ホワイトブラウザ(White
Browser ) (v0.6.1.0)
|
|
|
|
前準備
|
上図はDefaultListスキンで表示
|
管理したいファイルをWindows Media Playerで再生出来るように環境整備(今回は3種類)。
・DivX Codecの「デコーダー設定...」で、「高度なハードウェアオーバーレイ...」のチェックを外す。
しかし、最終的には製品版DivXは利用せず、新ffdshowのDivX 4/5/6を利用した。
・DirectShow Filter Toolで、SUPER cで導入された RadLight Ogg SplitterとRadLight
Vorbis
Decoderの登録を解除。
・AviSynth2.5.7をインストール:しかし、最終的には使えなかった。
Media Player Classic Homecinema、Area61ビデオブラウザ等のプレイヤーをインストール。
表示されているサムネイルの位置から動画を再生する「シーンジャンプ」機能を利用するに
は、再生開始秒数をコマンドラインで指定出来るMPC HomecinemaやKMPLayerを使用す
る必要がある。
wbファイルの保存先として、「ユーザー」/「ドキュメント」内に「ホワイトブラウザ」フォルダを作成。
但し、wbファイルを新規作成するとProgram\ホワイトブラウザ内に保存されてしまうので、
移動させる手間は必要だが、複数のフォルダを管理する場合は都合がよい。
操作手順
1)新規起動したら又は「ファイル」メニューの「新規作成」で、「ホワイトブラウザ管理ファイル(.wb)」
を作成する。複数のフォルダを管理する場合は個々の名前で複数作成しておいた方がよい。
そして、m2tsには正式対応していないので 追加フォーマット欄(手順3)に "m2ts"を追加して
|
再起動しておく。
2)登録したいフォルダをメイン画面にドラ
ッグすると右画面が表示されるので、
OKして登録する。
すると、直ちに読み込みが開始される。
メイン画面左下の「実行情報」タブを表
示すると読み込み情報が表示される。
*監視フォルダはサブフォルダも含めて
一括読み込みが可能。
|
|
|
*自作した通常のDVDの他に、AVCHD形式で作成したDVDディスク内のBDMV\STREAMフォル
ダ内のm2tsファイルの管理も可能だ。しかし残念ながら、BDMV形式で作成したBlu-rayディ
スクには未対応。
*非サポート形式のファイルを読み込んでもstm.exeが動作を停止するも、メインのブラウザがク
ラッシュしてしまう事は無く、全て登録される。
3)「ツール」メニューの「ファイル別の設定」で、正式対応していないフォーマット形式を追加する。
標準フォーマット:avi,wmv,mpg,rm,rmvb,flv,asf,mpeg,mkv,swf,ogm,mp4,mov,avs,divx,3gp,3g2,m4v
追加フォーマット欄にvob, m2ts,ts,nsvを追加する事で読み込みは可能となる。
→複数の監視フォルダを別々のwbファイルで管理する場合は、其々に追加する必要がある!
4)「ツール」メニューの「共通設定」で、外部の動画再生用プレイヤーを自由に選択する事が可能。
今回は、対応動画形式の多いMedia Player Classic Homecinema 1.1.604をメインプレイヤーに
指定(パラメータで "/start<ms>"を選択)し、Area61ビデオブラウザ、Windows
Media Player、
VLC media player for Windows及び WinDVD8 for I-O DATAを追加プレイヤーに指定した。
*動画のサムネイルを真ん中ボタンクリックすれば、そのサムネイルの位置から再生が始まる。
*AVCHD形式で作成したDVDディスク内のm2tsファイルを再生するとフルハイビジョンの為か
動作の速いシーンは、
Area61ビデオブラウザ<Windows Media
Player<VLC media player≦Media Player Classic
Homecinema の順に映像ブロックがギザギザとぎこちなく描画され、荒く劣悪なものとなって
しまう。
そこでスムーズ再生が可能なWinDVD8で再生させたいのだが、残念ながらディスク上のm2ts
ファイルを本ソフト経由で再生させる事が何故か?出来ない(HDD上のファイルなら再生可能
なのに・・・)。
なお、使用したディスプレイは、三菱のカラーディスプレイモニターRDF19X(1998年製造)だ (-_-;)
5)「スキン」メニューの「スキンを探す」で、Web上からカスタムスキン(例えば、VideoIndex)を直ち
に導入可能。
DefaultListスキンがオーソドックスで、タイル状にサムネイル表示、詳細表示されて使い易い。
VideoIndexは、外観が洒落た仕様となっていおり動画管理を楽しませてくれる。
