スマホ写真の管理に無料・大容量クラウドの利用

＊公式アプリ Flickr 4.0.4との差異は以下 ！、!! 印で示した

Auto Backup：写真と動画（追加可能！) フォルダの選択：自由に選択可能！しかし、内臓/Movies/RICHO THETA内や外部/DCIM/Camera内の動画をすんなりとアップ出来ないので、手動でファイラーからの共有でアップする必要がある！ Album内ファイルのソート：不可 説明文の挿入：可能、 写真閲覧：スムース、 スライドショー可能！ 写真の編集機能：未搭載 !! 動画プレイヤー未搭載 !!　しかし、外部プレイヤーで再生可能 (≦3分間)

Windows10の Firefox 41.0で検証　 ┓展開 (1) Flickrウェブサイトに Sign In後、「You」メニューの [Organize]をクリック (2) Albums & Collectionsメニューを表示 (3) 目的の「アルバム」をクリックして表示 ・「Arrange」メニュー：Arrange by date taken(oldest first)でソート ・「Batch edit」メニュー：Title, Description & Tagsでコメントを記載。その他Dates、Permissions、Filters、Locationなどの編集項目を選択して設定 (4) 個々の写真をダブルクリックすると、個別の編集画面が表示されるが、ここでは画像編集は不可。 (5) そこで、「You」メニューの [Camera Roll]で個別に写真を表示後、右下の編集アイコン[Edit Photo]＞「Edit in Aviary」をクリックすればオンラインフォトエディタ「Aviary」が起動する。Aviaryは、明るさ・コントラストや回転、各種エフェクトなど多機能搭載の画像編集用SDK（ソフトウェア開発キット)。

11) PlayMemories Home（デジタル写真管理ソフト)の試用

PlayMemories Home 5.0.03で検証　 ┓展開 PlayMemories Homeは、ソニーが提供するパソコン用の写真・動画管理ソフトで、写真や動画をパソコンへ取り込み管理、簡単な編集、DVD/BDディスク作成、PlayMemories Onlineや YouTube, Facebookへのアップロード機能などを備えている（こちらから入手)。 「表示」メニューの「画像の並び替え」で、ソート可能。 Wi-Fi 自動取り込み先のマイピクチャは、PlayMemories Onlineの同期先となってしまい容量節約にならない。端末写真をオールシンクしている場合は、1920x1080に縮小された画像がダウンロードされてしまう事になる（取り込み先を E:\PlayMemorie等に変更可能だが、同期を止める事は出来ない) 。 ＊管理するために必要なMODDファイル（隠しファイル)が作成されるが、何らかの加減でOneDriveのフォルダでは可視化されて目障りな存在となってしまう。 極く簡易な編集機能のみを搭載 残念ながら、バージョン5.0.03は PlayMemories Onlineへの手動アップロードが機能しない（画像をドラッグ＆ドロップ出来ない)という致命的不具合がある。 一方、オールシンクは「フォルダの登録」をしておけばフォルダ単位で自動アップロード可能だ。

＜補足＞OneDriveを Windowsアプリ「フォト」との連携で使用
	OneDrive（無料で30GB、写真の編集機能は未搭載)は、カメラアップロードで自動バックした写真/ 動画を Windowsストアアプリ「フォト」で直ちにスライドショー表示が出来、写真は簡易編集も可能なので Windowsユーザーは便利だ。なお、動画もクラウドのファイル＞画像＞カメラロールに保存される。 しかし、自動バックアップするフォルダを選択・指定出来ない（DCIM, Picturesのみが対象)。
	Photo Sphereは、何故か写真・画像として認識されずバック出来ない ？ 説明文の挿入は、詳細＞[ファイルの名の変更]に記載すれば可能。 右図は、「フォト」による写真の簡易編集で、右端はフィルターを示す。アルバムの表示は、Win10（フォト 15.1)では可能だが、Win8.1（フォト 6.3)では出来ない。 アルバムのソートは専用アプリ、「フォト」アプリでは不可。PCブラウザでは可能。	（拡大はクリック)

