Insta360 Airで360度全天球の静止画と動画を撮影

Insta360 Airで360度全天球の静止画と動画を撮影
Insta360 Airで 〇Xこどもクリニックを紹介

 
=Androidスマホによる360度全天球画像撮影に有用な小道具=
(2017.05.18作成, 17.11.06更新)
Insta360 Airは、2017年 3月上旬に中国の Arashi Vision社から発売された Androidスマートフォンに装着する360度ビデオカメラで、360度全天球の静止画と動画を簡単に撮影する事が可能。接続端子はMicro USBとUSB-Cの2種類があり購入時注意が必要(メーカーページを参照)。
「Insta360 Air」をスマホに接続したところ
RICOH THETA Sと比べて持ち歩くのにかさばらない(重量26.5g、直径38mm)。約 2万円と相応の価格。但し、静止画は最大3008×1504(THETAは 5376×2688)ピクセル迄しか撮影出来ず、低解像度だが実用レベルだ。一方、動画は 2560×1280(THETAは 1920x1080)ピクセル迄と高解像度だ。
YouTubeなどのプラットフォームでライブストリーミングが出来る他、Facebook、Twitter、Instagramなど各種 SNSへの投稿機能を実装している。
筆者は、今迄スマートフォンのカメラアプリ「Googleストリートビュー」を愛用していたが、撮影するのがかなり面倒で出来栄えも良くなかった。そこで今回、マイクロUSB対応カメラ(amazonで購入)を GALAXY Note Edge SC-01Gに取り付けて使用したところ、手軽に撮影出来たので記述してみた。
スマートフォンで 360度全天球画を視聴すると、本体を傾けたり回転したりすることで視点が同じ方向に動くので、臨場感の高い鑑賞が楽しめる
<参考>GALAXY Note Edge SC-01Gのスペック
 
プロセッサ:Qualcomm APQ8084 2.7GHz(クアッドコア)
OS: Android 6.0.1
ディスプレイサイズ:5.6型、解像度:(1440+160)×2560 ドット
メモリ:ROM 32GB、RAM 3GB
カメラ機能:静止画 5312×2988、動画 3840×2160
追記: 2021年 02月 24日以降は OMNI shot miniを使用
  Insta360 Airは現在入手困難。OMNI shot miniは、エレコム社が ”AndroidOS搭載のスマートフォン直挿し360度カメラ”として販売しているコピー製品で、Type-C - MicroUSB変換アダプターが付属している。
GALAXY Note Edge SC-01G、Google Pixel 4aやdtab Compact d-02Kは、対応している。ところが、
Samsung Galaxy A41(SC-41A)は対応機種の筈だが・・・ナッ何んと!撮影出来ない
┓(´_`)┏オーノ~
 
I. Insta360 Airの使い方
Google Playの Androidアプリ「Insta360 Air」(今回はバージョン1.4.2)を こちらより入手して、インストール。
概要・操作手順は、「Insta360 Air レビュー(2)セットアップと撮影」を参照 。
記事 ” Insta360 Air レビュー(2)... ” より引用 展開
#原文をそのまま引用した。
Insta360 Air レビュー(2)セットアップと撮影
ライフハック

「Insta360 Air」をスマホに接続したところ

Insta360をセットアップする。といっても基本的にはGoogle Playからアプリ「Insta360 Air」をダウンロードしてインストールするだけ。
1.インストールを開始する。
2.デバイス(Insta360 Air)をUSBポートに挿した時にアプリ(Insta360 Air)を自動起動するかどうか? → チェックを入れて「OK」
3.音声の録音を許可するか? → 「許可」
4.位置情報へのアクセスを許可するか? → 「許可」
5.インストールが完了して、チュートリアルが始まる。
「Insta360 Air」のアプリインストールの画面のスクリーンショット


