Adobeは Flash
アニメの一部をHTML5 に変換する実験的ツール Wallabyのテクノロジー
プレビュー版をリリースした。Wallabyが扱うのは FLA ファイルに含まれるアートワークとア
ニメーションの部分のみで、iOSなどFlash が動かない環境でも、Flashオーサリング環境
で作った単純な広告なら再利用が可能になると云う事だ。
変換されたファイル構造をみると、HTML5というよりはjQueryを使用したJavaScriptやSVG
として書き出されていると云う(こちらを参照)。
但し、FLAファイルはFlash Professional CS5 project
files.となっており、Flash 4で作成
したFLAは変換エラーとなってしまうので、Adobe Flash Professional
CS5.5試用版で再
度保存し直したものを素材とした。
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KATCHサイトから配信("AddType
image/svg+xml .svg" 記述の.htaccessも配置したがダメ)
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Xserverから配信(AddType..の.htaccessは添付すればChromeでも可能)
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<成績>
対応ブラウザは Chrome 15とSafari 5だが、そのままではSafariは日本語を表示出来ない。
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そこで、Wallabyで出力されたHTMLファイルの日本語文字部分のフォントを変更した。
font-familyを "_Arial Narrow"から "MS UI Gothic"に変更して配信
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・・・Windows版Safariは問題なく日本語表示が可能となるが、Mac版では→結果2)参照。
残念ながら、筆者が常用するKATCHサイトでは
SVGファイルを読み込めない Y (>_<、)Y
・・・MICS,
MOMOとSo-netからの配信では、AddType...記載の.htaccessを添付しなくても
SVGファイルの表示が可能だった。
自宅サイトは、XPがサーバの場合には拡張子:svg、MIMEタイプ:image/svg+xmlが必要
だった。
IExplorer9, Firefox 7, Opera 11とIExplorer
9未満は描画出来ない。
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<補足>
Flashゲームコーナーの「おじゃるの射的ゲーム」を変換した成績は、追記を参照。
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