AviUtlは、 ここから
入手(今回はv0.99i9を使用)。
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A) 出力用プラグイン「拡張 x265 出力(GUI)
Ex」関連のインストール
1)rigayaの日記兼メモ帳さん開発のAviutlのプラグイン「拡張 x265 出力(GUI) Ex 3.xx」を入手する
(こちらから、今回はx265guiEx_3.07β.zipを使用)。
解凍後、auoフォルダ内のファイルも、x265guiEx_src.7z解凍後のファイルも AviUtlフォルダの第
一層に入れる。
* rigayaさんによれば x265guiEx.auo / x265guiEx.ini / x265guiEx_stgフォルダを
pluginフォルダ
に・・・と記述されているが、それでは上手く作動しない。
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2)必要な実行ファイル
x265.exe: x265.ccから入手(今回は64bit
- 8bpp版 x265_latest を使用)。
音声の多重ツール: L-SMASH (muxer.exe / remuxer.exe)も 同じrigayaさんから入手。
→ 解凍して、そのままAviUtlフォルダの第一層に配置する。
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3)Nero
Digital Audio
音声のエンコードに必要。
ここから
NeroDigitalAudio.zip
(Nero Digital Audio1.1.34.2)
を入手。
解凍後、win32フォルダ内の
neroAacEnc.exeを
AviUtlフォルダに入れる。
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4)[mkvmerge (mkv出力時に必要)]
http://www.bunkus.org/videotools/mkvtoolnix/
5) [mplex (mpg出力時に必要)]
http://sourceforge.net/projects/mjpeg/files/mjpegtools/
mjpegtools > x.x.x > mjpegtools-x.x.x-mingw-bin.tar.bz2
x.x.xは適当なバージョン
以上は、ReadMeに記載されているが、rigayaさんでも”mkv出力とか全くテストしてません”との事
なので、今回 5)は調達しなかった。
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<参考>x265guiEx_3.07β付属のReadMeファイル(ページ表示)
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B) その他:AviUtlシステム構築に必要なツールは
、別項を参照。
1) AviUtl用追加プラグイン
DirectShow File Reader Plugin, MPEG-2 VIDEO VFAPI Plugin,
MP4Plugin, FLV File Reader plugin
拡張 x264 出力(GUI), 自動フィールドシフト インタレース解除プラグイン
2) ファイルの読み込み・編集・変換に必要なツール
Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ , Microsoft .NET Framework
ffdshowやHaali Media Splitterなどのコーデック・フィルター類
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A)素材は、AVCHD(H.264_AC3圧縮M2TS,
Full HD)ファイルを用いた。
元素材は、SANYOのデジタルムービーカメラXacti DMX-HD1000を用いてFull-HD (1,920
x1,080、59.94fps、12Mbps)で撮影したMPEG-4 AVC/H.264(MP4)ファイル。
細切れのMP4ファイルを、MPEG Streamclip for Windows 1.2で再エンコードする事なく
トリミング/結合した後、Corel VideoStudio 12 Plusで編集してAVCHD NTSC HD-1920
(1,920x1,080、H.264:29.970fps, 11.0Mbps、AC3:384Kbps)にて出力したファイル。
今回は、収録時間 74秒のイタリア周遊「イントロムービー」を用いた。
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B)AviUtlのシステム設定や編集操作は、別項と同じ(こちらを参照)。
出力ファイルの解像度 720x408、24fpsとして、ノイズ除去フィルタ、バンディング低減フィルタMT、
アンシャープマスクMT、WarpSharpフィルタを適応した。 |
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拡張 x265 出力(GUI)
Exの設定と変換操作
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1) 今回トータルのビットレートは、ウェブ配信用に映像375+音声64kbpsを目標とする。
ファイル>プラグイン出力>「拡張 x265出力(GUI) Exべ〜た」をクリック。
「保存」ダイアログで、「ビデオ圧縮」をクリック。
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2) 初めに、「メニュー」の「プロファイル」で[普通、高画質、高速]」の内、「普通」を選択してから
各項目の設定を行った 。
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3) 映像の設定
今回は「シングルパスービットレート指定」を選択し、「ビットレート」で375kbps。
速度:medium、プロファイル:main等は、初期設定のまま変更せず
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4) 音声の設定
NeroAacEncを選択して、neroAacEnc.exeの指定でAviUtlフォルダ内に追加した場所を指定。
エンコード設定でプルダウンから、今回はAAC-LCビットレート指定 64kbpsとした。
又、外部Muxer(導入した音声の多重ツール)の場所を指定する。
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5)その他の設定: 出力するファイルの種類の初期設定を行うが、出力時に指定可能。
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6)その他ビデオの設定
「符号化ブロックサイズ」などの設定は、筆者には難解な為、初期設定のままで使用。
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7)出力
設定が完了したら、出力場所を指定し名前を入力して、ファイルの種類(コンテナ形式)を指定
して「保存」をクリックすると出力が開始される。
映像エンコード後に音声のエンコード処理とMuxされて完了する。
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以下、MP4形式で出力した場合の成績を示す。
1) 変換速度: 一世代前のCore 2 Quad Q6600 (2.40GHz)マシンで実行したところ、
収録時間 74秒のイタリア周遊「イントロムービー」のMP4への変換に6分28秒。
DivX Converter 10.0.1によるMKVへの変換時間11分03秒よりも速かった。
Aviutlの拡張 x264 出力(GUI)によるMP4への変換時間 3分07秒の約2倍掛かった。
2) 画質は、解像度 720x408、映像転送レート375Kbpsでも DivX Converterの場合と大差なく、それな
りに見られるが、ローカル再生が目的なら
rigayaさんの記事を参照。
現時点ではマルチパスエンコードに対応出来ていないようだ(自動マルチパスとは?)。
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3)
ローカル再生: MPC-BE 1.3.1、MPC-HC 1.7.1、VLC Media Player 2.1.1で再生可能。
但し、DivX Player 10.0はH.265圧縮MKVには対応するも、H.265圧縮MP4の再生は不可。
2013年11月現在、Windows Media Playerはffdshow rev4527と Haali Media
Splitter 1.13の組み合
わせても再生出来ないが・・・
4) Strongene PC HEVC/H.265 Decoderを導入して、別記の方策を講じれば DirectShow
Filter
依存のメディアプレイヤー「DV」でも再生可能となり、再利用が出来るようになる
⇒「H.265/HEVC動画の作成と再利用の方法」を参照。
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5) H.265/HEVC圧縮MP4をウェブ再生させる事が出来る定番の配信方式は、2013年11月時点では無い。
H.264/AVC圧縮MP4の配信が可能な各種ウェブ配信方式で試験してみたが、DivX Web Player方式で
も送・受信出来なかった(WindowsではVLCのWeb Pluginを利用したブラウザ埋め込み配信が可能)。
しかし、H.265/HEVC対応プレイヤー用に、URLを記述したM3Uメタファイルを用意すればストリーミング
再生が可能となる ⇒「H.265圧縮MP4動画のストリーミング配信試験」を参照
\(^.^;)/
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AviUtlで適当な動画を読み込み、プラグイン出力→拡張
x265 出力(GUI) Ex →ビデオ圧縮で
neroAacEnc.exe(説明は省略)
x265.exe(x265フォルダ)
remuxer.exe(x265フォルダ)
timelineeditor.exe(x265フォルダ)
muxer.exe(x265フォルダ)
をそれぞれ指定します。 設定は適当に。
あとはx264guiと同じ。
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