Full-HDファイル は何故か変換最後の段階でエラーとなってしまう(ffdshow1685:同じ結果だった)。 注意 Ulead VideoStudio 11をインストールすると、以下の不具合が発生する。 AviUtl とATI Avivo Video ConverterのMPEG-4/H.264を素材とした変換に支障。 Norton360の保護が無効化。 |
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追記(08.09.03)
Corel VideoStudio 12 Plus(市販の体験版) → 使用概略を参照 Xacti DMX-CA65サンプル、Xacti DMX-HD1000のFull-HDファイルも含めて、問題な く利用可能となった \(^o^)/ Ulead VideoStudio 11のインストールで発生したAviUtlとNorton360の不具合は認められ ず、ATI Avivo Video Converterの不具合もMatroska(Haali Media) Splitterを再度イン ストールすれば解決出来ていたアクシデントだった。 |
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追記(08.04.23)
Vegas Movie Studio Platinum 8.0( 市販の体験版) → 補足説明を参照 AVI, MPEG-1, MPEG-2, MPEG-4, Sony M2TS, QuickTimeR, SWF, WMVなどのビデオや ハイビジョンAVCHD規格のSONY製ビデオカメラからの読み込みに対応した高度なビデオ 編集ソフト。 AVI, MPEG-1, MPEG-2, MPEG-4, QuickTime, RealVideo, WMV形式へ変換・出力する事 が可能だが、DVDの作成機能は搭載しておらず、別途 DVD Architect Studio 4.5が 必要。しかし、モーションメニューを作成出来ず、Blu-rayへの書き出しも出来ない。 いずれのMPEG-4/H.264も利用可能だが、本ソフトのMP4書き出し能力は貧弱で、自由な 圧縮設定は出来ない 。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQもFull-HDファイルも問題なく利用可能だった。 |
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Adobe Premiere Pro CS3(市販の体験版) :MPEG-4/H.264ファイルに未対応。
MPEG2ファイルの編集が出来ない為に見限ってから久しいが、未だにMPEG-4/H.264のみ ならず MPEG2ファイルに未対応とは寂しい限りだ。 Ulead MediaStudioPro 6(市販) :MPEG-4/H.264ファイルに未対応。 Ulead MediaStudio Pro 8 (市販の体験版) :MPEG-4/H.264ファイルに未対応。 |
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Windowsムービーメーカー5.1 :MPEG-4/H.264ファイルに未対応。
*.avi,*.mpg,*.m1v,*.mp2,*.mp2v,*.mpeg,*.mpe,*.mpv2,*.wm,*.wmv,*.asf以外のビデオの 読み込みをしようとしても、「サポートされているファイル形式ではない...」と警告されて、読 み込み出来ない。 Windowsムービーメーカー6.0 →対応ファイル形式を参照 MPEG, AVI, WMV以外にも各種動画ファイルの読み込みが可能で、切り替え効果、特殊効 果やテロップの追加等の編集をしてDVコーデックのAVI形式又はWMV形式のビデオファイ ルへ変換する事が出来るビデオ編集ツール。 Vista版のWindows ムービーメーカーは、Home Premium、UltimateではDVDへの書き出 しやハイビジョン映像の編集も可能となっている。 なお、本ソフトの最大出力サイズはWindows Media HD 1080pの1,440x1,080となっている。 筆者のNero7 Essentialsインストール環境では、幸いNero DVD Decoder4.11.3.1とNero Video Decoder HD4.11.3.1とが導入されているお陰で、MOV, MP4ファイルの利用が可能 となっており、いずれのMPEG-4/H.264も利用可能だった。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQもFull-HDファイルも問題なく利用可能だった。 注意 Nero 8をインストールすると、Vista版Windowsムービーメーカー6 はMP4及びMOV を素材として利用出来なくなってしまうので、特殊コーデックの導入が必要となる。 |
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VirtualDubMod1.5.10.2(古いメモだが こちらを参照)
