Super LoiLoScope VENUSの出力ファイル

Super LoiLoScope VENUSの出力ファイル
 
動画編集ソフトSuper LoiLoScope VENUSは
CUDAで再生・編集・変換可能なGPGPUトータルアクセラレーション
(2009.07.31作成)
話題の「GPGPUの動画編集・変換支援」に対応しているソフトは、市販のTMPGEnc4.0
XPress, PowerDirector7, MediaShowEspresso, Super LoiLoScopeなどに限られていた
が、最近フリーの変換ソフトMediaCoderもCUDAに対応した。
*GPGPU (General Purpose computing on GPU、GPUによる汎目的計算)とは、GPUの
 演算資源を画像処理以外の目的に応用する技術のことであり、NVIDIAのGeForceは
 「CUDA」、ATIのRadeonHDは「ATI Stream」 と呼ばれ、主に動画のエンコードに利用さ
 れている。
Super LoiLoScope(ロイロスコープ) VENUSは、8,800円でありながら多彩な動画編
 集機能を搭載しており、しかもNVIDIAの CUDA技術に対応してエンコードだけではなく、
 フィルタ処理やタイムライン編集をもアクセラレート可能なGPGPU高速HD動画編集ソフト。
 <機能的特徴>
 ・GPUで再生・編集・出力が可能なGPUトータルアクセラレーション。
 ・NVIDIA PureVideo HDテクノロジを活用したフルHD動画の軽快な再生と編集。
 ・複数の動画にサイズ変更や各種エフェクトをかけてもスムーズな編集と書き出し。
 ・デバイス用に保存やYouTube HD画質アップロードに対応。
 など。
筆者はかってMPEG動画の編集に、割得で多機能なMediaStudio Proを汎用していた
が、Full HDの MPEG2-TS動画に対応した手頃な価格の総合編集ソフトはなく、詳細な
編集の行えないGPUに未対応のVideoStudio 12 Plusを不満足ながら使用している。
そこで今回、Super LoiLoScope VENUS体験版を GeForce9600GT(VRAM 512MB)、
NVIDIAドライバ190.38環境下で、編集機能と出力形式の検証を中心に試用してみた。
  マシン環境は、Intel Core 2 Quad Q6600(2.40GHz)、DDR2(PC2-6400)2GBx2、
    GeForce9600GT(VRAM 512MB、Drive v190.38)
   Windows Vista HomePremium(SP2)で実行した。
   光学ドライブは、I-O DATAのBD&HD DVDコンポドライブBRD-SH6B(LG電子のGGW
   -H20N)を使用した。
 
 I.Super LoiLoScope VENUS体験版のインストール
    フリー版は使用期間に制限はないが、CUDAが使えない以外にも多くの機能制限がある。
    このフリー版がSuper LoiLoScopeの全ての機能を 2週間使用する事が可能な体験版と
    なっているが、商品ロゴが下方の左に入てしまう。
   今回は Ver. 1.5.1.2を使用した。
   価格は8,800円(キャンペーン価格 5,900円は、2009年7月31日迄で終了)。
   インストール環境とインストール方法は、こちらの本家を参照。
     システム条件とQuickTimeとCCCPのインストールが必要など。
   なお、Cドライブに充分な空き容量が必要で、Full HDの映画番組の変換では注意2) の如く
     15GBの空き容量でも不足する。
    注意1:インストールの場所が特異的で、何んと隠しフォルダAppData内と解りづらい
        C:\Users\
OXOX\AppData\Local\Appsフォルダ内の\2.0\XGL8RH77.LDN\
         ZLKXXJ3X.X4Y\loil..tion_b0549b0ca848cef1_0001.0005_d87a2640f914f429
         だ !
    注意2:一時作業フォルダがC:\Users\OXOX\AppData\Local\Tempとなっており、2時
        間弱のPT1録画番組を
CUDAでMP4へエンコードした際、最後の段階
        "multiplexing to mp4.."でCドライブの空き容量不足でエラーとなり停止し
てしま
        