1.アプリを起動したところ。
2.自動的に「デイリーセレクション」のページに移る。ここが「ホーム」になる。画面の下のアイコン「ホーム」、「アルバム」、「設定」でページを移動できる。黄色いボタンで撮影画面へ移動する。
3.設定画面で必要な情報を入力。Facebookへ投稿するためには、ここでアカウントとリンクしておく。
4.撮影画面。黄色いボタンで撮影。その上の3つのアイコンは左から「静止画撮影」、「動画撮影」、「Youtubeへのライブ配信」。静止画または動画を撮影後、左の丸いサムネイルをタップするとプレイヤーで撮影した映像を確認できる。
5.アルバムページ。撮影した画像はこのページに追加される。画像を選んでタップするとプレイヤーで再生できる。
「Insta360 Air」のアプリ立ち上げと設定画面

1.プレイヤーで静止画を見たところ。最初は「フィッシュアイ」で表示される。右下の「指でドラッグ」は「ジャイロスコープ」とトグル切り替えになっていて、この状態では指でドラッグすることで回転できる。「ジャイロスコープ」では、指の代わりにスマホを上下左右へ動かすことで画像を見る角度が変化する。
2.「フィッシュアイ」のまま指をピンチすることで画像を拡大縮小できる。写真は縮小したところ。
3.画面下中央をタップして「パースペクティブ」に切り替えたところ。このモードが一般的なパノラマ写真に近い。ただし、左右にドラッグして360度を見るだけでなく、上下にドラッグすることで真上や足元を見ることも可能。
4.「リトルプラネット」は地上部分を中央に円形に置いて、地平線より上の部分をその円周上外向きに配置したようなレイアウト。まるで小さな惑星に周囲のビルなどが生えているような効果。これも回転だけでなく拡大縮小可能。
5.最後は「クリスタルボール」。これは「フィッシュアイ」を縮小した「2」と同じ
「Insta360 Air」で撮影した画像

撮影は簡単。Insta360 AirをUSBポートに挿して撮影ボタンを押すだけ。Insta360 Airのてっぺんには緑のLEDがあってUSBポートにつなぐと点灯する。使用しているスマホ(Zenfone 3)にはシリコンラバー製の保護カバーを付けているが、コネクター部分が干渉することはない。は画面左下にある「スキップ」をタップ。チュートリアルを読むには右から左にスワイプします。
「Insta360 Air」の電源LEDランプ

大抵のスマホのUSBポートは本体下部にあるので、Insta360 Airを挿した状態では上下が反対になるが、Insta360 Airアプリが画面を上下反転してくれる。電源ボタンが反対側に来るが、使っているうちに慣れた。ただ、アプリを頻繁に切り替える場合には何度も持ち替えなければならないのはちょっと不便。
「Insta360 Air」を手に持った写真

ボール状のInsta360 Airの前面と背面にそれぞれ魚眼レンズが付いていて、この2つで同時撮影した画像をInsta360 Airのファームウェアで一つの360度写真に合成している。なので、継ぎ目が見えるかと思ったが注意してみても分からない。

カメラに映らないのはInsta360 Aire本体を中心とした直径30cmくらいの部分で、写真では黒く見える。最初は普通のデジカメで撮影する癖が抜けず、被写体に正対して構図を決めてから撮影と考えてしまうが、360度全部撮影するので立つ方向などは気にしなくて良い。ただし、自分自身も撮影範囲から逃れることはできないので、顔の高さで撮ると自動的に自撮りになってしまう。自分自身をなるべく写らないようにするにはスマホを頭の上に掲げてシャッターを切るしかない。これは大勢人がいるところではけっこう目立つし、変な人と思われかねない。
「Insta360 Air」の死角

数日使ってみた限りでは、撮影は簡単で撮った写真の解像度も悪くない。気になるのはInsta360 Airをスマホに挿したまま持ち歩くとき。レンズが露出しているのでキズや汚れに気を使う。とくにスマホをテーブルなどに置くと背面側のレンズがテーブルに触ってしまう。

また、レンズだけでなく、USBコネクタ部分はメカニカルにも強くなさそうなので、誤って落としてしまったりすると壊れる恐れがある。しばらく使わない時には、取り外してフォルダに収めておくのがよさそう。

 
 A,B) 静止画撮影時の条件設定
   
撮影のための設定は、2017年5月の記述時点では Insta360 Nanoの方が豊富だが、アプリ更新で撮影項目は増えてきている。
写真の解像度は 3K(3008 x 1504, 2.42MB前後)と一定で、変更出来ない仕様だ。
 
