x64 Windows 7 導入に伴う当面の問題点ー追記

x64 Windows 7 導入に伴う当面の問題点ー追記
=64ビット版Windows 7に換えると困る筆者の動画環境を中心とした当面の課題=
マシン環境は、64ビット版Windows 7 Professional で検討した。
(2009.12.06作成, 13.12.11更新)
追記A
 VAIO製品VPCCW19FJ/Wの「ブルースクリーン」発生問題
   2009.11.14にVAIOのVPCCW19FJ/W(x64 Windows 7搭載)を新規購入したが、Aeroテ
    ーマの画像が切り替わたり、スリープさせたり、ゴミ箱を空にするだけでもブルースクリ
    ーン(Blue Screen of Death, BSOD)に陥る場合があり困惑している。
   改造と云えた事柄ではなく、プリインストール状態から以下の変更を行っている。
   ■パーティション構成・サイズの変更
     リカバリーディスクによるリカバリー領域の変更と論理ドライブD、Eの追加
   ■x64 Windows 7 Home Premiumを x64 Windows 7 Professionalにアップグレード
     BIOSで「インテル(R) VTを有効にする」に変更
     Windows XP Mode+Windows Virtual PCのインストール
   ・Acronis True Image Home 2009のインストール
     クローン保存し、後に復元して各時点でブルースクリーンが起こるかを再確認
   この段階で既にクラッシュからブルースクリーンに陥る事が不定期に出現!
   ・有効期限付きPCセキュリティソフト(マカフィー・PCセキュリティセンター、Spy Sweeper
     、i-フィルター5.0、Nortonオンラインバックアップ)をアンインストール
     →avast! Home Edition、Spybot S&D、SpywareBlaster及びPC Tools Firewall Plusを
       インストール
      *Microsoft Security EssentialsとComodo Internet Security 3.13 x64も試用して
       みたがブルースクリーンは相変わらず起こってしまう。
   ・有効期限付きAbode Photoshop Element 7、Premiere Element 7をアンインストール
     →Abode Photosho 5.5インストール
     →Corel VideoStudio 12 Plus+Win7_Patchインストール
   ・InterVideo WinDVD BD for VAIOはAVCHDの再生が出来ない等でアンインストール
     →PowerDVD 8 Ultra 2217インストール
   ・Microsoft Office Personal 2007が共存すると Dreamweaver4が起動しなくなるので
     インストールせず →Office 2000 Standardをインストール
   ・その他、各種ソフト・ツールをインストール
  
   BlueScreenView v1.15(ここから入手)でブルースクリーンの原因を解析
     主要な原因は、GeForce G210W用の"nvlddmkm.sys(NVIDIAドライバ186.47)”のようだ!
   そこで、NVIDIAドライバダウンロードページ から入手したNotebook Release 195 BETA
      版などを 「nvlddmkm.sysによるブルースクリーンがやっと解決した」 を足掛かりに
      Administratorやセーフモードでも導入を試みたがエラーとなって導入出来ない!
      →VAIO Updateで対応されるのを期待して待つしかない。
 
   2〜3週間試行錯誤し半ば諦めかけていたが、遂にアップデートがリリーズされた。
   VPCCW1*、VGN-AW*3「Graphics Driver(NVIDIA)」アップデートプログラム(2009/12/04)
    を適応したら、NVIDIAドライバは186.47→187.83 にアップされた。
    解決される問題は、
音楽ファイル再生中にノイズ(ボツ音)が発生することがある。と、
     音声関係のみ表記されているのだが・・・
     我がマシーンのブルースクリーン発生に対する解消効果の程は如何なものか?
     一ヶ月以上経過したが・・・この深刻な不具合は解消したようだ ヽ(>ω<)/
   
 
追記B
 XPモードでGyaO映画Windows MediaのDRMを解除
   I. XPモードの導入
    Windows Virtual PCのダウンロードページ(ここから)より
    1)Windows X-Pモード:WindowsXPMode_ja-jp.exe 601MB
    2)Windows Virtual PC:Windows6.1-KB958559-x64.msu 9.8MB
    をダウンロードして、1)→2)の順にインストール(2 はWindows Updateの形式となる)。
    C:\Users\ken\AppData\Local\Microsoft\Windows Virtual PC\仮想マシンフォルダ
     内に Windows XP Mode.vhd(=バーチャルマシンのディスクファイル)と Windows XP
     Mode.vmc(=バーチャルマシンの構成ファイル)等が作成される。
 
   II. Windows Virtual PCへWindows Media Player10を導入
    XPモード導入直後のWindows Media Playerのバージョンは 9.00.00.4507(IndivBox
    .keyのバージョン10.0.0.3646)の為、最近のGyaO映画を視聴するには時代遅れだ。
    筆者が保存してあったWindows Media Player10.00.00.3650をインストールした後に、
    GetASFStreamでダウンロードしたファイルを再生するも、DRMを取得出来ない映画
    タイトルがある。
 