サムネルの表示はインデックスバーの有/無で別々の登録が必要で、「インデックスバーを
閉 じる」⇔「インデックスバーを表示」ボタンを切り替えると全て表示される。
マウスの真ん中ボタンで、インデックスバーをスクロールする事が可能。
6)「並び」は、一般にはファイル名(昇順)でよいが、複数のフォルダを登録した場合はフォルダ毎
の分類表示が出来ないのでファイルパス(昇順)が便利。
7)右クリック「ムービー」メニューの「マニュアルサムネイル」で自由にサムネイルを選択する事が
可能。
8)「タグ編集」で、キーワードを設定してジャンル別に動画を管理する事が可能。
その他
指定フォルダを監視する機能を備えており、追加した動画を自動的に登録してくれる。
YouTubeなどの動画サイトからのダウンロード機能を搭載している。
|
<結果>
A)自前のMainConcept有意環境(M環境)
1) H.264圧縮型m2tsは、”ピンが接続されていないので、操作は実行できません”となって上手
くサムネイル表示出来ない(以下を試行すると出来る場合がある)。
ツールメニュー/ファイル別設定/サムネイル設定/「AviSynthを使用する」を有効にして、
timeを入力後サムネイルの再作成を実行。
→「AviSynthを使用する」のチェックを外してサムネイルの再作成を実行→マニュアルサム
ネイル作成を実行・・・・
2)何故か?今回の環境では以下の標準フォーマットのファイルをサムネイル表示出来なかった。
mkvファイル:Lazy Man's MKV 0.9.2をインストールしてあるのだが・・・
swfファイル:ツールメニュー/ファイル別設定/サムネイル設定/「AviSynthを使用する」を有効
にして、time又はswf又はbaseいずれを入力してもダメだった。
<注意>「AviSynthを使用する」を有効にして、サムネイルの再作成をすると
全てのmov, mp4, ogmと一部の rm(RV8), wmv(WMV8),avi(DivX6.8,XviD),flv(FLV4)の
サムネイル表示に支障を来す!
|
B)自前のHaali有意環境(H環境)
Haali Media Splitter v1.8.122.18( v1.7.62.21でない)をインストールするとmp4,
m2ts, mkvファイ
ルのDSスプリッターが全てHaali Media Splitterとなってしまう。
m2tsのMainConcept MPEG Demultiplexerが利用されなくなった為か、TIDEJI_HG1とHDC-SD9
由来のH.264圧縮型m2tsファイルのサムネイル表示が出来なくなってしまった
Y (>_<、)Y
|
C)CCCP導入環境(3CP環境)
自前のMainConcept有意環境で表示可能なファイルは全て対応していた。
PanasonicHDC-SD9でHGモード撮影した動画等のH.264圧縮型m2tsファイルは、安定的に
サムネイル表示が可能だ \(^o^)/
mkvファイルは、Lazy Man's
MKVをインストールしなくてもサムネイル表示が可能だった。
追記(2008.11.04)
D)自前M環境のマイナーチェンジ環境とその結果
|
対策方法:対象ファイル
|
対策前
|
対策後
|
結果
|
対策A:H.264圧縮型m2ts
ffdshow r1685を
r2265に
アップデート 注意A) |
MainConcept MPEG
Demultiplexer
+InterVideo Video Decoder
+ffdshow Audio(AC3) Decoder
|
MainConcept MPEG
Demultiplexer
+ffdshow Video(H.264)
Decoder
+ffdshow Audio(AC3) Decoder
|
安定
対応
した
\(^.^)/
|
対策B:SSA字幕付XviD.avi
新ffdshowのDivX,Xvidを有
効に設定 注意B) |
AVI Splitter
+DivX Decoder Filter
+MainConcept Audio Decoder
+Interrnal Script Command
Renderer
|
AVI Splitter
+ffdshow Video(Xvid)
Decoder
+MainConcept Audio Decoder
+DirectVobSub
|
対応
した
\(^.^)/
|
対策C:mkv
新ffdshowのDivX,Xvidを有
効に設定
+Haali Media Splitterの
再インストール 注意C) |
Matroska Splitter
+DivX Decoder Filter
+CoreVorbis Audio Decoder
|
Haali Media
Splitter
+ffdshow Video(DivX/Xvid)
Decoder
+CoreVorbis Audio Decoder
|
対応
した
\(^.^)/
|
<参考>mp4
