Win高速化PC+でプレイヤーのパフォーマンス改善
(2005.07.16作成)
Windows用QuickTime7 Preview(US)版は、
 マシンのスペックによってはH.264_AAC.mov動画のスムーズな再生は望めない。
  Mac版の推奨はG3-400MHz以上に対して、WindowsPreview版はPentium IV-1.8GHz以上と厳し
  く、筆者の2000年11月購入のVAIO PCV-RX70(Win2000_ProSP4+WinXP_ProSP2)PentiumIII
  -1GHzのWindowsXP環境では、初期設定のままだとコマ落ちがひどくて視聴出来ない!
 そこで
  Win高速化PC+(v1.91)の今までの設定に、プラスの高速化を追加することで、この重いプレ
  イヤーのパフォーマンスを改善させることが出来るか検討した。

=高速化実行前後の再生結果=
使用マシーン: VAIOPCV-RX70(PentiumIII, 1GHz)、WindowsXP_ProSP2
素材動画: H.264_AAC.mov, サイズ640×272ピクセル, データレートは下記各種
動画の場所
データレート(Kbps)
ローカル再生
ネット再生
1,000
2,000
3,000
4,000
375
500
750
1,000
1,500
2,000
高速化の実行前
×
×
○*
×
×
×
×
高速化の実行後
 ○*
コマ落ちほとんど無く、ほぼ正常に再生。
 ○*
ダウンロード完了後に再生すれば、スムーズ再生可能。
コマ落ち多く、ストレスあり。
×
コマ落ちひどく、視聴できない。
通信環境:
送信側;FTTH(実測上り18Mbps前後)、コレガルータBAR EX使用。
受信側;CATV(実測上り4Mbps前後)、コレガルータBAR SW-4PHG使用。

結語
Win高速化PC+を用いて簡単に、重いQuickTimePlayerのパフォーマンスをある程度改善
 させ、不便な点はあるものの一応再生出来るようになった。
なお、Appleが推奨するHD Gallery映画予告編(H.264_AAC.mov, サイズ1280×544ピクセル,
データレート約6,000Kbps)では、
 VAIOPCG-GRX81(PentiumIV 1.7GHz,WinXP)はローカル再生でも、コマ落ちひどく視聴に
   堪えなかった。
 ショップブレンドPC(PentiumD 3.0GHz,WinXP)はネット受信でもスムーズに再生される。
<注意>追記(05.10.xx)上記高速化実行をWindows2000ProSP4で行ったところ、Windows
  アップデートが出来なくなってしまった。
  不要サービスの項目を実行前に復元すればアップデートは可能なのだが、原因を特定出来
  ていない。
 なお、は その後高速化に追加した項目。「Help and Support」のチェックを止めた。


| Kenのムービー計画へ |