ジャイロスコープの手ぶれ補正
タイマーセット
 
 
露出の設定
フィルターと美肌効果
 
 
フリンジ補正とは、物体のエッジ周辺に現れる細い色収差を除去すること。
フィルターと美肌効果は、閲覧時だけでなく撮影時にもリアルタイムに表示が可能。
なお、Nanoにはあるホワイトバランス、HDRや PF除去能は、現在のところ未搭載。
   
C) 動画撮影時の条件設定
 
 
手ぶれ補正、露出の設定、フィルターと美肌効果の他、解像度の設定は、
・ 960P:1920x960 pixel(8Mbps)
・ 2.5K :2560x1280 pixel(16Mbps)
・ 3K :3006x1504 pixel(??Mbps)
の三段階ある(初期設定は 1280P)。
※3K動画を撮影できるのはGalaxy S7, Galaxy S7 edge、Huawei P9などの一部機種。筆者所有SC-01Gは、3Kではガクガク撮影となってしまい対応していない。
 
なお、ウェブ配信目的では容量制限から仕方なく 960Pで撮影しているが、画質は2.5k撮影よりも良くなくボケが気になる(「Windowsプレイヤーの画質比較」を参照)。
 
 
 =クラウドサービスへの投稿方法=
 
A.B) Googleマップ、Googleフォトや Flickrへ写真を投稿
 
Googleフォトや Googleマップへはアプリから直接投稿出来ない。
共有>エクスポート/シェア:[ローカル]ボタンをクリックすると、「アニメーション」か「パノラマ写真」か「スクリーンショット」かを選択(通常は「パノラマ写真」を選択)後、[エクスポート]ボタンをタップ。
すると 内蔵ストレージの DCIM> Cameraフォルダに保存されるので、それを通常の方法でアップロードすればよい。
  <備考>「アニメーション」でエクスポートは、8種類のオプションが用意されている。AVC/ MP4ファイル(11.0Mbps, 1504x1504, 30fps, Baseline@L5)で出力される。
 
C) YouTubeへ動画を直接投稿
 
共有>エクスポート/シェア:[YouTube]ボタンをクリックすると、「パノラマの動画」か「ワイドアングル動画」かを選択後、[共有]ボタンをタップ。すると「共有中」と内蔵ストレージ(の Insta360Air>vshare>vexport>..フォルダ)へ保存している進捗状況が示される。
保存が完了すると「詳細の追加」画面が表示されるので、タイトル、説明、プライバシーを入力後、[⇒]ボタンをタップすると、YouTubeへアップロードされる。
 
 
II. サンプルの提示と成績
   
A) Insta360 Airで作成した360度全天球の静止画
   
A-1) 自前サイトから Google VR Viewで配信Edgeはドラッグ出来ない
   
 ⇒ Google VR Viewで360度動画を自前サイトから配信を参照。
下図の印をクリックすると、各部屋のパノラマ写真が呼み込みまれます。
ホットスポットから次の部屋へリンク出来ます \(^o^)/
対応ブラウザ:Windows MS Edge, iOSのPuffin, Chrome以外は 360度ビュー可能。
 
 

A-2) 自前サイトから Panotour Pro 2.5で配信 スタンドアロン
   
自動ツアー: 手動操作を止めた時点から自動回転15秒後次シーンへ切り替わります。停止は でして下さい(スマホや iPad miniではジャイロ機能を維持したままでは作動しないが、:ジャイロ機能を無効にして、:自動回転を開始すれば実行される)。
:フロアマップを表示/非表示、:コントロールバー等を非表示/表示
作成方法は、別記「Panotour Proで360度映像をプレイリスト付き配信」の「移動ホットスポットの設定」を参照。
   
A-3) Googleマップへ投稿
   
 展開
下図の印をクリックすると、各部屋のパノラマ 写真が呼み込みまれます。
ページ埋め込み方式で評価
対応ブラウザ:全て 360度ビュー可能。
 
A-4) Googleフォトへ投稿 ここから 入場
   
Googleドライブからページ埋め込みが可能となるが・・・360度ビューが出来なくなる ⇒ こちらで試験。
   
A-5) Flickrへ投稿
   
 展開
下図の印をクリックすると、各部屋のパノラマ写真が呼み込みまれます。
ページ埋め込み方式で評価
対応ブラウザ: iOS版 Puffin以外は 360度ビュー可能。
   
