VOBファイルの利用障害
1)SuperDVD Video Editorで導入されるSuperDVD
VideoDec FilterとSuperDVD Audio
Dec Filterは、VOBファイルの利用に支障を来たす(ここを参照)。
⇒DirectShow Filter ToolでSuperDVD AudioDec Filterのメリット値を、0x40000001
から0x10000001に変更。
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2)Avi2Dvd, MediaCoderなどのインストールでAC3Filterが導入され、ffdshowよりも優先
して使用される為、VOBファイルの利用が出来なくなってしまう(ここ
と こちら
を参照)。
⇒DirectShow Filter ToolでAC3Filterのメリット値を0x40000000から0x10000000
に変更。
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3)QTReaderを導入した場合に、VFAPIプラグインの上位にあるとVOBファイルが利用出来
なくなってしまう。
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4)AviUtl
の入力用MPEG-2 VIDEO VFAPI Plugin、m2v.vfpファイルをm2v.aui にリネー
ムせずにAviUtlフォルダに入れると、VOBファイルが利用出来なくなってしまう。
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MPEG2ファイルの利用障害
5)Video DVD Maker FREEで導入されるEWMPEG
Decoder(ewmpgdec.dll)は、
MainConcept MPEG-2 Video Decoderよりメリット値が高く、
TMPGEnc Plus 2.5やEasy RealMedia Producer、NSV ToolsなどでMPEG2を素材とした
場合に変換が出来ない(ここを参照)。
⇒DirectShow Filter ToolでEWMPEG Decoderのメリット値を 0x00900000から
0x00500000に変更。
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6)Avivo Video Converterで導入される
InterVideo Video Decoderが時にMainConcept
MPEG-2 Video Decoderよりメリット値が高く、4)と同様の不具合が起こる場合がある
(ここを参照)。
⇒DirectShow Filter Toolで InterVideo Video Decoderのメリット値を
0x00700000
から0x00600000に変更。
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その他のファイルの利用
Windows Media Playerで開けるファイルは、基本的にはTMPGEnc Plus 2.5読み込めるが、
「環境設定」の「VFAPIプラグイン」の優先度を変更する必要がある。
「AVI2(OpenDML)File Reader」、「AVI VFW compatibility Reader」と
「DirectShow Multimedia File Reader」の3つの優先順位が重要となる。
但し、音ずれや映らない等の不具合が発生する可能性があります。と
MP4ファイルの利用:筆者の環境では、
「DirectShow Multimedia File Reader」の優先度を -1から 0へ上げないと、MP4ファイル
を上手く読み込めなかった(「0による浮動小数点数除算」とエラー)。
但し、「QTReader」を無効にしておけばその必要はない。
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Vista環境では「ユーザーアカウント制御(UAC)」を無効にしていると、
VOB及びMPEG2ファイルはいずれも、音声が上手く利用されず無声となってしまう!
MP4(MPEG-4 AVC/H.264)ファイルは、「0による浮動小数点数除算」とエラーメッセージ
され利用出来なくなってしまう!
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64bit版Windows 7でMPGEnc
Plus2.56を導入する方策
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TMPGEnc 2.56(=2.506)はx16,
x32
仕様の為か? 64bit版OSには、
”Error 0 running command SETUP.
EXE”となってインストール出来ない。
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TMPGEnc Plus2.524をインストールしておいて、
32bit版VistaにインストールされていたTMPGEnc Plus2.56のフォルダ(名前に2.5が付か
ずにTMPGEnc Plusフォルダでインストールされている)を、単純にコピーした。
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<結果>問題なく二つのバージョンを併用して使用する事が可能だった。
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Windows 7でDirectShowベースの動画編集ツールを有効に活用するフィルタ・コーデック
類の環境整備方法は、→こちらを参照。
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