    WMDRM対応MediaPlayer用の更新プログラム(KB891122)をクリックして、XP用の
     「Windows Media Format 9.5 Runtime」を DLしインストール。が、適応出来ない (>_<、)
 
    仕方なく、本家のWindows Media Player10.00.00.3802を DLしインストールして再生す
     るも「Windows Media Player では、アナログ ビデオに必要な保護のレベルをサポー
     トしていません。」となってしまう。
 
   III. Windows Virtual PC上でFairUse4WM v1.3 Fix2によるDRMの解除
    「ちゃお屋のぽてと企画」によれば、
    1)ダウンロードしたファイルをFairUse4WM 1.3fix-2に入れておいて、待ちかまえる^^;
    2)ダウンロードしたのを もいっかいブラウザで観る。
    3)先にダウンロードしておいたファイルを、もいっかいWMP10で再生をこころみる。
      Windows Media Player では、アナログ ビデオに....をサポートしていません。
      と、でて再生は、、できない。
      あらーとだいあろぐ?を「閉じる」WMPも閉じる。
    4)もいっかいブラウザで観ている映画、、本編始まるまでまって、
      待ちかまえたいたFairUse4WM 1.3fix-2の「次へ」を押す!
      変換がはぢまる〜〜〜♪ やた^^v
   IV 結果
    Windows Media Player10.00.00.4074(IndivBox.keyのバージョン11.0.5497.6285)
    となった。
 
 
  <備考>Windows XP Mode覚書き
   I)スタートメニューに自動登録されないアプリケーションを「Windows XP Mode
    アプリケーション」に表示させる方法

    1)インストールタイプではないアプリケーションの場合
      Windows XP Modeを起動して、
      C:\Documents and Settings\All Users\スタート メニュー\プログラムに、アプリケ
       ーションのショートカットを登録。
    2)インストールタイプのアプリケーションでも表示されない場合
      Windows XP Modeを起動して、
      「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion
      \Virtual Machine\VPCVAppExcludeList」以下に記載されているプログラムは、
      Windows 7のスタートメニューに表示されないように設定されたもので、多くは
      Windows XP標準のアプリケーションだ。
     稀に通常のアプリケーションもここに登録されてしまう事があるので、表示されな
      いアプリケーションが記述されていたら、そのエントリーを削除する。
     いずれも編集が終わったら Windows XP ModeのWindows XPを再起動すれば、
      Windows 7のWindows XP Modeアプリケーションに表示されようになる。
 
   II)フリーのパーソナルファイアーウォールの使用
     PC Tools Firewall Plus 6 は、ネット接続が上手く出来ない不具合がある。
     Comodo Internet Security 3.1.3は、言語バーがゴースト表示される不具合
      がある。又、時に「統合機能が有効化」出来なくなる場合がある。
      後者は復元し直して再度インストールしたら何時の間にか解決した。
      前者については、Comodo Firewall @ Wiki を参考に「Google 日本語入力」を
       インストールしたら解消した。
 
   III)PDFのセキュリティ(パスワード)を解除
    PDFのセキュリティを解除出来る以下のフリーソフトは、いずれも64ビット版Windows 7
     で使用出来ないので、Windows XP Modeで使用する事とした。
    1)瞬簡PDF ZERO:残念ながら無償配布が終了した為に試用不可。
     64ビット版Windows 7にインストール出来ないとの事だ。
    2)FreewarePDFUnlocker.msiここから入手)
      64ビットOSにはインストール出来ない。32ビット版Windows 7RCではインストール
      出来ても、PDFの解析途中で終了してしまう。
      インストール後 デスクトップに作成された「PDF unlocker, drop PDF files here」ア
      イコンに、セキュリティを解除したいPDFファイルをドロップ&ドラッグすると、後は勝
      手に解析が始まりデスクトップに解除されたPDFファイルが作成される。
     <結果>
       「TMPGEncPlus 2.5クイックマニュアル」(36ページからなる)の場合
       後半が抜けた24ページ迄しか出力されなかった。
    3)iTextFront Ver1.17ここから入手)
      本ソフトは、PDF ファイルの結合、抽出、暗号化、イメージファイルのPDF化、テキ
      ストファイルの PDF化などが可能なフリーソフト。
       作動にはMicrosoft VMここから入手可能。但し、サポート2007.12.31に終了)
      が必要だが、Windows 7は互換性の問題でこのJAVA仮想マシンをインストール
      する事が危ぶまれる(下記の補足を参照)!
     セキュリティを解除したいPDFファイルを登録して、暗号化(Documetn Securityを
      設定)せずにそのまま「Save as...」で保存すれば、解除されたPDFファイルが作
       成される。
     <結果>
       「TMPGEncPlus 2.5クイックマニュアル」(36ページからなる)の場合
       1ページ目の表紙だけが白紙で作成された。
    補足
      Windows 7へMicrosoft VMをインストールしようとすると、「プログラム互換性ア
      シスタント」で ”このプログラムには既知の互換性の問題があります.....
     