<成績>各ブラウザの 360度全天球静止画再生の可否
 
印:360度ビュー可能、X印:360度ビュー出来ない、,印:ビューに問題あり
 
ディバイス
ブラウザ
自前配信
投稿サイト
Google
VR View
Panotour
Pro 2.5
Google
マップ
Google
フォト
Flickr
 
Windows
10
(CF-AX2)
IExplorer11
b)
MS Edge40
X a)
Firefox53/64
◯→Xa)
Opera44
b)
aa)
Chrome58
b)
aa)
MacOSX
10.12
(Macmini)
Safari11.0
Firefox55
Opera47
Chrome61
Ubuntu
16.0.4
(x32,EGG)
Firefox54
Opera45
Vivaldi1.13
Chromium62
Midori0.5.11
Android
6.0.1
(GALAXY
SC-01G)
ブラウザ4.0
Firefox53
g)
Opera42
g)
Chromium58
Edge1.0.0
X a)
iOS
10.3.3
(iPad mini4)
Safari10.0
Chrome60
d)
Puffin5.2.0
X
c)
X
   
a)
360度ビュー形式で再生するが、ドラッグ操作に反応しない
aa)
Opera57, Chrome71でタッチ操作するには、Chrome://flags等で [Touch Events API]を有効化する必要があった(こちらを参照)。但し、Googleマップ、Googleフォト、Flickrは、Touch Events APIが Disabledのままでもドラッグ操作可能だ ?(゜_。)?
b)
360度ビュー可能だが、指タッチによるドラッグ操作が出来ない。
c)
[PC版サイトを見る]にすれば 360度ビュー可能
d)
クラッシュし易い
g)
360度ビュー形式で再生可能だが、ロングタップして [新規タブで開く]をしても Googleフォトが起動してしまうだけで、アンインストールしないとブラウザでページを開けない
     
 
  B) 360度全天球映像を含んだ写真集のスライドショー
 
B-1) Googleフォトへ投稿して提示 ⇒ こちら から入場
 
<成績>360度ビュー可能なブラウザは、スライドショー時にも 360度ビューが可能だ \(^o^)/
但し、Androidブラウザなら [PC版を表示]にして閲覧、iOSの Safariなら [デスクトップ用サイトを表示]にして閲覧する等の前準備が必要。
なお、アプリ「Googleフォト」がインストールされていると、スマートフォンのブラウザはリンク部位をロングタップして [新規タブで開く]で実行しないと、「Googleフォト」が起動してしまうので注意。
⇒「360度動画・写真混在アルバムのネット配信」も参照。
B-2) Flickrへ投稿して提示 ⇒ こちら から入場
 
<成績>
スライドショー時に360度ビュー出来ない
(コマ送りなら360度ビュー可能 ) ┓(´_`)┏
   
 
C) Insta360 Airで作成した360度全天球の動画
 
今回の素材は、960P:1920x960 pixel(8Mbps)で撮影した。そしてPCへ持ってきて、編集せずにそのまま動画共有サービスへ投稿した。
なお、AVS Video ReMakerで無劣化カット/結合編集したり、XMedia Recodeで圧縮した場合には、 360 Video Metadata Toolでメタデータを挿入してから、動画共有サービスへ投稿する必要がある(THETA S動画の場合と同じ。 こちらを参照)。
 
C-0) 自前サイトからGoogle VR Viewの iframe配信IE, Edgeは 未対応
 
シークバーは再生中消せないので邪魔だが、カードボードモードでは非表示となる。
 
タップしてスタート。タップ毎に [再生] ⇔ [一時停止] します。
スタンドアロンは こちら
 
 
 