上記いずれのサービスも、端末で新規に撮影・作成したファイルを自動的にクラウドにバックアップ/アップロードする事が可能。
保存されたファイルは、その後に端末から削除してもクラウドから自動的に消去される事はない。
一方、クラウド上でファイルを削除する場合は、
(1) Googleフォト、Zoneramaでは、削除しようとするファイルが端末に存在するとクラウド上で削除出来ない仕様となっているようだ（Google フォトのクラウド上でのファイル削除には二種類あると云うが・・・実際は削除出来ないのだ)。
但し、PC版 Zoner Photo Studiodで削除すると、自動バックアップ中の端末からも削除される！
(2) Flickr, OneDriveでは、クラウドのファイルを削除しても端末から消去されない（同期されない)ので注意が必要。

「Scene」,「cameranアルバム」,「QuickPicで CM Cloud」を検証　┓展開 ＜蛇足1＞「Scene」-カンタン写真整理＆フォトブック （本家の ヘルプを参照) Scene（無料で容量無制限だが、1,000枚/アルバム迄)は、大量の写真を高速に交換出来る事が最大の特徴のSNS系サービス。今回 Androidアプリは v3.2、iOSアプリは v4.11を使用。 アルバムを作成して写真を登録するとクラウドと自動同期される。同期したアルバムは、ウェブで一般公開可能だ。説明文の挿入は、該当写真の「説明を編集」欄に記載すれば可能だが、写真の編集機能は未搭載。残念ながら、端末アプリもウェブブラウザもスライドショー表示出来ない。 Scene Connectは、同期専用のPCソフト。無料では 3,000枚迄だが、アルバムにすれば無限。 ＊追加/ 削除でクラウドと synchronizationされるとあるが、前もって端末アプリでアルバムにまとめておけば、その後PCの同期を止めても削除されない！ 独自の圧縮技術により、写真の解像度をスマホでの閲覧用に最適化させているが、3264x1836 → 1280x720と極端な縮小（6.5分の1)が行われており、保管庫としての利用価値はない。 なお、本サービスは動画には未対応。PCブラウザ上で管理する仕様にはなっていない。   ＜蛇足2＞「cameranアルバム」-写真整理&共有を可愛いスキンで！ 無料で容量無制限に写真を交換出来き、写真整理に必要な機能が盛り沢山と云う（本家を参照)。 しかし、端末アプリで写真を横画面で表示出来ない、スライドショー表示も出来ない。 共有する写真サイズは、S（横640px), M（横960px), L（横1280px)サイズのみと解像度は極度に縮小する為 保管庫としての利用利用価値はない。 動画には未対応。   ＜蛇足3＞「QuickPic」で CM Cloudへ写真をバックアップ QuickPicは、Androidで有名な画像ギャラリーアプリ（iOS, Winストア版無し)。大容量オンラインストレージ CM Cloud(無料 1,005GB)に写真を圧縮無しで自動保存可能（バックアップフォルダの選択は可能で、Photo Sphereのバックも可能)だが、一般公開する機能は搭載されていない（こちらを参照)。 また、PCからはブラウザでサイトへログインして閲覧（/ダウンロード/削除)可能だが、写真をスライドショー表示やアプロード出来ず、PCブラウザ上で管理する仕様にはなっていない。 CM Cloudは動画には未対応。Androidには専用アプリ CM Backupを利用出来るが、iOS及び Winストア用アプリは提供されていない。

