成績
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I. 出力ファイルのプロパティ
素材はMPEG2_MP2.mpg(サイズ640x272のシネスコ)。目標トータルビットレート464+64=528kbpsに設定
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Output Format |
出力されたファイルのプロパティ
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フォーマット形式
(映像_音声.コンテナ)
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画像サイズ
(ピクセル)
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映像ビットレート
(kbps)
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音声周波数・レート
(kHz, kbps)
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MPEG-4(DivX互換)
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DivX4_MP3.avi
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640x272
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428.0
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32kHz, 64kbps
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WMV9
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WMV9_WMA.wmv
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640x272
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464.0
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22.05kHz,
64kbps
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H.264(AVI)
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H.264_MP3.avi
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640x272
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406.0
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32kHz, 64kbps
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H.264(一般的)
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H.264_mp4a.mp4
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640x272
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400.6
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32kHz, 64kbps
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結果:
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映像のフレームレートは、29.97fpsとなりカスタマイズ不可。
WMV9の音声周波数は、22.05kHzとなり設定した値にならなかった。
映像ビットレートは、やや低めに抑えられも、ほぼ目的の値で出力された。
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II. 変換に必要な時間
素材MPEG2_MP2.mpg(サイズ528x352, 3分00秒)を用いて、WMV9へ変換するのに必要な時間を、
AzWM9 Script Frontend (ここを参照)によるWindows
Media エンコーダの場合と比較した。
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エンコード時間
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出力ファイルのプロパティ
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サイズ
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映像(WMV9)
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音声(WMA)
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GraphEdit:ATI DirectShow
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25秒
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11.0MB
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528x352, 440kbps
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22.05kHz, 64kbps
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Avivo Video Converter
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18秒
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15.5MB
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480x352,
2610kbps
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44.1kHz,128kbps
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AzWM9
Script Frontend
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3分32秒
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10.8MB
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528x352, 436kbps
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44.1kHz,64kbps
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結果:
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ATI Avivo Video Converterと同様に極めて短時間に変換出来た。
*Avivo Video Converterで出力されるファイルの映像サイズ、音声のビットレートは、
勝手に変更されてしまう。映像のビットレートは 992kbpsより低く設定出来ず、大きく
ずれて出力されてしまう。
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III. Web配信試験
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変換出力したWMV9ファイルとH.264(一般的)ファイルのデモ(約
3.9MB,
1分)試験は
結果:いずれのファイルもプログレッシブダウンロード方式で、疑似ストリーミング
再生させることは出来ず、ダウンロード完了近く又は完了後でないと上手く
再生しない(MacではWMV9ファイルを再生出来ない)。
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結語
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1) ATI Avivo Video
Converterと比べてやや煩雑な操作を必要とするが、
1-1) 映像ビットレートは設定した目標近くに出力される。音声ビットレートの変更も可能。
1-2) WMV9への変換では、映像ビットレートを低く(例えば500kbpsに)設定することが可能。
1-3) ビットレートとは別にエンコード品質の設定が可能。
なお、今回検討していないが、GOP長さ、Bフレームの数、インターレースの解除の設定も出来る
ようになっている。また、逆テレシネなども可能。
しかし、映像のサイズやフレームレートの変更は出来ない。
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2)
今回の使用方法では、ATI Avivo Video Converterと同様に驚速スピードで変換出来る。
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しかし残念ながら、
3) Web配信用に、FastStart再生が可能なWMVやMP4ムービーへの変換は出来ない!
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