対策Cの処理:新ffdshow
+Haali Media Splitterの
再インストール |
MainConcept MP4 Demultiplexer
+ffdshow Video(H.264)
Decoder
+CoreAAC Audio Decoder
|
Haali Media
Splitter
+ffdshow Video(H.264)
Decoder
+CoreAAC Audio Decoder
|
影響
なし
|
|
注意A)ffdshow r1685を
r2265にアップデートすると、m2tsファイルのビデオデコーダは
Inter
Videoから ffdshowのH.264に変更される。
この変更によっても Picasa2は影響を受けないが、TMPGEnc
KARMAで全てのm2ts
ファイルの利用が出来なくなってしまう (;-;)
注意B)ffdshowのDivX 4/5/6、Xvidを有効に設定すると、製品版
DivXは使用されなくなる。
この変更によって他の管理ソフトが影響を受ける事はなかった。
注意C)Haali Media Splitter v1.7.62.21(v1.8.122.18ではない)を再インストールすると、mkv
ファイルのDSスプリッターはLazy Man's MKV 0.9.2で導入されたMatroska
Splitterから
Haali
Media Splitterに変更される。
これらの変更によっても TMPGEnc
KARMAとPicasa2は mkvに対応するという事
はなかった。一方 Windowsフォトギャラリーでは、mkvファイルのサムネイル表示は
出来ないが、読み込みと再生は可能となった。
<参考>対策Cを講じる(Haali
Media Splitter v1.7.62.21を再インストールする)と、mp4ファイル
のDSスプリッターはMainConcept
MP4 DemultiplexerからHaali
Media Splitterに変更
される。
これらの変更によって、Picasa2はXacti DMX-HD1000のmp4のサムネイル表示が可
能となったが、その他の動画管理ソフトへの影響は認められなかった。
追記(2014.05.29)
E)
久しぶりに検討した 新DS環境(Win7DSFilterTweakerによる LAV Filters優位環境)において、
FC2動画から Chromeの機能拡張: Douga Getterで取得した H.264_AAC圧縮 MP4
ビデオは、
27ファイル中 8ファイルでサムネイル表示出来なかった。
→致し方なく、XMedia Recodeを使用して映像無劣化、音声:AAC→AACでMP4ファイルに
再構成したところ、6つはサムネイルの生成が可能となった。しかし ・・・
アスペクト比がやや不正な 16:9ファイル(646x464,
426x240)は、例えば640x360へ変換し直
さなければサムネイル生成出来るようにならなかった ┓(´_`)┏
追記(2016.05.xx)
保存先を C:\WhiteBrowserがら
E:\ドキュメント類...\WhiteBrowserへ変更
新規作成すると、
(1) ホワイトブラウザ管理ファイル(*.wb)は、C:\WhiteBrowser内に作成される。
(2) サムネイルは、C:\WhiteBrowser\thum内に作成される。
各々を E:\ドキュメント類(QSWin)\Documents\WhiteBrowserへ変更して管理した方が便利だ
(1) .wbファイルは、目的の場所へ直接移動する。
(2) サムネイルフォルダは、ツール>この管理ファイルだけの設定>サムネイルフォルダで、ブラ
ウジングして目的の場所を指定する。
|
Area61 ビデオスキャン
Lite (v3.8.2)
|
|
|
|
本ソフトは動画ファイルをタイル状にサムネール管理するArea61 ビデオスキャンの簡易版。
|
前準備
Visual Basic 6.0 SP6ランタイムライブラリはインストールしてなくとも支障はないようなのだが、
・・・ ここから入手してインストールしておく。
|
VistaのUAC(ユーザーアカウント制
御)機能を無効にしてインストール
しないと、右の警告が表示される。
*Visual Basic 6.0 SP6ランタイム
ライブラリが必要?( こちら参照)
*MSIインストーラの制約?( こちら)
|
|
|
操作手順
1)ファイルの登録:エクスプローラから、登録したい動画フォルダを選択してメインパネルにドラッグ
&ドロップすると「新規ビデオ登録」画面が表示されるので、「処理開始ボタン」をクリック。
*「登録」ボタンを押して、「参照」から登録したい動画ファイル選択てもよいが面倒。
2)登録完了後に、エクスプローラ 風のツリーでフォルダ内の動画の管理が可能となる。
参考:USBパスパワー対応の外付けHDDは、接続して直ちにブラウス出来ない場合がある!