た。しかも、
        ハングアップするとTempフォルダ内のファイルがそのまま残ってしまう
(´ヘ`;)
        結局、Cドライブ容量をパーティションマネージャソフトで増量して以後実行した。
      トラブルがなければ巨大な「.h264」ファイルと「.aac」ファイルは削除されるが、それ
      でも「~DFF4BC.tmp」が残ってしまう。このTempフォルダはCCleanerやGlary Utilities
     
削除対象となっていないので手動で削除する必要がある。tmpフォルダのショート
      カットをスタートメニューのプログラムに登録して監視した方がよい。
 
 II.操作手順
   使い方は、こちら本家のウェブマニュアルに詳しく解り易く解説されている。
   対応する入力ファイル形式は多種類。
      avi, mpg, mpeg, divx, wmv, mxf, flv, m2ts, mts, m2t, ts, mp4, mkv, vob, ifo, mod,
      tod, flac, ogm, ogv, ogg, vp6, rmvb, amv, ra, rm, ram, swf, smk, bik, asf
     及び QuickTimeが対応する全ての形式
   素材:MPEG-4 AVC/H.264はSANYO製のムービーカメラ Xacti DMX-HD1000の
       Full-HDモードで撮影したMP4(MPEG-4 AVC/H.264)ファイルを使用した。
   手順の概略
     素材をドラッグ&ドロップで登録し、今回はタイムライン編集でタイトル作成やフィルタ
     処理を行う事とした。
    タイムライン編集:「ホーム」ボタンの「タイムラインで連続再生」で追加可能
      要点;「画面サイズ」を出力予定の解像度に設定。登録素材を選択して「アスペクト
          比」の確認と「インターレース」を解除に設定。
      複数の動画を登録してトランジション(シーンのつなぎ目効果)が可能だが、フェード
       
イン/アウトを利用したクロスフェード効果以外は簡単に作成出来ない

      カット・トリミング編集や音量調整、フェードイン/アウトのコントロールも可能。
     「アート」メニューからテキストを挿入してタイトル(テロップ:字幕)の作成が可能。
      凝ったモーション表示も可能だが、使い慣れる迄には少々根気が必要。
      要点:テキストを選択して、再生速度をスローにして再生しながら、設定ボタンのア
          ニメーションを有効にしてサイズのバーを動かして大きさを調整。  
        テキストの移動や回転は、テキストを選択しておいて「素材」ボタンをクリックし、
         「レイヤー位置」のアニメーションを有効にしてスロー再生しながら調整。
       すると、これらのアニメーション操作が記録される。
    「エフェクト」メニューでフィルタ処理
      色調の調整以外にも、動画に落書き出来る「でこペン」や、動画にグラフィックを落書
      きし、書いた軌跡からグラフィックで飛び出すという「でこスタ」を装備。好きな場所に
      エフェクトを書いて適用できる「エフェクトペン」も備えており、「プリクラ」のような動画
      を作成する事も可能。
      桃色のエフェクトアイコン上にマウスオーバーすると、ソフトの場合と同様に下図に効
     
果が表示されます。
      「グロー」で「エフェクトペン」を挿入
      これら編集した効果の成績は、成績 2)Web上で疑似ストリーム配信試験で提示した。
 
   「シェア」メニューで変換・保存
     「シェア」メニューをクリックしてパネルから変換形式を選択する。
    A)映像をファイルに保存
    CUDAでMP4へエンコード
      プリセット「カスタム」で映像のビットレート、サイズ、フレームレートの変更が可能。
       H.264プロファイルの選択は可能だが、@4.1などレベルの選択は出来ない
      音声の設定は一切出来ず、AAC(Version 4)(LC), 163Kbps, 48.0KHz, 2chで出
       れる。

