SheepShaverの設定補足 (ここより一部引用・改変)

(2007.12.29作成)
Fileメニュー
  Start SheepShaver:SheepShaverを起動する。
  Zap PRAM File:PRAMファイルの削除を行う。
  Quit SheepShaver:SheepShaverを終了する。
Volumesタブ
  Addボタン:作成済みのハードディスクイメージファイルをリストに追加する。
  Createボタン:新規ハードディスクイメージファイルを作成し、リストに追加する。
  Removeボタン:ハードディスクイメージファイルをリストから削除する。
  Boot From:CD-ROMから起動する場合、「CD-ROM」を選択する。
  Disable CD-ROM Driver:CD-ROMドライブを使用しない場合、チェックボックスをオンにする。
  Unix Rootは、ゲストOS(Mac OS 9)がホストOS(Mac OS X)とファイルをやりとりする
    ためのディスクで、指定したディレクトリが、ゲストOSのデスクトップにマウントされる。
   筆者はMac OS Xの作業用ボリュームとして、「/Volumes/LaCieWork 」を汎用してい
    るので、共通の作業ディレクトリと便利なので、そのルートを指定した。
   OS X側のディスク全体を認識させたいなら、ここは初期設定「/」のままとする。
   なお、SheepShaverの画面にOS Xのファインダーから直接ファイルをドラッグ&ドロッ
    プする事は出来ない。
Graphics/Soundタブ
  画面表示のタイプは、フルスクリーン表示ではなくウィンドウ表示とし、画面のサイズ
   (今回はWidth:800、Height:600)を指定
する。
  Disable Sound Output:サウンド機能を使用しない場合、チェックボックスをオンにする。
    Disable Sound Outputがオフにもかかわらず音が出ない場合は、ゲストOS側の「サ
    ウンド」コントロールパネルで設定する。
Keyboard/Mouseタブ
  Use Raw Keycodes:キーコードファイルを指定する場合、チェックをオンにして「Keycode
    Translation File」にファイルのパスを指定する。
  Mouse Wheel Function:マウスホイールの設定で、「Page Up/Down」または「Cursor
    Up/Down」を選択する。
  Lines To Scroll:「Cursor Up/Down」の場合、移動量を指定する。
Serial/Networkタブ
  Modem Port:モデムポートとして使用するポートまたはファイルを指定する。
  Printer Port:プリンタポートとして使用するポートまたはファイルを指定する。
  EtherNet Interface:必ず、「slirp」を選択する。
   ゲストOS側の「TCP/IP」コントロールパネルで「DHCPサーバを参照」を選択する。
Memory/Miscタブ
  MacOS RAM Size:Mac OSに割り当てるメモリ量を指定する。
  ROM File:ROMファイルを指定する。
JIT Compilerタブ
  Enable JIT Compiler:JITコンパイラを有効にする
    PowerPCではオフ(無効)に、Intel Macではオン(有効)にする。
 ⇒設定ファイルは、「~/.sheepshaver_prefs」に保存される。

 このオリジナル設定ファイルを編集する場合は、RBrowserを使用すれば簡単に行える。
  RBrowserは、本来FTPクライアントソフトであるが、隠しファイルも見られるファイルブラ
    ウザとして便利な無料ソフト。GUI操作で、隠しファイルに変更したりコピーしたり、削除
    したりする事が可能 。
  即ち、RBrowserのファイルブラウザで「.sheepshaver_prefs」ファイルを選択して、ダブル
    クリックするとテキストエディットで開かれるので、編集して保存するだけでよい。


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