cloudGOO, Synchronize Ultimateの試用

cloudGOO, Synchronize Ultimateの試用

=cloudGOOとSynchronize Ultimateは動画のプレビューも不可=
(2015.06.24作成
cloudGOOとSynchronize Ultimateは、各種オンラインストレージのAndroid用一元管理アプリ。今回は、クラウド上で動画のプレビュー再生が可能かに絞って試用してみた。
cloudGOOの試用
 
cloudGOOは、オンラインストレージ 内のファイルを一元的に管理出来る 端末用アプリ。Andriod用 Free版は、Google Drive, OneDrive, Drobox, Amazon Cloud Driveの 4種類をサポート。有料版は 更に Box, Sugarsync, CopyとMediaFireに(iOS用有料版は iCloudにも)対応している。写真、ビデオ、音楽、ドキュメントのアップロード/ ダウンロード、コピー、移動、削除 といった操作が可能。その一つのインタフェイスの中で、あっちのドライブ、こっちのメディアスペースとユーザをナビゲートさせるのではなく、まるで一つのドライブへ/からの仮象であるかのようにまとめてくれる(こちらを参照)。
今回は、cloudGOO Free 2.2.2を試用して検証した。
使用方法

使い方は、記事「cloudGOO (TM) : ...ストレージを「統合」して使えるスーパー便利アプリ!」に解り易く解説されている。
 
「cloudGOO (TM) : これは絶対入れるべき...」より 引用 展開
#オクトバ(octoba.net)の記事より丸々引用。
cloudGOO (TM)

cloudGOO (TM) : これは絶対入れるべき。オンラインストレージを「統合」して使えるスーパー便利アプリ!

2014/4/8 21:00

com.winit.hyperlink.goo

Googleドライブ、Dropbox、Box、OneDrive、SugarSync、amazon、etc…。
今やオンラインストレージサービスは星の数ほど存在します。複数のサービスでアカウントと無料容量を持っている方も多いはず。
でも、いざ使おうとすると「このサービスは空き容量が足りない」「このサービスは速度が遅い」「このサービスは◯◯専用にしている」などの理由で、どこに保存するべきか迷っちゃう…。
そこで『cloudGOO』の登場です!
このアプリを使うと連携させた全てのオンラインストレージを統合し、容量を全部纏めて1つの巨大ストレージであるかのように使うことができます。

cloudGOO (TM)
価格:101円

STEP1 : アカウント登録

com.winit.hyperlink.goo-2

最初はアカウントを作ることから始めます。
「Create an accout」をタップし、メールアドレスとパスワードを入力してから規約に同意する旨をチェックして登録してください。

STEP2 : オンラインストレージサービスを登録

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続いて行うことは、『cloudGOO』にオンラインストレージを紐付ける作業です。
執筆時点現在で対応しているサービスはこの6つ。どれも無料で貰える容量があるため、複数のサービスを使っている場合が多いかと思います。
またこの中の1つ「box」はかつて無料で50GBもの容量をくれたことがあるため、これを統合すると相当大きな容量になるかと思います。

com.winit.hyperlink.goo-4

とりあえずGoogleドライブを紐付けてみました。
画面上部に現在の容量が表示されています。Googleドライブの無料容量は合計15GBなので、MAXは15GBです。

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他のオンラインストレージも紐付けてみます。

com.winit.hyperlink.goo-6

OneDriveとDropboxを登録しました。

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容量が25.25GBになっています。

ただ単に3つのドライブの合計容量を表示しているだけじゃないのかって?
いやいや、そんなことありませんよ。ここからが『cloudGOO』の真骨頂!

STEP3 : ファイルをアップロード

com.winit.hyperlink.goo-8

『cloudGOO』は自動アップロードに対応しています。やっぱオンラインストレージ使うならこれがなくっちゃね。
アップロードは種類別に、画像、動画、音楽、ドキュメントの中から選べます。更にWi-Fi接続時にのみ使うようにもできます。ファイルによってはトラフィックかさみますからね。

com.winit.hyperlink.goo-9

続いてこちら。ファイルのアップロード先を決めます。
デフォルトでは「Let cloudGOO decide」にチェックが入っており、この状態だと『cloudGOO』がどこにアップロードするかを自動で決定します。
手動で整理したい場合はチェックを外します。すると下の4項目が活性化します。