追記A（2016.02.13)
PC動画をスマホへコピーすると撮影日が転送日に変更される
	・・・端末のカメラロールは通常日付でソートされるので不都合 ＝概要＝ 撮影した写真や動画を SDカード経由で Androidスマホにコピーすると、例えば 2015年12月に撮影した動画も、2016年2月10日に撮影した動画も、コピーした2016年2月13日が変更日（修正日）となって表示されてしまう。 PCのファイル管理では作成日時、更新日時、アクセス日時があるが、スマホの内部的に「2016年2月13日」に撮影したようになってしまう。即ち、動画の作成日情報が消えて、スマホに転送した日時が撮影した日時となってしまうのだ ┓(´_`)┏ 又、スマホで撮影した動画をアプリ「AndroVid 2.7.0」等でカット編集すると、やはり編集日が作成日となってしまう（ 追記B を参照)。 スマホ内動画のタイムスタンプを変更したいのだが・・・ ＝対策＝ (1) PC-AndroidをUSB接続して転送する場合「移動」で実行すれば、タイムスタンプそのままだと云う記述ある。そこで、PCソフト「タイムスタンプ変換ツール 1.0.0.8」(但し、Norton 360無効化後インストール)で訂正後、カメラモード(PTP)でSDカードへ「移動」してみたが、
	GALAXY Note Edge SC-01G（Andriod 5.0.1), ドコモ dtab 01（ Andriod 4.1.2)及び AQUOS PHONE SH-01D（Andriod 4.0.4)いずれも、修正日（変更日)は 移動した日時になってしまう・・・全てダメだった ┓(´_`)┏ なお、メディア転送モード(MTP)でも内部/外部SDカード へ 「移動」してみたが、案の定ダメだった。
	＜備考＞ ・PC-AndroidをUSB接続して適切な転送モードでコピーした： ファイル転送モード(MSC)だと、外部SDカードしか扱えないが、更新日時は元の値が保持されるという・・本当だろうか？ メディア転送モード(MTP)だと、内部メモリカード/外部SDカードの両方扱えるが、更新日時はコピーした日時になってしまう。よって、内部カードには → ..撮影日時を保ったまま、転送したい... を参照。タイムスタンプを書き換えないアプリを使用せよと云うのだが・・・この記事から正解を見いだせない。 ・適切な圧縮解凍アプリの利用：Androidは ZArchiverで良いが、PC側の圧縮ソフトは何か不明？な為、試験出来なかった。 ・適切なFTPで送信：Android: Ftp server（1.25)ないし ES ファイルエクスプローラー（4.0)と PC: FileZilla Client（3.15)との組み合わせでは、不成功だった！
	(2) Androidアプリ「ギャラリー」のプラグイン「ギャラリーデイトタイムプラグイン 1.2.1」で撮影日を変更してみた。
	動画ファイルを選択→ [共有]アイコンをタップ→ [撮影日を選択]をタップして、起動。新しく登録する日付に編集して[OK]     残念ながら「ギャラリー」以外のファイラーアプリ（ファイル マネージャーHDなど）で見ると修正されていない。
	(3) アプリ「Total Commander 2.72」で変更しようとしても、”アクセスが拒否されました！”となって Andriod 5.0.1/ 4.1.2、内部/外部SDカードいずれでも機能しない。 「File Timestamp 1.14」「AndManager 1.3.1」で更新日時を変更するには root権限（Androidを root化して OSへのアクセス特権）が必要。 (4) アプリ「Googleフォト 1.13」「FlickrBot 1.4.4」では タイムスタンプを変更出来ない。しかし、姑息的だがクラウド上の動画ファイルなら Googleフォト及び Flickrでは、PCブラウザでタイムスタンプを変更する事が可能だ。
	一方、PlayMemories Onlineや OneDriveは日時を変更する機能を搭載していない。
	(5) OneDriveでは、同期中の PCで ...\SkyDrive\画像\カメラ ロール内のファイルのタイムスタンプを「タイムスタンプ変換ツール」で意図した日付に変更すれば、クラウド上のファイルは変更日とはならなずに意図した日付を維持したまま同期される（ので、思い通りの日付で整列させる事が可能だ)。 しかし、Android内のファイルは synchronizationされないので、クラウド、PCと 端末との間で解離が起こってしまう ┓(´_`)┏