FAVCでWMVファイルをDVD化
FAVCでGyaoの映画番組WMVファイルをDVD化
(2006.12.03作成)
FAVCは、AVI以外にもWMVからDVDを作成することの出来る簡単操作のフロントエンド。
そこで今回、FAVCを利用して、素材としてGyaOから別記した手順
 
GetASFStreamで GyaO番組を保存Windows MediaのDRMをDecryptItで解除)で取得し
 DRM解除した映画番組ASFファイルを用いて、DVD化する方法を検証してみた。
 マシン環境は、Intel D945GNT、PentiumD830 3.0GHz、DDR2-533 512MBx2、GeForce 6600GT
  (VRAM 128MB)で、OSはWindowsXP SP2上で試行した。
  DVDドライブは、LG電子Super Multi Drive(GSA-4163B)を使用した。

 入手先
入手先:ここから ダウンロード(今回は、FAVC 0.70を使用)。
インストール:
 インストールの必要はなく、適当な場所に解凍して使用する。動作するには.NET Framework
  2.0以降が必要

 ImgBurnをインストールしておけば、引き続きライティング出来る。
なお、FAVC 0.70はVista RC1環境では作動しない。
 操作手順
1)FAVCを起動して、
 「General Options」タブ
  「Source Video Files」の
   「Select」ボタンから素材
   (今回はASFファイル)を
   読み込む。

  「Destination for DVD
   Folder」で保存先フォルダ
   を指定する。

  「Disc Capacity」:4.37GB、
  「DVD Format」:NTSCを
   選択する。
  「Chapters every」でチャプ
    ターの挿入間隔時間(秒)
    を指定する。
    任意設定は出来ない。
  「Create ISO」をYesにすれ
    ば、「Open ImgBurn」の
    Yesで引き続きライティン
    グに移れる。
2)「Video Options」タブ
  詳細設定が出来る。

 Video Resolutionで解像度の
  変更が可能
  NTSCの場合は、
    Full-D1:720x480
    Half-D1:352x480
    SVCD :480x480
 
 下記の3つのプロトコルから
 選択すれば自動的に設定
 することが可能だが、
 今回は、標準設定2Passで
  実行した。
     「Optimise for Speed」 :速度重視
     「Optimise for Balance」:標準設定 →今回は、2Passに変更して行った。
     「Optimise for Quality」 :品質重視
3)「Generate DVD」タブをクリックすると変換が開始される。
  始めに、素材の解析がコマンドラインで実行される。
  続いて、エンコーダQuEnc0.71で映像のMPEG2への変換が実行される。
  引き続いて、音声の圧縮と映像・音声のミキシングが実行される。
   ・・・・・・・
  最後に、ImgBurnが起動して待機状態となる。
 →型の如くライティングを実行する。
   保存フォルダに、ISOファイルとDVDフォルダ(VIDEO_TS/AUDIO_TS)が出力されている。
 結果 :
1)変換操作は、タブを満たすだけと簡単に実行可能。
  DVDメニューの作成は出来ない。ライティングは別途ソフトが必要だ。
2)スタート後、DVDのオーサリングが終了する迄に必要な時間: 1時間39分のWMVが
 「Optimise for Balance」を2Passエンコードに変更した設定では、3時間46分掛かった。
 引き続くImgBurnでのライティングに手こずって31分掛かり、合計 4時間17分要した。
 *検証していないが、「Optimise for Balance」で必要な時間の
   「Optimise for Speed」では1/2位、「Optimise for Quality」では 3倍掛かりそうだ。
3)映像の解像度 720x480ピクセル(変更は、3種類の中から可能)。
  映像のビットレートは8,000Kbps、フレームレートは29.97fpsで変更出来ない。
 作成されたDVDの音声は、AC3ではなく何故かMP2(48KHz, 192Kbps)圧縮だった!


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