二ヶ国語DVDビデオをPxVC1100で超解像処理 |
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WinFast PxVC1100対応ソフトで二ヶ国語DVDビデオをアップコンバート
後、tsMuxeR GUIで多重言語サラウンド音声に差し替えてBD化 |
(2009.07.12作成)
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「作業用フォルダの選択」で指定したフォルダ内のCaptureフォルダに抽出・保存さ
れた"dmf年月日_....mpg"ファイルは、幸いな事に一つのファイルとなっており、そ の音声を再利用する事になるので貴重だ! |
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*DVDビデオのVTS_01_0.VOB〜VTS_01_6.VOB
7個から音声を分離して結合する
という処理をわざわざ行う必要はない・・・ そのファイルの音声情報は MediaInfo 0.7.14の解析では得られないが・・・ |
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AVIcodec 1.2.0.113で解析したところ、音声の詳細情報が少しばかり得られた。
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「HD1920
H264 Up Convert...」、オーディオ形式をLPCM→AC3でアップコンバート
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途中結果
1)実時間 2時間01分の作品の変換に要した時間: 5時間37分(実時間の 2.8倍)と SpursEngine有効にもかかわらず長時間を必要とした! |
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2)出力ファイル形式は H.264_AC3.mpgで、音声は2チャンネルのステレオだ
Y (>_<、)Y
下図は、変換したファイルをMediaInfo 0.7.14で解析した結果 |
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3)変換したH.264_AC3.mpgファイルの映像と抽出・保存された"dmf・・・.mpg"ファイル
の音声をtsMuxeR GUI で結合してBD化しようとしたのだが・・・ 残念ながら、変換したファイルの映像はそのままでは出力時にエラーとなってし まう Y (>_<、)Y そこで、 |
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TsRemux 0.21.2は、幸い
MovieWriterで変換したMPEG2-PSファイルを無劣化
でMPEG2-TS化する事が可能で、M2TS(192 byte)へ変換するとtsMuxeR GUI で利用する事が出来るようになった \(^.^)/ M2TS化が完了する迄に要した時間: 18分12秒 M2TS化したファイルをMediaInfo 0.7.14で解析しても、M2TS化する前のファイル との差異を明らかにする事は出来ない。 |
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M2TS化したExport20090710-001.m2tsファイルをドラッグ&ドロップ登録して音声
のチェックを外す。 Captureされたdmf09710-184928〜0.mpgファイルをドラッグ&ドロップ登録する。 登録時に、幾つかのトラックが認識出来なかった故の警告が表示されるが・・・ |
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字幕トラックがこの時に失われるのであろうか?判然としないがそのまま続行し、
映像トラックのチェックを外す。 General track options欄で、各々の音声トラック(今回は 4トラック)に対応する 言語を選択する。 DVDリッピング時に把握しておく必要があるので注意する。但し、今回は出力 して再生してみて不明言語となってしまったので、後でやり直した。 OutPut欄の「Blu-ray disk」をチェックして、「Blu-ray」タブでチャプタの挿入を適当 に設定(今回は15分毎に)してから、「Start muxing」ボタンを押す。 |
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Blu-ray disk化に要した時間: 16分04秒
最後にImgBurn 2.4.4.0で、ISO化: 12分48秒 及びBD化: 1時間09分03秒 BDMV/STREAMフォルダ内の本編ファイルをMediaInfo 0.7.14で解析した結果 |
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結果と考察
1)取り込みからBDのISO化迄に必要な最短時間:約 6時間09分の内訳 インポート時間: 3分10秒 アップコンバート時間: 5時間37分(実時間の 2.8倍) SpursEngine有効にもかかわらず長時間を必要とした! 自作DVDビデオが素材の場合は、実時間とほぼ同じ時間で変換出来たのに不思 議な事だ。 WinFast PxVC1100のSpursEngineの性能の問題なのか? 2008年01月購入の Intel Core 2 Quad Q6600(2.40 GHz)の力量不足 ・・・今は高価で手が出ないが、Core i7ならもっと高速に変換可能か? TsRemuxで dmf・・・.mpgファイルのM2TS化時間: 18分12秒 tsMuxeR GUIでBD化時間: 16分04秒 ImgBurnで ISO化時間: 12分48秒 |
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音声言語の選択が可能で、映像・音声の解離も認められなかった \(^o^)/
PowerDVD8 Ultra(b8.0.2217)で再生 |
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MPC HomeCinema 1.2(デコーダは外部PDVD8)で再生
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TMPGEnc 4.0 XPressは v.4.7.1.284、TMPGEnc
Movie Plug-in SpursEngine
は v1.0.3.8を使用。 別項「WinFast PxVC1100で高速エンコード」の操作手順に準じて実行した。 「追加ウェザード」 で言語を選択する事が可能となっているが、多言語を選択出来ない。 又、「出力設定」の用途で「Blu-ray向け(NTSC)」を選択しても、音声はステレオないしモ ノラルでしか出力出来ない。 そこで一工夫する手順をメモした。 |
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ケースA:音声は 6ch AC3の英語を選択し、字幕は
2.日本語でインポート
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「Blu-ray 向け(NTSC)」の「Spurs超解像を使用する」でアップコンバート。
中間結果: 1)エンコード開始後すぐに(5〜6分経過後に)エラーとなってしまった。字幕 を入れると GeForce9600GのCUDAが異常終了してしまう (>_<、)Y |
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2)そこで、「オプション」>「環境設定」で「NVIDIA
CUDA 2.0使用」 のチェック
を外してエンコードしたら、トラブル事なく変換は完了した。 |
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ケースB:音声は 6ch AC3の日本語を選択して字幕なしでインポート。
この場合は、CUDAのトラブルはなく完了する。 |
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中間結果
インポート(HDDへコピー)に要した時間: 3分25秒 変換に要した時間は 4時間08分とDVD MovieWriterの 5時間37分よりも少しは 速かったが、満足出来る速さではない。 ケースAの2)でアップコンバートすれば字幕の表示が可能だ。 |
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映像はMPEG2で、ボケとモスキートノイズが目立ちDVD MovieWriterでアップコン
バートした場合と比べて画質も悪い(上図参考)。 音声がステレオで、再生時に言語の選択が出来ないのは淋しいので・・・ |
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そこで、もう一工夫
tsMuxeR GUIで音声を多重言語に差し替えてBlu-ray disk化 映像ソースは、アップコンバートで作成されたMPEG2_AC3.mpgを使用する。 *DVD MovieWriterのアップコンバートで作成されたファイルのようにM2TS 化する必要はなく、tsMuxeR GUI で利用可能だ。 音声ソースは、「入力設定」項目の「追加ウェザード」時にコピー先フォルダ に保存された".dvddata"ファイルはそのままでは読み込めないので、拡 張子を ".mpg"にリネームして使用する。 |
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今回の素材の場合は、".dvddata"ファイル
2つに分割されて保存されていた
ので、複数の映像ファイルを順番に繋げるappend(→join)機能を使用する。 |
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Blu-ray disk化に要した時間: 18分09秒
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「映像ノイズ除去」や「輪郭協調」などのフィルタ処理を行えばもっと改善す
るのかも知れない? 「Spurs超解像を使う」にチェックを入れて出力したのにもかかわらず、何故 SpursEngine独自の超解像処理効果が顕現化しないのであろうか? ・・・TMPGEnc 4.0 XPressのコーデックの問題なのであろうか? 何れにせよ、映像圧縮がH.264ではないのでこれ以上の深追いは止めた。 |