Google VR Viewで360度動画...配信」を参照。 ⇒ JavaScript方式は こちら
 
=ブラウザの対応状況= 
1) Windowsブラウザ (Windows10, タッチパネル液晶付きCF-AX2)
IExplorer11は、再生すら出来ない。
MS Edge40は360度ビュー形式で再生するのだが、ナッ何んと!マウスでのドラッグ操作に反応しない(視点を変更させる操作が出来ない)
┓(´_`)┏
Firefox53は、360度ビュー可能だが、「タップするたびに再生/ 一時停止」操作に反応しない
・Opera44, Chrome58は、360度ビュー可能だが、指でのドラッグ操作に反応しない
2) Macブラウザ (MacOSX10.12.6、Mac mini Late 2014)
・Safari11.0, Firefox55, Opera47, Chrome61は、360度ビュー可能。
3) Ubuntuブラウザ (Ubuntu 16.04 LTS 、EGGマシン)
・Firefox54, Vivaldi1.13, Chromium62, Midori0.5.11は、360度ビュー可能。
・Opera45(HTML5ビデオMP4に未対応)は、再生すら出来ない。
4) Androidブラウザ(Android 6.0.1、GALAXY Note Edge SC-01G)
・標準ブラウザ4.0, Opera42, Chrome58は、360度ビュー可能。本体を傾けると視点が同じ方向に追従して移動する事も可能だ
\(^o^)/
Firefox55は、映像を描画出来ない(PCサイトモードでも
ダメ)
・Edge1.0.0は、360度ビュー形式で再生するが ドラッグ操作に反応しない
カードボードモードに変更して VRゴーグルで 3D視聴が出来る機能を搭載
標準ブラウザ, Opera, Chromeは、問題なく 360度全方向に奥行きのある仮想現実感(バーチャルリアリティ)が楽しめる。
5) iOSブラウザ(iOS 10.3.3、iPad mini4)
・Safari10.0, Chrome60は、360度ビュー可能だが一時停止出来ない。
Puffin5.2.0は、再生すら出来ない
 
C-1)~6) YouTube, Facebook, Dailymotio, Vimeo, ハコスココストア, PanoPlaza Movie及び Littlstarへ投稿
 
  ⇒別記「360度動画に対応する動画共有サービスの比較」に独立させました。
 
III. 結果と考察
 
(1) カメラ内で画像を繋ぎ合わせてくれるハードウェアスティッチングに対応。撮影したその場でぐるぐる回して閲覧出来るし、フィルター効果はリアルタイムに表示が可能。
しかし、
(2) バッテリーの消費が激しく、CPUが過熱状態となり易いので短時間の使用にとどめた方がよい。
(3) 使い初めにアプリのカメラ機能が上手く作動しない事があるがすぐに使えるようになる(稀に、端末がハングアップしてしまう事もあるが、再起動すれば使える)。
(4) amazonで2017/05/14に購入した製品には、PC接続用USBアダプタケーブルが付属しておらず、別途「変換名人 USBAA/MCB20 USBケーブル20 A(オス) to micro(メス)」を購入する必要があった。しかし、
ナッ何んと! Insta360 Virtual Camera(1.1.1)のカメラは作動しなかった?(゜_。)?
そこで、追記へ
(5) GPS位置情報の取得について
補足説明 
 
1) 写真の位置情報:Windowsのファイルプロパティで、GPS情報を確認出来る。
 
 
 
2) 動画の位置情報:PotPlayer 1.7で再生中のファイル情報では、存在しない。
 
  <参考>例えば、iPad mini 4カメラで撮影した動画には、ISO 6709の国際標準規格で示される位置情報(緯度、経度、高度)の存在を確認出来る。
 
追記A
=Insta360 Airを PC用の360度カメラとして使用する方法=

先ず、PC接続用USBアダプタケーブルとして「変換名人
USBAB/MCB20, A(メス) - micro(メス) 」とその延長ケーブル「サンワサプライ KU-RAA2, A(オス) - A(オス)」を購入して、Insta360 Airを PCに接続。
1) ストアアプリ「Windowsカメラ」を使用して撮影
 