この項目は要するに、「画像ファイルはGoogleドライブ」「ムービーはSugarSync」「ドキュメントはDropbox」というようにファイルの種類ごとにアップロード先を決定できるものです。

com.winit.hyperlink.goo-10

更にこちらから、アップロードする画像のサイズを変更できます。

例えばGoogleドライブにはスプレッドシートやプレゼンテーションの編集機能(Googleドキュメント)が備わっているためドキュメントの管理に向いていますよね。
Dropboxは知名度が随一のため使っている人が多く、共有しやすいのも魅力です。
そしてboxは前述した通り無料でもかなりの大容量を持っている場合があり、データのバックアップにも耐えられそうです。
こうしたオンラインストレージそれぞれの事情を考えながら設定すると良いかと思います。
あるいは、完全に『cloudGOO』に任せちゃうのもアリ。
*アップロード先の決定を、「Let cloudGOO decide」にチェックを入れてCloudGOOにまかせると、アプリ自身がストレージスペースの利用を最適化する、と云う。

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紐付けた全てのストレージに保存されているものをまとめて閲覧できるだけでなく、時系列でソートする(タイムライン)こともできます。
このため、特にバックアップなど「上げっぱなし」で構わない場合はどこに保存しようと一緒です。取り出しも『cloudGOO』を使えば済むことですしね。

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保存後に別のストレージにバックアップ(コピー)したり、ストレージを移動させることもできます。

内部ストレージを圧迫させない、SDカードの故障に備えるなどの理由からオンラインストレージはバックアップ先としても人気があります。
流行りに乗ってアカウントを取ってみたけど、無料で使える容量が小さくで不便。有料会員になって大容量を手に入れることもやぶさかじゃないけど、オンラインストレージ最大の弱点である「通信速度」によって何百GBも容量があっても一括でアップロード/ダウンロードできず、お金をかける意味を見出せない。
そんなジレンマを無料アカウントのまま解消しちゃおうというのが『cloudGOO』のナイスな点じゃないかと思います。
確かに、無料アカウントでも複数合わせればそこそこの容量になりますもんね。

アップロードしたファイルをもうちょっと細かく管理したい場合は『Solid Explorer』なども活用してみてください。

Solid Explorer (Trial) : 片手操作で使いやすい最強のファイラー!ファイル管理はこれ1つでALL OK!無料


cloudGOO (TM)
価格:101円
アプリ名 cloudGOO (TM)
価格 101円
対応OS Android 2.2 以上
バージョン 1.0
デベロッパー名 Sqoup LLC
レビュー日 2014/03/31
QRコード
(Google Playストア検索)
qrcode

 

 
 
「Create an account」をタップしてユーザ登録後、
ドライブの登録画面になるので、「+Add a drive」をタップしてオンラインストレージドライブを、サインイン画面でIDとパスワードを入力して、「Save」で追加していく。
ドライブバー下部にはトータル容量、現在の使用容量が表示される。
 
 
下図は、4種類分けされた[Photos], [Music], [Videos], [Documents]の内、Videosを提示した処で、保存している動画がストレージドライブわけアイコンで表示される。
ファイルを選択すると、その削除/ ダウンロード/ コピー/ 移動/ シェア操作が可能となる。
下図は、Dropbox保存ファイルを [Move] する処でホップアップで移動先が表示される。
 
 
残念ながら、再生操作は無くタップすると直ちに端末:
/storage/sdcard0/Android/data/com.winit.hyperlink.goo/cache/HyperLinkGoo
/TempDownloadへのダウンロードとなってしまう。
<備考>静止画 及び PDF, Office書類の閲覧
・静止画(tif,bmp,png,gif,jpg) の直接表示は可能だが、スライドショーは不可。
・TXT, PDF, Office書類(doc, xls, ppt)は、ダウンロードとなってしまう。

注意1)保存されたファイルはアプリを 終了しても削除されず残存してしまうので、別途 Clean Masterで不要ファイルのクリア処理をする必要がある(Super tool box、スマホ最適化のたしなみのキャッシュ・クリアでは削除出来ない)。
注意2)Android端末がスリープ中でも電池消費が大きいので、使用しない場合は強制停止しておいた方がよい。

Synchronize Ultimateの試用
 
100以上の異なるクラウド間で同期させることが可能なAndroid用ファイルマネージャ/ファイルエクスプローラ。
今回は、Synchronize Ultimate 2.8.22を試用して検証した。
 
使用方法
使い方は、記事「Synchronize Ultimate : ...ファイル管理アプリ!」に解り易く解説されている。
 
「Synchronize Ultimate : Dropboxを始め100以上...」より 引用 展開
#オクトバ(octoba.net)の記事より丸々引用。
Synchronize Ultimate

Synchronize Ultimate : Dropboxを始め100以上のサービス間でやりとりができるファイル管理アプリ!