⇒一度接続したままシステムを再起動すれば次からはブラウスが可能となる。
3)動画の再生は同梱のArea61ビデオブラウザ(v5.1→v5.2にアップ)が起動して実行される。
途中からの再生も可能だ。
映像描画は良好で、フルハイビジョンのm2tsでも100%で再生すれば、映像ブロックがギザギザ
に描画される事は少なくスムーズ再生が可能だ。
しかも、任意のサイズでの静止画連写キャプチャやサムネイル一覧表示機能も搭載している。
*未対応の動画(SVQ3_QDM2.mov)を操作するとソフトがクラッシュしてしまう!不具合がある。
*データベース機能はファイル名での検索が可能な程度で、自動監視機能を搭載していない。
*フル機能版(2,500円)は、ディスクナビ/サムネイル追加/HTML作成機能を搭載しており、ファイ
ル名表示と色マーカーをつけることも可能。
|
|
フル機能版のディスクナビ機能を使えば、自作した通常のDVDの他に、AVCHD形式で作成
したDVDディスク及びBDMV形式で作成したBlu-rayディスク上のBDMV\STREAMフォルダ内
のm2tsファイルの管理も可能だ。
|
<結果>
自前のMainConcept有意環境
swfに未対応以外は多くのフォーマット形式に対応可能だ。しかし・・・
mkvとH.264圧縮型m2tsファイルの場合は、UAC(User
Account Control)を無効にして実行
しないと読み込み出来ない場合が多いが、成績が一定しておらず不安定!
|
CCCP導入環境での成績
自前のMainConcept有意環境で表示可能なファイルのうち
idx+sub字幕付きXviD_MP3.avi
以外は対応していた。
PanasonicHDC-SD9でHGモード撮影した動画等のH.264圧縮型m2tsファイルとmkvファイル
は、安定的にサムネイル表示が可能だった
\(^o^)/
追記(2008.11.04)
自前M環境のマイナーチェンジ環境
対策A、B(ホワイトブラウザの項参照)で、ホワイトブラウザと同じく
H.264圧縮型m2ts、mkv
に対応した。
残念ながらTIDEJI_DRのMPEG2_AAC .m2tsの無声は、ffdshow
r1685を
r2265にアップデート
してAACを有効に設定しただけの姑息的な方法では解決しなかった。
|
TMPGEnc KARMA
(v0.0.4.45)
|
|
使用方法は、本家のこちら(PDF、28.9MB)を参照。
|
|
本ソフトは、奇抜な表示仕様(任意の透過度を設定してデスクトップを表示、ライブラリービューの
背景で再生)を搭載しており、楽しく動画を再生する事が可能な動画管理ソフト。
タグやカラーラベルでジャンルやカテゴリー管理が可能だが、検索機能を持っていない。
管理フォルダは、「ユーザー」フォルダ/「ビデオ」フォルダに初期設定されているので、
「ライブラリー」メニュー/「管理フォルダ設定」の追加ないし削除で新規に登録し直す。
自作した通常のDVDはvobに未対応の為に管理出来ないが、AVCHD形式で作成したDVDディ
スク及びBDMV形式で作成したBlu-rayディスク上のBDMV\STREAMフォルダ内のm2tsファイ
ルの登録は可能だ。
管理フォルダの自動更新機能はなく、「ライブラリー」メニュー/「ライブラリー更新」を実行すると
追加されて直ちにサムネイル表示される。
右上の「閉じる⇔開く」でサブプレビューして任意のサムネイルを設定する事が可能だが、欲しい
かな単数個に限られる。
再生はメイン画面内で透明感を持って実行出来る特異な仕様(上図)となっているが、サムネイル
を右クリック「別ウインドウで再生」を選択すれば付属のプレイヤーが起動する。
フルハイビジョンのH.264動画でも全画面表示ならギザギザした映像ブロックは目立たなくなる。
なお、未対応のファイルをサムネイル表示で再生しようとするとソフトがクラッシュしてしまう!
