クラウド管理ソフトCloud Explorer, odriveの試用

クラウド管理ソフトCloud Explorer, odriveの試用

=ウェブサービスMultCloudもクラウド上で動画をプレビュー出来ない=

(2015.06.09作成, 15.07.18更新
Cloud Explorerとodriveは、各種オンラインストレージのPC用一元管理ソフト。今回は、クラウド上で動画を再生してプレビュー可能かに絞って試用した。

Cloud Explorerの試用
 
Cloud Explorerは、オンラインストレージ(Dropbox, Google ドライブ, OneDrive, Box, Facebook) 内のファイルを一元的に管理出来る PC用ソフト。ファイルやフォルダのアップロード / ダウンロード(ドラッグ&ドロップにも対応)、検索、削除、リネーム、新規フォルダ作成 といった操作が可能(こちらを参照)。
今回、バージョン1.0.7を試用して検証した。
 
 
Google ドライブとOneDriveで動画ファイルのビューが可能かと期待したが、サムネイル画像が表示されるだけで、動画のプレビューが出来る訳ではない ┓(´_`)┏
即ち、本ソフトはプレイヤー機能を搭載していない。
ファイルビューアー機能は貧弱で写真の内でも BMP, JPG, PNG, PSDのみ直接閲覧可能だが、TIFF, GIFは不可。PDF、TEXT、Office書類及び音声ファイルを直接閲覧する事も出来ない。
   

odriveの試用
 
各種クラウドストレージサービスに接続して、1つのPC内フォルダ(仮想フォルダ)で一括管理可能な高機能なショートカット集を生成するようなアプリケーション。
PC用アプリodrivesyncでの操作
  サイトへアクセスしてサインイン後、odrivesync.3114.exeをダウンロードしてインストールした。
odriveフォルダは、CドライブのUsers\ユーザ名\odriveに初期設定される。残念ながら ”Move odrive Folder” するためには有料版が必要。
 
 
ユーザが自分のハードディスク上のそれを実際に開こうとクリックした時だけ、ダウンロード/同期される。その制御は、右下の通知アイコン又は、フォルダの右クリックで可能だ。
[Unsync Folder] で同期を解除すると、ローカルから一瞬でデータが消えるースゴイ!
同期されていないフォルダは「.cloudfx」という拡張子が付き、ファイルの場合は「.cloudx」が付く。
 
下図は、Google Drive内の NewPompeiiフォルダの動画が半分まで同期した処で、チェック印はダウンロード完了を示す(合成写真)。
 
 
各ストレージのクライアントアプリをインストールしているメインマシンに導入しても使い方によっては、同じファイルを二重に保存してしまう事も有り得るので注意。
一方、odriveは必要な時だけ簡単にダウンロードが可能、必要がなくなったら同期解除出来るので、外出用のサブマシンには便利。
<備考>PC用ブラウザでの操作
サイトへアクセスして、オンラインストレージサービスにリンクするが、無料使用では リンク可能な数は 5箇所迄に制限される。
 
 
展開して動画をプレビューしようとしても、ダウンロード後でないと再生出来ず保存となってしまう。
 

備考(2015.07.18)
MultCloudの利用
 
MutlCloudこちらから入場)は、オンラインストレージ(Dropbox, Box, Amazon Drive, Google Drive, OneDrive, SugarSync, Bitcasa等) 内のファイルを一括管理を可能とするウェブサービス。
なお、何故か?04WebServerで構築した自宅WebDAV には接続出来なかった。
 
 
便利なのはデスクトップからファイルの追加がドラッグで出来る事だと云う。又、サービス間でのファイルコピーも可能。
画像ファイルのプレビューは可能だが、残念ながら動画は再生出来ない ┓(´_`)┏
 

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