Windowsストアアプリ Windowsカメラ(2017.308.50)で撮影してみた。
 
=Panotour Pro 2.5で配信=
 
 
残念ながら、映像は Dual Fisheye(魚眼x2)表示となり、360度ビューアーで再生しても上手くスティッチ(合成)出来ない ┓(´_`)┏
補足説明 
Insta360 Virtual Camera(旧名称 Webcam Software)は、Insta360 Air用にリアルタイムにスティッチしてくれる PC用ソフト。つまり、Dual Fisheye(魚眼x2)形式から Equirectangular(エクイレクタングラー、正距円筒図法)形式に変換した上で、ウェブカメラと同様のインタフェースで扱うことができる。と云う(こちらの記事を参照)。
このソフトが、カメラアプリケーションとして作動しないのだ!
PowerDirector 15試用版でも作動しなかった。
仕方なく ストアアプリ Windowsカメラ(2017.308.50)を使用してみたところ(但し、Insta360 Virtual Cameraをタスクマネージャーで終了するか、アンインストールしないと観られない)、Dual Fisheye表示となってしまう。
録画の解像度は、3008x1504p/ 2176x1088p/ 1472x736pのうち、今回は 2176x1088p/ 30 fpsで実行した。
映像は Dual Fisheye形式のままとなってしまう ┓(´_`)┏
別記したアプリ THETA+ Videoで、Equirectangular形式へ変換出来ないか試験してみたが、クロップド動画(ミラーボール、リトルプラネット、フラット及びストレート)への変換は全て 2D動画になってしまいダメだった。
<参考1>RICOH THETA for Windows 2.3.3(THETA Sカメラで撮影した動画を平面の動画に展開・変換するツール)を試用してみたが、残念ながら利用出来なかった。
<参考2>Insta360 Air (Dual Fisheye) 向け Unityシェーダーは(こちらから入手)、Dual Fisheye形式を Equirectangular形式に変換して球体にマップ出来ると云うが、如何?
<参考3>動画編集ソフトAfter Effects+プラグインSkyBox Studio環境ではスティッチ出来ると云うが(こちらを参照)、如何?

2部録画し UniteMovieを用いて無劣化で結合(AVS Video ReMakerでは、2者が ”.. 別のフレームレートでコード化されています.. ” となって結合出来ない)。
次に AVS Video ReMakerで無劣化カット編集後、
360 Video Metadata Toolでメタデータを挿入した。
2) ビデオチャット「Skype」のウェブカメラとして使用
 
=Panotour Pro 2.5で配信=
 
 
Equirectangular(正距円筒図法)で表示出来るので、そのままキャプチャーして 360度ビューアーで再生すれば 360度全天球動画として視聴可能だ \(^o^)/
補足説明 
インターネットビデオ通話アプリ Skype 11.18で、ウェブカメラとして使用してみたところ Dual Fisheye表示となってしまう。しかも、ストアアプリ 「Windowsカメラ」と同じく、Insta360 Virtual Cameraをタスクマネージャーで終了するか、アンインストールしないと観られない・・・半ば諦めていた (;>ω<)/
ところが、旧Windowsソフト Skype 7.38で使用したところ、 'Insta360 Virtual Camera' の選択が可能だった(こちらの記事を参照)。そして、
ビデオチャットの映像は、Equirectangular(正距円筒図法)で表示されようになった。
しかし、skypeは録画機能を搭載していない。そこで、
別のパソコンのストアアプリ Skype 11.18とビデオチャットを実行して受信し、デスクトップキャプチャ録画(今回は、Windows 10のゲーム録画ツール GameDVRを使用してレコード)した。
追記B
カメラを落してレンズの
前方部分を複数破損
=360° ビデオの開始ビューの方向を変更する方法:水平補正=
a) カメラのOMNI shot mini 専用アプリで変更
  補正前:このビデオのデフォルトの視野方向には、レンズの円形傷が6ケ所存在!
 補正後:レンズの円形傷は、視野の後方右寄りに変更された
今後は、レンズを左右逆に接続して撮影し上記補正を行えば隠蔽可能だ
360度動画対応の動画編集ソフトで変更
方向パラメータ:チルト(X)、パン(Y)、ロール(Z)を回転させて調整する
・Motion(Mac):「Motionの360°メディアの方向を変える - Apple サポート」を参照
・PowerDirector(Windows):「PowerDirector 360° 開始ビューの設定」を参照

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