海外で汎用されている「VirtualDub」の派生版で、AVIの他にOGM/MKV作成機能とMPEG2 読み込み機能を盛り込んだ動画編集ソフト。 いずれのMPEG-4/H.264もそのままでは未対応だが、AviSynthを導入しDirectShowフィ ルタ環境を整えれば、読み込み時に「Use AviSynth template:DirectShow Source」を 選択すれば利用可能となる(ここを参照)。 *Xacti DMX-HD1000のFull-HDファイルは映像が高速となって音声解離してしまう。 ビットレート調整を行っても映像の繰り返し再生となって上手く出来ない。 |
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Jahshaka 2.0 RC4
Windows以外にもLinux、OSXとマルチプラットフォームで開発されているオープンソースの エフェクトに特化したレイヤー仕様のビデオ編集ツールで、各種規格のMPEGファイル、 MsMPEG4v2/WMV8圧縮のAVI、SWFやJPG/PNGシーケンスにして出力する事が可能。 MPEG, AVIやMOVに対応しているが、MPEG-4/H.264ファイルを素材にすると無声のファ イルとなって出力されてしまう。 QuickTimePro作成のMPEG-4/H.264ファイルは映像に問題ないが、Xacti DMX- CA65サンプルは映像も上手く描画出来ないファイルとなってしまう。 *Xacti DMX-HD1000のFull-HDファイルも変換可能だがマトモなファイルに変換出来 ない →「Xacti DMX-HD1000 Full-HDの編集」を参照。 |
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及び
Avidemux 2.4.1 GTK+ →「Avidemux:動画編集・変換ツール」参照
AVI, MPEG, VOB, DIVX, FLV, MP4, OGMやWMVをカット(フレーム単位)、結合やインター レースの解除、色調補正などの編集をして、VD, VCDの他にMPEG2, AVI, MP4, OGM, MKV, FLV1やPSPなどの形式に変換する事が可能な動画編集/変換ソフト。 しかし、変換・出力したH.264_AAC.mp4ファイルは、QuickTimeで再生出来ず、DVD MovieWriter 5 for Sanyoの素材として利用出来ない! *GOM Player, VLC Media PlayerやMPlayer GUIでは再生可能。 AVI, MPEG2, VOBとFLV1ファイルの場合は、カットと結合だけの編集なら「コピー」の無劣 化で出力する事が可能だ。 一方、MP4の場合は残念ながら「コピー」で出力すると、映像も音声も一部が脱落する ファイルとなってしまい、無劣化でカットや結合などの編集機能を利用出来ない。 いずれのMPEG-4/H.264も、AVI やOGM, FLV1などに変換する場合は問題なかったが、 MPEG2へ変換する場合には映像コーデックにDVD(lavc)を選択する必要があった。 →「AvidemuxのMPEG-4/H.264への対応」を参照。 QuickTime Pro作成のフルハイビジョンムービーをMPEG2に変換すると、1,440x1,080と なってしまうが、AVIへの変換では元のサイズ(1,920x1,080)で出力される。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQも利用可能だが、Full-HDファイルはマトモに読み込み 出来ず編集操作や変換しようとするとフリーズしてしまう(ffdshow1685:同じ結果だった)。 |
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追記(09.03.23)
Avidemux 2.4.4 GTK+(ffdshow2787) DMX-HD1000で撮影されたFull-HD以外のいずれのMPEG-4/H.264も、カット編集後無劣 化出力やMPEG2, AVI, MP4, FLVへの変換が可能となった。 Xacti DMX-HD1000Full-HDファイルは単純な変換は可能だが、カット編集が上手く出来な い(こちらを参照)。 |
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AviUtl 0.99c2(管理者権限として実行する必要がある)