      なお、「映像をMP4ファイルへ保存」試験は以下の設定にて実行した。
    CPUでMP4へエンコード
      QuickTime Proのエンコーダを借用しているに過ぎない。H.264プロファイルのHighが
       無く、エンコード速度は極端に遅い。
      なお、「映像をMP4ファイルへ保存」試験は以下の設定にて実行した。
    WMVへエンコード
      映像はVC-1(WMV3)(MP@ML)と一定で、ビットレート、サイズ、フレームレートの変
        更は可能。
      音声はWMA2(L1) 128Kbps, 44.1KHz, 2chで変更出来ない。
    MOVへエンコード
      QuickTime Proを借用。QuickTimeが対応する全ての形式へ出力可能だが、
       Windowsユーザ用に利用出来る形式はほぼ無い。
    AVIへエンコード
      映像は、システムにインストールされている任意の圧縮プログラムを借用。
      音声は、PCM(Microsoft) 1411Kbps, 44.1KHz, 2chで、LAME MP3エンコーダを利
       
出来る仕様にはなっていない

    B)映像を各ディバイス用に出力
     DVD以外はCUDAエンコーダの使用が可能。
     DVDディバイスへの出力は、単にWMV(VC-1(WMV3)(MP):25.1Mbps, 854x480, 29.
       97 fps、WMA2(L1):128Kbps, 44.1KHz, 2ch)に変換されるに過ぎない
       初期設定では引き続きWindows DVDメーカーが起動する仕様となっている。
     その他のディバイスへの出力は、変更不可のプロファイル(PSPとPS3は三段階)を用
       いて各々のディバイスに準じた 3GP, 3G2, M4V, MP4形式に出力される。
      例えば、
      PS3への出力は下図の三段階から選択する以外に設定するオプショ は無く、コンテ
       
形式はMP4となる。
       映像は、AVC(Main@L4.0)(CABAC/2 Ref Frames), 1920X1080, 29.970fpsで、
        ビットレートは High Quality:12.8、Standard: 8.7、Compact: 4.5Mbpsに固定。
       音声は、AAC(Version4)(LC), 102Kbps, 48.0KHz, 2chと一定。
    
    C)映像をYoutubeにアップロード
     YouTubeの IDとパスワード、タイトル等を入力してOKをクリック
     一時作業フォルダC:\Users\ken\AppData\Local\Tempに出力されるファイルのコン
      テナ形式はMP4となっている。
      映像は、
        SD用:AVC(Main@L3.0)(CABAC/2 Ref Frame), 5.0Mbps,640x480, 30fps
        HD用:AVC(Main@L3.1)(CABAC/2 Ref Frame), 10.0Mbps,1280x720, 30fps
      音声は、いずれも AAC(Version 4)(LC), 102Kbps, 44.1KHz, 2ch
      となるが、アップロード後は削除されてしまう。
        
 成績
1)一般用途(ファイルに保存)として有用な出力形式は MP4(MPEG-4 AVC/H.264)と
  WMV9しかなく、しかもAVCのレベル設定が出来ない。
  MPEG形式には変換出来ない。
  音声の圧縮を自由に設定出来ず、AVIへのエンコードにLAME MP3エンコーダを利
  来ない。

2)Web上で疑似ストリーム配信試験
  総ビットレートの目標値を750Kbps、解像度640x360で圧縮した動画デモを提示。
  明るさ、音量の調整、インターレースの解除と
トランジション効果、エフェクトペン、
  モーションタイトルの挿入などの編集を行った後に出力した。
Super LoiLoScopeで変換したWMV9の配信テスト
 (750Kbps, 43秒, 3.97MB)
Embed方式
Stand方式
 注意:ご覧頂くにはWindows Media Player9以降が必要です。
映像ビットレート622Kbps+音声ビットレート128Kbpsと目標値で出力された。
Web Serverから疑似ストリーム受信が IEではイマイチ上手く出来ない?
 
