使用したフィルタの設定:今回は初期設定のままで使用した。
 ノイズ除去フィルタ
   
以下は、aviutl おすすめフィルタ集より引用・抜粋。上図は追加した初期設定値。
☆バンディング低減フィルタMT
どんなに綺麗にエンコードしても境界に階調割れが発生してしまいます
これはエンコードをかけると、元ソースのbit数が少なくなってしまう為です
このフィルタでうまくディザ処理を行ないバンディング低減を行ないます
「設定」→「banding13b_MT」とクリックします
range ぼかす範囲設定
Y Y(輝度)に対応した闘値
Cb Cb(青色)に対応した闘値
Cr Cr(赤色)に対応した闘値
ditherY ブラー後のディザ強度設定
ditherC ブラー後のディザ強度設定
sample ditherYとditherC使用するための設定
seed 通常使用しないです
結構難しいですが順に説明していきます
「range」は高解像度程、大きくすると効果があります
逆に低解像度には低く設定します
「Y」はデフォルト異常だと強いので、少し弱くかけましょう
「Cb」は数値をいじってもほぼ目に見えないと思いますが、「Y」より少し弱くかけると吉
「Cr」も基本的には「Cb」と同じです。「Cb」と同じ値でいいと思います
[ditherY]と[ditherC]は[sample]が1or2の時にしか適用されません
[sample]を1or2にすると中間階調を作成する為のサンプルを取得しブラー後にディザ処
理を行ないます
0はブラー処理を行なわず、中間階調生成しないでディザ処理します
ソースがかなり綺麗ならば[sample]を0にしても大丈夫と思います
「ブラー処理を先に(高速)」はチェック入れない方がいいです
※[sample]1or2では最終出力した後にバンディングが発生する可能性があるので、
「dither」を少し強めに設定しておくのが吉
※色空間の変化でもバンディングが発生するので、このフィルタは一番最後に処理する
様にしましょう
※写真の設定は実際に私が使用している設定です
後は自分で試行錯誤してみてください
☆アンシャープマスクMT
ぼかした画像と元画像の差分を、元画像に重ねるフィルタです
「設定」→「アンシャープマスクMT」とクリックします
適応量 差分を重ねる値を決めます
範囲 ぼかす範囲を決めます
闘値 ノイズを強調しないためのものです
差分が小さいと働きません
これも好みですが私は強くかかり過ぎないように写真のように設定しています
適用すると、ぼやけている映像が全体的にハッキリ表示されるように見えると
思います(特に輪郭周り)
映像をアップにしてフィルタを「ON」/「OFF」すれば違いが分かると思います
右上の四角い空欄にチェックを入れればフィルターが有効になります


※現在AviUtl オリジナルプラグイン公開サイト @ wikiでMT版がおいてあります。
自分の環境に合うのをどうぞ
 
☆WarpSharpフィルタ
ぼやけた輪郭線を細くし、画像を引き締めるフィルタです
「設定」→「WarpSharpの設定」とクリックします
depth
適用する強度です
blur
輪郭をぼかす回数です
bump
輪郭抽出時の閾値です
cubic
3次元補間係数です
私は「アンシャープ」を有効にしたり、後で紹介する「非線形処理な先鋭化」を
有効にします
そうすると輪郭周りが太く見えるので、WarpSharpは結構強くかけています
これも好みの問題なので自分に合った設定を見つけてください
よく分からなければ写真のようにするといいです

※現在AviUtl オリジナルプラグイン公開サイト @ wikiでMT版がおいてあります。
自分の環境に合うのをどうぞ
 

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