AVI, D2Vプロジェクトファイルを編集(無圧縮加工やフィルターで画質補正)して、各種コーデ ックを使って圧縮しながらAVIを出力出来るソフト。 856x576を超える素材には未対応との事だが、システム設定で「最大画像サイズ」を変更す れば、フルハイビジョン(1,920x1080)ファイルを素材として利用する事も可能だ。 筆者は、AviUtl にMPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In とAviUtl DirectShow File Readerを組み 込ませて使用しているが、いずれのMPEG-4/H.264ファイルも利用可能だった。 出力サイズは、無圧縮, Huffyuv, XviD, WMV, H.264, VP6ならフルハイビジョンサイズで出力 可能だが、本ソフトはHuffyuv_PCM.avi に変換すると映像の描画が遅延して音声と解離して しまう!又、音声自体も断裂したものとなってしまう。 何故か本形式の素材のみ、DivXの1080高画質プロフィールで圧縮する場合は856x576以 下に制限される? *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQ(1,280x720)ファイルも圧縮・変換するなら、「サイズの 変換」で856x576以下(今回は720x408)に調整して出力すれば可能だ。 一方、Full-HDファイルは読み込みすら出来ない(ffdshow1685:問題なく利用可能だ!)。 追記(08.04.23)訂正 MP4PluginのMP4 File Readerを導入すれば、DMX-HD1000撮影Full-HDファイルを利 用する事が可能となる(「AViUtlで拡張 x264 出力(GUI)の利用」を参照)。 |
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MPEG Streamclip for Windows 1.2 → こちらを参照
MPEG-4/H.264のカット、トリミングや結合といった単純な編集が再エンコードする事なく(劣 化する事なく)可能な貴重な一品だ! なお、MPEG-4/H.264をMPEG2形式に変換出来ないが、QuickTime, DV/DV50形式に変換 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルは問題なく編集可能だが、Full-HDファイルはマト モに読み込めず編集操作をしようとするとフリーズしてしまう(ffdshow1685:同じ結果だった)。 追記(08.09.16)訂正 QuickTime7.5.5(08.09.10リリース)がDMX-HD1000撮影Full-HDファイルに対応したの に伴って、このファイルを利用する事が出来るようになり、無劣化でカット編集する事が可能 となった。 DMX-HD1000を購入してから丸一年、待ちに待った日が来た \(^o^)/ 但し、MP4ファイルをMPEGへは変換出来ず、又日本語環境では他形式(MOV, AVI)への変 換は文字化けの為に、Vista Ultimateの英語環境以外では使い物にならない。 |
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QuickTimePro7.45
(市販) → ここを参照
。
MPEG-4/H.264ファイルをカット編集や結合して、MOV, 3GやMPEG-4形式のビデオファイル へ変換する事が可能(MPEG-4/H.264へは再圧縮して出力する事になる)。 多くのMPEG-4/H.264に対応しているが、StaxRipで変換した場合やAutoMKVの 2-Pass で変換した場合の素材は利用出来ない(ここ と ここを参照)。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルは問題なく変換可能だが、Full-HDファイルは読 み込みすら出来ない。 追記(08.09.16)訂正 QuickTime7.5.5(08.09.10リリース)でDMX-HD1000撮影Full-HDファイルに対応した! |
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TMPGEnc Plus2.5 (市販)
MPEG-4/H.264を簡単編集(カット・結合の他映像クロップも可能)して、MPEGとAVI へ変換 出来るがMPEG-4/H.264で出力出来ない。 注意:CoreAVCではMPEG-4/H.264は未対応ファイルとなってしまうので、fdshowのH.264/ AVCを有効に設定する必要がある。 AACフィルターは、種類によって下記の如く使えない場合があるので「CoreAAC」をイン ストールしておく必要がある。 フルハイビジョン素材を AVI への変換する場合は、サイズを設定するだけで出力可能だが、 MPEG2へ変換する場合は、プロファイル&レベルをHP@HLに変更する必要がある。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルは問題なく(MPEG2への変換はプロファイル&レ ベルを調整すれば)変換可能だが、Full-HDファイルはマトモに読み込めず編集操作をしよ うとするとフリーズしてしまう(ffdshow1685:問題なく変換可能だ!)。 TMPGEnc3.0 XPress(市販) いずれのMPEG-4/H.264も簡単編集して、MPEG, AVI、WMVやビデオDVDなどへ変換出来 るが、MPEG-4/H.264で再出力出来ない。 出力サイズは、AVI,WMVへの変換ならフルハイビジョンサイズで出力可能だが、MPEG2への 変換は 720x576以下に制限される。