Super LoiLoScopeのCUDAで高速変換した
 MPEG-4 AVC/H.264の配信テスト
 (753Kbps, 43秒, 3.89MB)
 
Embed
方式
Stand
方式
QuickTime→
FlashPlayer→
 
 注意:ご覧頂くにはQuickTime7以降、Flash Player 9.0.115.0以降が必要です。
映像ビットレート590kbps+音声ビットレート163Kbpsとほぼ目標値で出力された。
QuickTimeのEmbed方式ではFastStartストリーム受信がイマイチ上手く出来ない?
Flash Playerなら擬似ストリーミング再生が可能です。
 但し、.Macサーバを利用している為ダウンロードが再生に間に合わない。
 
 III.「映像をMP4ファイルへ保存」試験
   素材PT1で録画した地デジ二ヶ国語二重音声の洋画番組(X-MEN[デ][SS][二][字]
      .ts、収録時間 1時間54分、映像MPEG2、音声AAC圧縮)を元素材とした。
      この元素材はCMから本編のエンコーダが開始されるとエラーとなってしまうので、

      別記の方法Aこちら参照)BonTsDemuxWAV to AC3 Encoder
      処理後、tsMuxeR GUI で「TSMuxing」出力した MPEG2_AC3.tsファイルを素材
      とした (MediaInfo 0.7.19で解析)。
   操作
    CMカットは不可能ではないが、Murdoc Cutterこちらを参照)やHDTVtoMPEG2
     (こちらを参照)のように「15秒進む」、「15秒戻る」などのボタンがなく実に編集し難
     い
ので、今回はインターレースの解除以外の編集はせずに出力する事とした。
    映像をファイルに保存で、
     CUDAでMP4へエンコードを「AVCHD出力」と「Bluray出力」及び
「カスタム出力(CUDA
       でMP4へエンコード の図の設定)」の三種類で実行した。
     CPUでMP4へエンコード前記の設定で実行した。
   
 成績
   1)出力したファイル情報(MediaInfo 0.7.19で解析)
     CUDAでMP4へエンコード
       コンテナ形式:MPEG-4(Base Media)
       映像圧縮は、カスタムではH.264プロファイル"High"を使用したが、その他は変更
       の余地はなく Main@L4.0(CABAC/2 Ref Frames)で出力される。
       ビットレートは AVCHD出力:18.0Mbps、Bluray出力:15.0Mbpsとなる。
      音声圧縮は、いずれも AAC(Version 4)(LC), 163Kbps, 48.0KHz, 2chで出力される。
      例えば、Bluray出力
     CPUでMP4へエンコード
       コンテナ:MPEG-4(Base Media/Version 2)、映像・音声:今回は以下の如し。
 
   2)変換に必要な時間
    収録時間 1時間54分番組
    
CUDAでMP4へエンコード(Bluray出力)に要した時間: 3時間21分
      MediaCoderのCUDA H.264エンコーダでH.264_AAC.mp4変換した場合: 1時間
       41分(こちらを参照) 
      PowerDirector 8 UltraのCUDAでH.264_AC3.m2ts変換した場合: 1時間48分
       (こちらを参照)
      Avivo Video Converter(のRadeonHD「ATI Stream」 )でH.264_AAC.mp4変換し
       た場合: 1時間24分 (こちらを参照)
      TMPGEnc 4.0 XPressのSpursEngineでH.264_AAC.mp4変換した場合: 1時間
       47分(こちらを参照)
      AutoMenのx264「1 pass UltraFast」でH.264_AAC.mp4変換した場合: 2時間31
       分(こちらを参照)
      よりも長時間を必要とした。
      ・・・ Super LoiLoScopeは、GeForce9600GTには上手く対応出来ていないよう
         で、それ以上のスペックに買い換えないとダメなのだろうか (´ヘ`;)
 