⇒「リスト表示」にして、「ライブラリー」メニューの「終了」でソフトを終了してから対策を講じる。
同梱のTileShot CREATORで、連番アニメーションを作成する事が可能。
<結果>
自前のMainConcept有意環境
及びHaali有意環境
対応可能なファイル形式(サムネイルの作成には別途コーデックのインストールが必要)は、
avi, mpg, wmv, flv, divx, mp4, m2ts, rm等となっており、mov, nsv,
mkv, ogm, swf には未対応。
rmファイルは何故か?MainConcept有意環境とHaali有意環境とで対応に差異があった。
m2tsファイルは、Haali有意環境では未対応だった。一方、MainConcept有意環境では
地デジTIDEJI_DR1以外は表示・再生可能だが、残念ながらPanasonicのHDC-SD9は再生出
来ても映像が遅延して音声解離してしまう (;_;)
|
CCCP導入環境での成績
自前のMainConcept有意環境で表示可能なファイルのうち、rmファイルとdivxファイルはサム
ネイル表示も再生も出来なかった。
MPEG2-TSファイルは、H.264圧縮型m2tsもMPEG圧縮型m2tsいずれもサムネイル表示も再
生も出来ず、PanasonicHDC-SD9でHGモード撮影した動画を利用出来なかった
Y (>_<、)Y
追記(2008.11.04)
自前M環境のマイナーチェンジ環境
対策A(ホワイトブラウザの項参照)を講じると全てのm2tsファイルの利用が出来なくなってし
まう (;-;)
|
TAGIRI
(v1.3.2)
|
|
|
|
本ソフトは、Mitterツールバーと連携して動画をサムネイルとタグで快適に管理出来るとしてYou
Tube、ニコニコ動画のユーザーには高い評価を得ているようだ。
再生は同梱のTAGIRIプレーヤーが起動して実行される。
通常の動画再生やシークバーでの再生位置の移動以外に、チャプター情報の字幕表示、動画
の前後スキップ、独自コメントの付与、ポスターフレームの設定が可能。
<結果>
さまざまな形式の動画に対応しているというのだが・・・
自前のMainConcept有意環境とHali有意環境とでは、対応状況に差異が大きかった。
筆者が常用しているMainConcept有意環境では、マトモに対応しているのは flvのみで、 avi と
mkvは読み込みが出来てもサムネイル表示が出来ない事が多かった。
movとmp4は部分的に対応しているも、Xacti DMX-HD1000のmp4は再生可能だが、サムネイル
表示は出来なかった。
m2tsへの対応は絶望的だった・・・読み込み過程でしばしばソフトがクラッシュしてしまう!
何故か?wmvとmpgは読み込みすら出来なかった。本家は mpgには GPL MPEG-1/2 Decoder
の導入を推奨しているが、現在の動画編集・変換環境を崩したくないので深追いする事を諦め
た。
|
CCCP導入環境での成績
自前のHaali有意環境で表示可能なファイルのうち、H.264_AAC.mp4ファイルとMsMPEG4v2_MP3
.aviファイルはサムネイル表示が出来なくなった。一方、DivX/XviD_MP3.avi/divxファイルはサ
ムネイル表示が可能となった。
何故かH.264_AAC.movファイルは読み込みすら出来なくなってしまった。
自前の環境では全滅だったMPEG2-TSファイルは、H.264圧縮型m2tsもMPEG圧縮型m2tsい
ずれもサムネイル表示は出来ないが・・・再生は可能だった。
自作した通常のDVDはvobファイル未対応の為に再生出来ないが、AVCHD形式で作成したDVD
ディスク及びBDMV形式で作成したBlu-rayディスク上のBDMV\STREAMフォルダ内のm2tsファ
イルの再生は可能だった。
TAGIRIプレーヤーは、AVCHD,
Blu-ray上のH.264ファイルでもコマ落ち無く映像描画にも問
題は認められなかった。
|
Windowsフォトギャラリー
(v6.0.6000.16386)
|
|
|
本ツールはVista付属の画像管理ソフトで、単数個サムネイル表示で動画管理も行えるが、正規の
対応フォーマットは avi, mpeg, wmv/asfと少ない。
自前のMainConcept有意環境ではvob,
ogmにも対応となっていたが、Xacti DMX-HD1000の
mp4には未対応だった。m2tsへの対応は絶望的だ。
vobに対応しており、自作した通常のDVDディスク上のファイルの管理は可能だった。一方m2ts
には未対応の為、AVCHD形式で作成したDVDやBDMV形式で作成したBlu-rayディスクの管理
は不可。
|
CCCP導入環境での成績
自前のMainConcept有意環境で表示可能なファイルのうち、mpeg2,vobファイルとogmファイル
はサムネイル表示が出来なくなった。
一方 mkvファイルとMPEG圧縮型m2tsファイルは、MainConcept有意環境では読み込みすら
出来なかったが、CCCP環境ではサムネイル表示は出来ないが再生は可能となった。
BDMV形式で作成したBlu-rayディスク上のm2tsの再生も可能となったが、著明なコマ落ち再
生となってしまう!