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルはAVI,WMV変換は問題なく、MPEG2へは720x 576以内(720x408)で変換可能だが、Full-HDファイルはマトモに読み込めず編集操作を しようとするとフリーズしてしまう(ffdshow1685:同じ結果だった)。 追加・訂正(2008.7.23) TMPGEnc4.0 XPress with FLV4 Plug-in v4.5.2.255(市販の体験版) →ここを参照 。 TMPGEnc3.0 XPressの機能に加えてMPEG-4/H.264への出力も可能となったが、再 圧縮して出力する事になり、疑似ストリーム配信の出来ないファイルとなってしまう。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルのAVI,WMV,MPEG2等へ変換は問題なかった。 Full-HDファイルの対応は、v4.4.2.238で検討した場合には上手く変換出来なかったが、 v4.5.2.255では問題なく編集・変換が可能となっていた \(^o^)/ |
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MPEG2AVI 2.8 → こちらを参照
QuickTimePro作成のMPEG-4/H.264ファイルをAVI 形式に変換することが可能で、トリ ミング、部分切り出しも出来る。 但し、WMPやMedia Player Classicでは再生出来ずGOM Player, VLCやMplayerGUI で は問題なく再生可能だ。 一方、Xacti DMX-CA65のサンプルは映像が上手く描画出来ない変換ファイルとなって しまう。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルは変換可能で、GOM Playe等では問題なく再 生出来るが、Windows XP環境ではWMP等で再生出来ない(Vista環境のWMPでは可能)。 Full-HDファイルも変換可能だがマトモなファイルに変換出来ない(ffdshow1685:問題 なく変換可能だ!) →「Xacti DMX-HD1000 Full-HDの編集」を参照。 |
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参考:QuickTime Player7.x Pro(市販)
MPEG-4/H.264ファイルをAVI に変換することも可能だが・・・ 映像圧縮はシネパック,、Intel Indeo4.4かDVモドキ、音声圧縮はALaw2:1かμLaw2:1しか 選択肢がなく、不自然な圧縮形式のAVI ファイルしか出力出来ない。 |
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FFmpegやMencoderなどのオープンソースを借用したマルチコンバータは、多形式の動画の相
互変換が可能で、以下の3ツールはMPEG-4/H.264ファイルを素材として利用出来るが・・・ ▼ SUPER c 2007.b23 → こちらを参照 MPEG-4/H.264ファイルをMPEG2, AVI , MOVやFLV1などに変換することが可能。MPEG- 4/H.264へは再圧縮して出力する事になり、疑似ストリーム配信の出来ないファイルとな ってしまう。 QuickTime Pro作成のムービーは問題ないが、Xacti DMX-CA65のサンプルは、 旧SUPER c v2006,b19は映像が上手く描画出来ない不具合があったが、かなり改善さ れて再生初期のみとなった。 ▼ MediaCoder 0.6.0b3866 → こちらを参照 MPEG-4/H.264ファイルをMPEG2, AVI やFLV1などに変換することは可能だが、再生初期 のみ映像が上手く描画出来ないファイルとなってしまう。 ⇒MediaCoder 0.7.3b4616のバージョンアップで不具合は解消した。 MPEG-4/H.264へは再圧縮して出力する事になるが、疑似ストリーム配信は可能だ。 ▼ Internet Video Converter 1.52 → こちらを参照 QuickTime Pro作成のムービーをMPEG1, AVI やFLV1などに変換することは可能だが、 Xacti DMX-CA65のサンプルは再生初期のみ映像が乱れてしまう。 MPEG-4/H.264へは再圧縮して出力する事になり、疑似ストリーム配信の出来ないファイ ルとなってしまう。 BatchDOO! 1.8 → こちらを参照 MPEG-4/H.264ファイルをMPEG1, AVI , MOV, FLV1やWMV2などに変換する事が可能だ が、残念ながらMPEG2へ変換出来ないし、Huffyuv_PCM.aviへの変換は過容量なファイ ルとなってしまう。 MPEG-4/H.264へは再圧縮して出力する事になり、疑似ストリーム配信の出来ないファイ ルとなってしまう。 QuickTime Proで作成したムービー504x336のみ、QuickTimeでは無声となってしまう が、GOM Player, VLC Media PlayerやMPlayer GUI では問題なく再生可能。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルは問題なく変換可能だった。Full-HDファイル は「ffmpeg.exeは動作を停止しました」と警告されるが、何故か問題なく変換することが 可能だ。 |