      
CPUでMP4へエンコードに要した時間: 12時間09分
      CPUでのエンコード時間が異常に長いのは、劣等なQuickTimeの為で比較の対象
       とはならない。
      MediaCoderのx264エンコーダでH.264_AAC.mp4変換した場合: 6時間13分
      PowerDirector 8 UltraのGPU無効でH.264_AC3.m2ts変換した場合: 5時間58分  
      TMPGEnc 4.0 XPressで通常のH.264_AAC.mp4変換した場合: 5時間38分
      と比べると極端に長時間を必要とした。
   3)画質
     いずれの方法で出力したファイルの画質も、PT1録画番組の素材と比較してSo-So
     で大きな違いを認めない。しかし、暗めに出力されてしまう。
     ・・・「エフェクト」メニューの「明るさ」で補正すれば改善するだろうが、編集画面のサ
        ムネイルプレビューが出力後のファイルを表示しないので当てにはならない。
    <参考>TMPGEnc 4.0 XPressとAvivo Video Converterで変換:画質と変換時間
       TMPGEnc 4.0 XPressは、→「WinFast PxVC1100で高速エンコード」を参照。
       Avivo Video Converterは、→ 「ATI Avivo Video Converter」を参照。
   4)CPU使用率
      CUDAでMP4へエンコード(Bluray出力)時
       TMPGEnc 4.0 XPressで通常の「MPEG-4ファイル出力」にてエンコード時と比較
       すると、ある程度はCPU負担の軽減効果が見られるようだ。
      CPUでMP4へエンコード
     ・・・QuickTimeエンコーダは何故かCPU使用率が極端に低くエンコード時間が長い
        ので、CPU負担軽減の対象として採用出来ないと思われる。
    <参考>TMPGEnc 4.0 XPressで通常の「MPEG-4ファイル出力」にてエンコード時
   5)Blu-ray化
     高画質で保存したのだから、 映像は無劣化でBlu-ray化した後 ImgBurnでBlu-ray
     ディスクにライティングして大型TVで鑑賞したい。
    tsMuxer GUI v1.10.6でBlu-ray化
      Bluray出力でエンコードした H.264_AAC.mp4ファイルをそのまま tsMuxer GUI
       Blu-ray化すればよいかと期待したが、PC上で PowerDVD 8 Ultraでも MPC
       HomeCinema 1.2 でも、TV上で DIGA(DMR-BW800)でも PS3でも再生出来
       なかった・・・音声AACの汎用性に問題がある!
      このH.264_AAC.mp4ファイルの映像(H.264)と今回用いた素材
MPEG2_AC3.tsフ
      ァイルの音声(AC3)とを合体してBlu-ray化すれば問題なく視聴可能だ。
      但し、カット編集をしたら Yamb を用いて H.264_AAC.mp4をH.264_AC3.m2tsに
       変換するなどの方策が必要となる(こちらを参照)。
    multiAVCHD v3.0((build 669)でBlu-ray化
     幸いにも、AVCHD出力でエンコードした H.264_AAC.mp4ファイルをそのまま素材と
      しても、音声AACはAC3に変換されてBDMV化する事が可能だった \(^o^)/
     v3.0((build 615)で検討したSANYO Xacti DMX-HD1000で撮影したH.264_AAC
      .mp4ファイルのようなトラブルは起こらなかった(こちらを参照)。
 
 IV.結語
     Super LoiLoScope VENUSは、価格の割には豊富なタイムライン編集とフィルタ処
     理機能を搭載し、Full HDの MPEG2-TS動画の入力にも対応している。
     又、TMPGEnc 4.0 XPressではフィルタ処理のみCUDAの使用が可能だが、変換には
      未対応。一方、本ソフトは再生・編集・フィルタ処理・エンコードのいずれにもCUDAの
      利用が可能なGPGPUトータルアクセラレーションとなっている(但し、CUDAの高速変
      換支援は H.264エンコード以外には未対応)。
     しかし、
     一般の保存用途として有用な出力形式は、MPEG-4 AVC/H.264とWMVしかなく、音
      声の設定を自由に調整出来ない。
     トランジション用雛形というものはなく、クロスフェード効果位しか加工出来ない。
     CMカットは不可能ではないが、能率よく編集出来る仕様にはなっていない。
     エンコード処理に伴う大容量の一時ファイルがオペレーティングドライブの隠しフォルダ
      に残存してしまがある(
一時作業フォルダを変更出来るオプションが欲しい)。
     など、低価格が故の不満足な点が多い。


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