mp4ファイルとH.264圧縮型m2tsファイルはサムネイル表示も再生も出来ず、Xacti
DMX-HD1000
及びPanasonicHDC-SD9由来の動画をやはり利用出来なかった。
|
Picasa2 (v2.7)
|
|
|
|
本ソフトは 、Web(ウェブアルバム、Gmail、Blogger)との関連性に優れた画像管理ソフト。
動画管理ツールとしてはサムネイル管理、アルバム追加やスター付けによる分類と常時監視
が可能だ。
「ファイル」メニュー/「Picasaにフォルダを追加」をクリックすると、「フォルダマネージャ」が起動し
て親切仕様のエクスプローラ 風ツリーでフォルダ内の動画管理が可能となる。
自作した通常のDVDの他に、AVCHD形式で作成したDVDディスク及びBDMV形式で作成した
Blu-rayディスク上のBDMV\STREAMフォルダ内のm2tsファイルの登録も可能だ。(その際、
「Picasaにフォルダを追加」ではディスクは認識されず、「Picasaにファイルを追加」:「すべて
のファイル」表示で読み込みが可能となる)。
再生は内蔵プレイヤーで実行される。
コントロールバーを搭載しておらず扱い難いが、フルハイビジョンのm2tsでも全画面表示なら
AVCHDのDVDではスムーズに再生可能だ。Blu-rayの場合は、少しギザギザした映像ブロッ
クがみられる。
右クリックメニューの「ファイルを開く」で、関連付けされている外部のプレイヤーでも再生させる
事は可能だが、好みのプレイヤーを選択する機能は搭載されていない。
ホワイトブラウザと同様に、HDD上のファイルならm2tsに関連付けされたWinDVD8で再生す
る事が可能だが、ディスク上のm2tsファイルを再生させる事は出来ない。
サムネイル表示は単数個で、任意のシーンを選択する事は出来ない。
<参考1>付加機能について
動画を画像ファイルのように編集・調整・効果付けする事は出来ない。
最初のフレーム写真をエクスポート出来るが、任意のスナップを保存出来る訳ではない。
<参考2> 初回起動時に画像スキャンを強要されるが、この時点で任意のフォルダを指定出
来ない!
<参考3> 管理フォルダ内に隠しファイルPicasa.ini が作成されてしまうのだが・・・
<結果>
自前のMainConcept有意環境
Xacti DMX-HD1000のmp4ファイルは、再生出来てもサムネイル表示は出来なかった。
上記以外のmp4やwmv, mov, mpeg, avi は、読み込み出来ればサムネイル表示も可能で、
白黒がはっきりしている。
m2tsに対応しており、PanasonicのHDC-SD9はMainConcept有意環境では安定対応して
いた!
|
CCCP導入環境での成績
自前のMainConcept有意環境で表示可能なファイルのうち、movファイルは読み込みすら
出来なかった。
Xacti
DMX-HD1000のmp4ファイルは、自前の環境ではサムネイル表示出来なかったが、
CCCP環境では問題なく表示可能となった。
なお、TIDEJI_DR1のm2tsファイルは
自前の環境では無声だったが、問題なく再生可能だ
った。
追記(2008.11.04)
自前M環境のマイナーチェンジ環境
対策C(ホワイトブラウザの項参照)を講じると、mkvファイルのサムネイル表示は出来な
いが読み込みと再生は可能となった。Xacti
DMX-HD1000のmp4のサムネイル表示が
可能となった。
|