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参考:Simple
Mencoder Shell GUI 1.0.2.2 → ここを参照
多形式の動画を初期登録のDVD, MOVやAVI の他、スクリプトを追加する事によりFLVや WMVにも変換が可能とあるが、上記3ツールと比べて非常に使い辛い。 筆者は、MPEG-4/H.264ファイルをFLV4以外の形式に変換した経験が無い。 |
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AutoMKV
0.95 → こちらを参照
BeSweet、DGIndexやMP4Boxなどのオープンソースを利用したDVD圧縮変換ツール。 QuickTime Pro作成のMPEG-4/H.264ファイルをAVI , WMVとMKVに変換可能だが、 Xacti DMX-CA65のサンプルは映像が上手く描画出来ないファイルとなってしまう。 MPEG-4/H.264へは再圧縮して出力する事になるが、疑似ストリーム配信は可能だ。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルは問題なく変換可能だった。Full-HDファイ ルも変換可能だがマトモなファイルに変換出来ない(ffdshow1685:問題なく変換可能) |
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FormatFactory
1.42(こちらを参照)
動画、音声、静止画ファイルのフォーマット変換やDVDリッパーとしても使えるメディアコン バータ。 いずれのMPEG-4/H.264にも対応している。 MPEG-4/H.264へは再圧縮して出力する事になり、疑似ストリーム配信の出来ないファイ ルとなってしまう。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQもFull-HDファイルも問題なく利用可能。 |
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Any
Video Converterフリー版 2.6.2(こちらを参照)
簡単仕様で、色々なビデオをAVI、WMV、MP4、MPG、FLVに変換可能なコンバータ。 いずれのMPEG-4/H.264にも対応している。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQもFull-HDファイルも利用可能。 但し、AVI への変換は元サイズで出力可能だが、AVI 以外は720x576以下に制限される。 |
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ATI Avivo Video Converter 1.12
→ こちらを参照
本ソフトは、各種動画ファイルを MPEG, AVI, WMVへ超高速に変換する事が可能な、ATI 社GPUによるエンコード処理支援ツール。 QuickTimePro作成ムービーは、出力の仕方によってはMPEG2へ変換が可能だが、 Xacti DMX-CA65サンプルは映像が上手く描画出来ないファイルとなってしまう。 TMPGEnc4.0XPressとHandBrake出力素材は問題なくMPEG2へ変換が可能だ。 *Vista環境では、QuickTimePro素材はXP環境と同様に出力の仕方によっては変換出 来ない場合があるが、Xacti DMX-CA65サンプルは問題なく変換が可能だ。 本ソフトのMPEG-4/H.264への対応は、内部コーデック環境に大きく依存するようだ。 MPEG-4/H.264へは、「ATI DirectShowフィルター」を利用すれば、再圧縮して出力する事 は出来るが、疑似ストリーム配信の出来ないファイルとなってしまう(ここを参照 )。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルはWindowsXPでもVistaでも問題なく変換可能 だった。 Full-HDファイ ルの場合はVistaではエンコードエラーとなってしまうが、WindowsXPでは 変換可能だがマトモなファイルに変換出来ない(ffdshow1685:いずれも音声のみの ファイルが出力される)。 訂正:ffdshow r1685を r2265にアップデートすれば新ffdshowのH.264が改善された為か Full-HDファイ ルも問題なく利用可能となった \(^.^)/ |
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A's Video Converter 1.3.0(+Avivo Video Converter 9.2) → こちらを参照
