条 件 |
幼児が触っても安全に操作できるように防御設定し、
しかもインタラクティブ性を持ったプレゼンテーションが出来ること。
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システム
防御法 |
1) ディフェンスエイト(Defense8)を使用
MacのFinder機能を停止して、Defense8の利用者に
登録してあるアプリケーション(今回は Directorプロ
ジェクタ)のみを開くことが可能なユーティリティソフト。
Finderに戻る為には、パスワード入力が必要となるよ
うに設定。
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2) Directorプロジェクタをフルスクリーンで起動
フルスクリーン表示すればメニューバーでの操作
は不可能。
隠しボタンでのみプロジェクタを終了出来るように
設定。
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3) 画面操作はマウスのみ
マウスによるクリックないしドラッグ&ドロップ操作のみ
可能とし、キーボードは外して設置。 |
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設 定 |
MacOSのシステムフォルダ内の起動項目にDefense8アプリケーションと
Directorプロジェクタ のエイリアスを登録し、
Defense8の利用者フォルダ内にDirectorプロジェクタのエイリアスを登録。
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Defense8
補足説明 |
Defense8の"8"は、登録可能利用者総数8名のこと。
Finderを強制終了させてますから、アップルメニューもコントロールパネルも利用・変更
することは不可能。
ハードディスク・ゴミ箱の表示も消失。
しかし、メニューバー「編集・特別・ヘルプ・入力・えんぴつ・アプリケーション」メニューの
一部は残存。
これもパソコンに無頓着・不馴れな方には曲者!。 |
対応処置 |
そこで、メニューバー上での操作ができないようにDirectorプロジェクタをフルスクリーン
表示とした。 |
結 論 |
利用者は、Directorファイル間のみをジャンプすることが可能。
不可抗力でDirectorプロジェクタが強制終了しても 、Defense8によってシステムファ
イルは人為的変更・消去から保護される。ただし、このような場合は大抵システムが
フリーズしてます。
1999年8月に設定して以来、フリーズ、マウスの交換以外の問題は発生していない。
2003年6月遂に幼児の過酷な扱いでCD-ROMドライブが破損! |