Microsoft VMは、このバージョンのWindowsではサポートされていません... ” と
      警告されるが、「プログラムを実行する」を強行すればiTextFrontの使用は可能
      だ。
      セキュリティ上の脆弱性の問題以外に、Sun Microsystems製Java VMとの併存
      で競合が起こり、Internet Explorerがハングアップするなどの障害が発生する等
      の不具合が危惧される ヽ(-_-;)?

   IV)統合コンポーネントのアップデートに失敗する問題
    2011/03/xx以降 稀なトラブルではないようだ。筆者の場合、QSWin7マシーンと19FJマシ
    ーンのXP Modeのいずれでも発生した。
    「Windows7SP1導入後のVirtualPC統合コンポーネントの更新(再インストール)ができない
    の回答を参考に、実行したら導入に成功した!
     1 XPMode立ち上げ
     2 インストール推奨表示をキャンセル
     3 ツールメニューから統合機能を無効にする
     4 コントロールパネルのプログラムの追加と削除から統合コンポーネントをアンインストール
     5 C:\Windows\System32の中のwdf01000.sysというファイルをwdf01000.sys.oldにリネーム
     6 XPModeを再起動
     7 Dドライブのsetup.exeを起動して統合コンポーネントをインストール
     <注意>
      1)「元に戻しています」と表示されてアップデートに失敗すると、以後は統合機能を有効
        にする事が出来なくなってしまう。
      2)wdf01000.sysファイルの存在場所が、
       QSWin7マシーンのXP ModeではC:\Windows\System32の中にあったが・・・
       19FJマシーンの場合はC:\Windows\System32\driverの中に存在した!
      3) Avast!を一時無効にしてインストールする必要があった。

   追記(2011.05.xx)
   V)XPモードのメンテナンス方法:実機のXPと同様のメンテナンスは全く通用しない
    「ぼくんちのTV別館」さんがご指摘の如く、”XPモードは、操作すればするほど、オリジナルの
     仮想ディスクから「差分ファイル」を作成していく。通常のXP用のメンテナンスツールを使って
     も、その差分ファイルが増えていくだけなんですね”・・・
     筆者の仮想ハードディスクファイル(.vhdファイル)も僅か三ヶ月で巨大になってしまった!
    XPモードのメンテナンス方法
     プログラム>Windows Virtual PC>Windows Virtual PCでWindows XP Mode.vmcxを選択し、
      右クリックの「設定」を起動する。
     *設定変更を可能とする為には、予め Windows XP Modeを起動した後にCtrl+Alt+Delの
       「コンピュータの電源を切る」で、シャットダウンして終了しておく必要がある。
     設定画面から、「ハードディスク1」の項目を選択し、「変更」をクリック。
     「仮想ハードディスクの圧縮」を選択して「圧縮」を実行すると、仮想HDDの圧縮が始まる。
 
     <成績>圧縮実行後、.vhdの容量は 29,977→7,528 MBと4分の1 に激減した!
 
 

   追記(2012.11.xx)
   VI)2012/10/23公開のWindows UpdateでXPモードの不具合
    自作PCQuad SilverでWindows Update
    Windows 7 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB2574819)
    Windows 7 for x64-Based Systems 用更新プログラム (KB2592687)
    を更新したら、XP Modeの RDP(Remote Desktop Protocol)によるホスト側 OSとのドライブ
    共有が出来なくなってしまった。
 
     両更新プログラムをアンインストールしたら修復された。
     なお、 VAIO VPCCW19FJ/Wと Qosmio T851/D8CRでは発生しなかった \ ?(゜_。)/
 

   追記(2013.12.11)
   VII)2013/12/11公開のWindows UpdateでWindopws XPの不具合
     XPモードに限らず、WindowsXPでsvchost.exe が暴走して CPU使用率が100%になるバグ。
     これは、WindowsUpdate の不具合で高負荷状態に陥る事に起因し、IEの起動・ブラウジングすら
     出来なくなってしまっている。
     マシーンスペックが悪くなければ、非常に時間は掛かるもアップデートは可能だが・・・
     =回避方法=
     (1) [管理ツール]>[サービス]の「Automatic Update」を自動→無効、開始→停止すると、直ち
        に(再起動しなくても)高負荷状態は解消される。
      (2) IE の累積更新プログラム(KB2898785)をインストールすれば解決するので(こちらを参照)、
       マイクロソフト セキュリティ情報 MS13-097 - 緊急から環境相応の単体をダウンロードして
       手動でインストール(タグって、Internet Explorer 8 for...を使用など)。
      (3) KB2898785が導入されれば、直ちに(再起動しなくても)「Automatic Update」を有効にしても
       高負荷状態に陥らなくなっているので、後は通常のアップデートが可能となる。

    

追記C
   「VMware Player 3.0 の性能」は、→こちらに独立しました。
    VMware Player 3.0の導入とXP Modeの借用など...

 
追記D
   x64 Windows 7でメモリーを増量して動画の変換・編集を高速化

    →「x64 Windows 7で動画の変換・編集を高速化」へ独立させました。

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