本ソフトは、Avivo Video ConverterのDirectShowフィルターを利用して動画ファイルを変 換するためのフロントエンドで、設定を簡単にカスタマイズする事が可能。 Avivo Video Converter 9.2を使用した検討では、 QuickTime Proで作成したH.264_AAC.mp4素材で上手く変換出来ないのは、旧バージ ョンのAVC/H.264 Main@2.1圧縮された場合だった。バージョン7.5.5以降のQuickTime Proで作成したMain@3圧縮素材は、問題なく変換可能だった。 *Xacti DMX-HD1000のFull-HDファイ ルの場合は 変換可能な素材と出来ない素材 があるが原因は不明 ?(◎_◎)? |
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携帯動画変換君
0.34 → こちらを参照
QuickTime Pro作成のMPEG-4/H.264ファイルを、携帯電話用 3GPPやPSP用MP4やXviD 圧縮AVI ファイルに変換することが可能だが、Xacti DMX-CA65のサンプルは映像が上 手く描画出来ないファイルとなってしまう。 MPEG-4/H.264へは、「Transcoding_PC H264.ini」を編集すれば、再圧縮して出力する事は 可能だが、疑似ストリーム配信の出来ないファイルとなってしまう。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルは問題なく変換可能だった。Full-HDファイルも 変換可能だがマトモなファイルに変換出来ない(ffdshow1685:同じ結果だった)。 →「Xacti DMX-HD1000 Full-HDの編集」を参照。 |
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UniteMovie 2.11 (管理者権限として実行する必要がある)
MPEG-4ファイルに正式対応したとあるが、素材によって上手く結合出来ない場合がある。 QuickTime Pro作成ムービーの場合は、出力の仕方によっては利用出来ない場合があ る。上手く結合出来ても再生初期と結合部分のみ映像が乱れるファイルとなってしまう 。 Xacti DMX-CA65サンプルの場合はQuickTimeで再生出来出来ず、WMPでは順序通り に再生出来るが、映像が上手く描画出来ないファイルとなってしまう。 *Xacti DMX-HD1000のHD-SHQファイルでは、再生初期と結合部分のみ映像が乱れ る以外は問題なく結合可能だ。Full-HDファイルも結合可能だが、この結合ファイルをDVD MovieWriter 5 for Sanyoで編集作業をしようとしてもフリーズして上手く出来ない。 |
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動画編集・変換ソフトのMPEG-4/H.264への対応状況は、
主要な高機能動画編集ソフトは、Vista版Windowsムービーメーカー6.0とAviUtl以外はほとん ど対応していない。 MPEG Streamclip for Windows 1.1は、MPEG-4/H.264のカット、トリミングや結合といった 単純な編集が再エンコードする事なく可能な貴重な一品だ! 圧縮変換が可能なソフトでも、 MPEG-4/H.264ファイルを作成したソフト・機器によって対応の異な る場合が多々あった。 ・Ulead VideoStudio、ATI Avivo Video ConverterとUniteMovieは、微妙な対応を示 している。 QuickTimePro出力素材では、出力の仕方によっては対応出来ない。 Xacti DMX-CA65サンプルに対する対応は奇異だ。 Ulead VideoStudio 11 Plus:MPEG2への変換やDVDオーサリングが出来ない! Avivo Video Converter:WindowsXP環境では上手く変換出来ない! UniteMovie:上手く変換出来ない! ・MPEG2AVI, AutoMKVと携帯動画変換君及び VSO DivxToDVD, Video DVD Maker FREEは、QuickTime Pro出力ムービーでは問題ないが、Xacti DMX-CA65サンプルだと 上手く変換出来ない。 ・SUPER cとInternet Video Converterも、Xacti DMX-CA65サンプルだと再生初期のみ 映像が乱れてしまう。 何故?同じ圧縮のMPEG-4/H.264でもこのような差が生じるのか、その原因が何処にあるのか、 MMname2の解析では力量不足で不明だ。 筆者には難解なH.264の仕様/規格の差(BaseLine:携帯用、Main:蓄積メディア用、Extended :ストリーミング用。Level 1〜5:低〜高解像度やエントロピー符号化:CAVLC/CABACなど) に由来するのであろうか? |
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追加(2008.05.31)
CoreAVCの導入:ffdshowのH.264/AVCの代わりに CoreAVC v1.7を導入して検討したところ、 期待出来る成績はAvivo Video Converter以外には得られなかった →「・・・再利用まとめ」の右端の黄色欄に示した。 |