Intel Macとマルチメディアプレーヤー

補足1)

ReelBeanは、ReelBean PlayerにDVD再生プレイヤーが付属するフリーソフト。
前者はQuickTimeのPro機能を利用したコンバータを同梱したQuickTime依存のプレイヤー
で、再生用途には甘味はないが、無料でPro版の変換機能を一部利用する事が可能だ
（ここを参照）。
DVD再生プレイヤー機能はプロ版でないと利用出来ず、MPEG2再生コンポーネントを導入
すればDVDビデオの再生は可能だが、全画面表示や メニュー操作に制限がある。

補足2)

NicePlayerは、周囲のフレームを表示せず、デスクトップに浮かべるように再生するプレイ
リスト対応のムービープレーヤー。独自のプラグインを持っており、Xine-NicePluginを導
入すれば多くの圧縮形式のAVIとOGMにも対応が可能だ。　
しかし、2008年07月現在も Leopard用のXine-NicePlugin（OGMとFLVの再生もサポート）
は配付されておらず、Tiger用のXine-NicePlugin.pkg-1.3をインストールしても利用出来ない。
上の表はCoreVideoとDVD Playerを使用した場合の対応ファイルを示す。
＊以前は、設定のViewerタブでQuickTimeエンジンを上位で利用すれば、QuickTimeで再
　 生可能なファイル形式を追加することが出来たのだが、本バージョンではその必要がなく
　 なったようだ？

補足3)

XinePlayerは、Linuxを中心に使われているXineの再生エンジンを使ったマルチメディア
プレーヤー。プレイリスト,インターレース除去機能を備えている。
Mac版は不安定で、連続再生するとしばしばフリーズしてしまう。
DVDビデオの再生は可能だが、全画面表示をするとDVDコントローラを使用出来なくなる。

補足4)

VLC media player(VLC：Video LAN Client)の特徴は、
　幅広いMPEG/DivXフォーマットのファイル/ディスク/ストリーミングに対応。
　Transport Streaming形式のMPEG2に対応している唯一のソフト。
　オーディオデバイスに対応し、ドルビーAC3音声の外部出力が可能。
　iDVDで作成したVIDEO_TSをドラッグ＆ドロップで読み込み可能で、メニュー捜査を含めた
　　再生が可能なので重宝する。

補足5)

Movistは FFmpegベースとなっており、各種コーデックのAVI やMPEG2以外に、WMV, DivX,
OGM, MKV, FLV等も自前で再生する事が可能なプレイリスト付きマルチメディアプレイヤー。
ウィンドウ右上の「Decorder」アイコンボタンを押すと、FFmpegとQuickTimeの切り替えが
出来る仕様となっている。
上の表はFFmpegを使用した場合の対応ファイルを示す。
FFmpegエンジン未対応の3ivx4.51_MP3.avi 、3ivx4.51_Vorbis.mkv及びWMV9_Vorbis.mkv
は、QuickTimeで再生可能な環境なら切り替えて再生出来る。

補足6)

MPlayer OSX (1.0pre8から久々に1.0rc1→1.0rc2へアップして進化した)
本体は、Source and Binaries：Mac OS X 1.0rc2をDLしてインストール。
日本語化パッケージは　ここから入手（1.0pre8用だが、1.0rc2でも問題なく使える）。
1)Macでは絶望的だと思っていたH.264_AC3圧縮MPEG2-TSファイルの再生が可能となっ
　 たが、音声が中途で途絶えてしまう。
2)RealMediaの再生は、Binary Codecs PackagesのMac OS X x86 20060611をインスト
　ールすれば可能となる！
3)H.264_AAC.mp4ファイルは、再生の初期に画像が乱れる。
4)特殊なファイル（NSV, VOB, H.264圧縮M2TS, SWFなど）は、再生シークバーの操作が出
　来ない事が多い。
5)Huffyuv_PCM.avi は映像の描画が出来ない。Perianインストール下では、環境設定のビ
　デオの出力で「Quarz/Quicktime」に切り替えれば再生可能。

参考)

RealPlayerでVOBやMKVファイルを再生するには、
アイコンや再生画面へのドラッグには対応していない。
ファイル上で右クリック→「このアプリケーションで開く」→選択対象を「全アプリケーション」
にして該当アプリを選択する必要がある。