2015/5/10 17:00

【アプリの特徴】

  • オンラインストレージストレージをはじめとする100以上のサービスに対応した同期ツール
  • 複数ウィンドウのファイラーとしても使える
  • オンラインストレージから別のサービスへとコピーや同期が簡単
Synchronize Ultimate
価格:無料

ファイラーとして使ってみよう

com.icecoldapps.synchronizeultimate-1

本アプリはすべて英語なので最初は少し戸惑うかもしれません。まずは普通のファイラーとして使ってみましょう。

最初のメニュー画面から「File Manager」をタップし、次の画面で右上の「+」ボタンをタップして新しいセッションを作成します。

com.icecoldapps.synchronizeultimate-2

セッションの名前は適当で大丈夫です。
HorizontalとVerticalは、それぞれ画面を縦横に分割する数です。それらを決めて「Create」をタップすればファイラー画面が表示されます。

もし「Click here to add a (remote) account」と表示されたら、タップして表示するものを選びます。「Internal」を選べば端末内部ストレージが表示され、「Internal Apps」を選べばアプリ管理が、「Internal Processes」を選べばプロセス一覧が表示されます。

com.icecoldapps.synchronizeultimate-3

分割した場合は横画面にすると見やすいですね。
内部ストレージなどのほか、片側にブラウザ表示することもできます。本アプリで対応していないオンラインストレージも、このブラウザ上で操作して端末内にダウンロードすれば、1つのアプリ上で操作が完了できます。

オンラインストレージを表示

com.icecoldapps.synchronizeultimate-4

それではオンライン(クラウド)ストレージサービスの表示のやり方です。
まずは最初のメニューで「Remote Accounts」をタップします。セッションの時と同じように「+」ボタンをタップして新しいアカウントを追加します。

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対応しているサービスは非常に多く、100種類を超えます。
DropboxやOneDrive、CopyにMegaにSugarSyncなど日本でも有名なものから、聞いたことがないものまで本当にたくさんあります。さすがにYahoo!ボックスなどはありませんが、日本のものだとニフティクラウドがあります。

オンラインストレージの他にもFTPサーバーやPHPスクリプトなどを選ぶこともできます。

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サービスを選択したら「Connect」をタップして、サービスごとにログインし、連携を許可します。Dropboxなどは、端末にアプリがインストールされていればアプリを通して簡単に連携させることもできます。

サービス間のファイルのやりとりも簡単

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ファイルマネージャーで、オンラインストレージを2つのウィンドウにそれぞれ表示させることもできます。こうして両方の内容を表示し、片方からもう片方へファイルをコピーするということも、通常のファイラーと同じように簡単にできます。

フォルダの同期も簡単設定

com.icecoldapps.synchronizeultimate-8

最初のメニューで「Profiles」を選択すると、ファイルの同期設定を作成できます。
これを作っておくと、ワンタップで片方の特定フォルダの中身をもう片方にコピーする、といったことができるようになります。ファイルのバックアップなどに適していますね。

本アプリは、普通のファイラーとしてみるとあまり親切ではありません。しかし、海外のサービスなども使いこなし、複数のオンラインストレージを同時に使い分けているような人には便利なアプリではないでしょうか。


Synchronize Ultimate
価格:無料
アプリ名 Synchronize Ultimate
価格 無料
対応OS Android 2.1 以上
バージョン 2.8.1
デベロッパー名 Ice Cold Apps
レビュー日 2015/05/08
QRコード
(Google Playストア検索)
qrcode
 
 
初めにクラウドストレージのアカウントを登録するが・・・ナッ何んと!無料版で登録可能な数は僅か 2箇所迄に制限される ┓(´_`)┏
次に、メニュー「File Manager」で新しいセッションを作成。
[Add(remote)account]を実行すると、「Add file manager」画面が表示される。
左側にGoogle Drive, Internalを、右側にDropbox, Browserを配置する事とした。
 
 
どのような操作を行えるのかは、二種類のオプションがある。
左オプションは タブの操作メニュー。右オプションは 選択ファイルの操作メニューで、カット/ コピー/ 削除/ リネーム等の他に、クラウド間の移動/ コピーが可能だ。
 
 
残念ながら、動画の [Open] を実行すると直ちに端末:
/storage/sdcard0/SynchronizeUltimate/filemanagertemp/7D708Z950...
へのダウンロードとなってしまい、完了後でないと再生出来ない。
 
<備考>静止画 及び PDF, Office書類の閲覧
静止画(tif,bmp,png,gif,jpg), TXT, PDF, Office書類(doc, xls, ppt)は、いずれもダウンロード完了後でないと操作が可能とならない。
なお、保存されたファイルはアプリを [Exit] すれば自動的に削除される。
   
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