Air Explorerでオンラインストレージの動画を視聴

Air Explorerでオンラインストレージの動画を視聴

=Air Explorerは VLCとの連携でストリーミング再生が可能=
(2015.06.09作成
Air Explorerは、様々なクラウドストレージ内のファイルを、PCで一元的に管理することが出来る 2 画面型のファイラー。登録したクラウドストレージサービスに簡単にログインし、ストレージ内のファイルを表示・リネーム・削除・移動・ダウンロードしたり、違うストレージ同士でコピー・移動したり、左右の画面間のフォルダを同期させたりする事も可能なファイル管理ソフト。
しかしFree版では、同時アップロード/ダウンロード数は 5個までと寂しい(暗号化アップロードも不可)。
今回は、Air Exporerで動画の再生が可能なストレージがあるので、その詳細について検証してみた。
I. 使用方法
 
使い方は、記事「複数のクラウドサービスを管理するフリーソフト「Air Explorer」 」に解り易く解説されている。
 
  「複数のクラウドサービスを管理するフリーソフト ...」より 引用 展開
#成田さんの記事より丸々引用。

複数のクラウドサービスを管理するフリーソフト「Air Explorer」

air

 

パソコンスマホタブレット

様々な機器から接続できて、パソコンからでもスマホからでも

同じように開いたり、保存したりできる便利保存先

DropBox」や「GoogleDrive」などのクラウドサービス

 

限られた容量無料使用できるため、

各社のクラウドサービスを使い分けている方も多いかと思います。

そんな、いろいろなクラウドサービスを使っている方に

一元化して管理できる「Air Explorer」が便利です。

 

 

Air Explorer で対応しているクラウドサービスOneDrive, Google Drive, Box, Dropbox,
Mega, Copy, Mediafire, Yandex, Baidu & WebDAV.

 


 

 

movie-01

 

詳しい動画解説

↓↓↓

 

 

 

Air Explorerをインストール

 

 

1、

  こちらから、無料のソフトをインストール

↓↓↓

Air Explorer

 

 

2、

  air1

こちらの画面が開くので、画面右側にある黒い

Air Explorer○.○.○をダウンロード」をクリック

 

 

3、

air2

ダウンロードが終了したら、こちらをクリック

 

 

4、

 

air3

こちらの表示が開いたら「実行」をクリック

 

 

5、

air4

 

ダウンロード中…

 

 

6、

air5

  セットアップウィザードが開きます。

Next>」をクリック

 

 

7、

air6

 

使用許諾契約書になります。

I accept the terms of License Agreement」に

チェックを入れて「Next>」をクリック

 

 

8、

air7

 

インストール先の選択は、特に変更はせず、このまま

Install」をクリック

 

 

9、

 

air8

インストールが完了しました。

Run Air Explorer ○.○.○」にチェックを入れて

Finish」をクリックすると、セットアップウィザードが閉じて

Air Explorer」が起動します。

 

 

 

Air Explorerの基本的な使い方

 

 

1、

 

air9

こちらのアイコンがデスクトップに作成されています。

Wクリックして起動します。

 

 

2、

air10

最初だけ、初期設定をします。

画面左下の▼から対象のクラウドサービスを選択して「追加」を

クリック

 

 

3、

air11

クラウドサービスログイン画面が開くので、

IDパスワードを入力して、「承認」をクリック

 

 

4、

air12

Air Explorerからのアクセス許可するかの選択になります。

許可する」や「承認する」等のボタンをクリック

 

 

5、

air15

2、」~「4、」の作業を繰り返し行い、

対象のクラウドサービスをすべて登録したら

閉じる」をクリックして初期設定は完了です。

※後から新しいクラウドサービス追加することもできます。

 

 

6、

air

こちらが起動画面

 

 

7、

air21

 

2画面になっていて、右側 / 左側にそれぞれ表示させて

移動・コピー・同期等が可能です。

 

 

8、

air16

 

右側 / 左側にそれぞれのクラウドサービスや、

パソコン内のフォルダを開き、真ん中の「◀」「▶」ボタンで

ファイルのやり取りが可能です。

それぞれのファイルツリー形式で表示されます。

また、転送状況が画面下に表示されています。

 

 

9、

air22 

クラウドサービスパソコン内のフォルダ間で同期できます。

画面上部の「同期」→「現在のフォルダ

 

 

10、

air17

ミラー」ボタンをクリック

 

air18

同期方法を選択できます。

OK」をクリックして、先程の画面に戻ったら

開始」をクリックすると同期が開始します。

 

 

11、

air19

パソコン、クラウドサービスすべてファイルの中から

お目当てのファイル検索することができます。

検索」→「キーワードを入力」→「すべて

または各クラウドサービス等、検索範囲を設定して「検索」をクリック

下記に、検索結果が表示されます。

 

 

12、

air20

設定」→言語や、アップロード数、ダウンロード数など

設定することができます。

 

 

 

Air Explorer で対応しているクラウドサービスOneDrive, Google Drive, Box, Dropbox,
Mega, Copy, Mediafire, Yandex, Baidu & WebDAV.

 

 
 

II.Air Exporer で対応しているクラウドサーバは?
 
どのような操作を行えるのかは、ストレージにより異なるとある(本家FAQより転記)。
 

機能

巨大ファイルのアップロード

サムネイル表示

ビデオの再生

検索

他のサーバへの転送

アップロード日の保持

ダウンロードの一時停止と再開

Google Drive

-

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Yes

Box

Limit of
400MB

No

Yes

Yes

Yes

Yes

No

OneDrive

Limit of
100MB

Yes

Yes

Yes

Yes

No

No

Dropbox

-

Yes

Yes

Yes

Yes

No

Yes

Mega

-

Yes

No

Yes

No

No

No

Copy

-

No

No

No

Yes

No

No

Mediafire

-

No

Yes

Yes

Yes

Yes

No

Baidu

Limit of
2 GB

Yes

Yes

Yes

Yes

No

No

4shared

Limit of
2 GB

Yes

Yes

Yes

Yes

No

No

Yandex

-

Yes

No

No

Yes

No

No

WebDAV

Variable

No

No

No

Yes

No

No

 

III. Air Explorer 1.2.1を用いて動画の再生試験
 
Windows8.1のVLC media player 2.2.1インストール環境下で検証した。
 
=検証に用いたNew Pompeii動画(720x408、16:9、 9分間)=
 
フォーマット形式:
映像圧縮
_音声圧縮
MediaInfo GUI 0.7.69(真空波動研 140405)で解析
 WMV3_WMA2.wmv
WMV9(WMV3) 24.00fps 654kbps
WMA9.2(WMA2) 44.10kHz 16Bit 2ch 96kbps
 RV4_ACELP.rm
RealVideo9(RV4) 24.00fps 654kbps
RealAudio v4(ACELP) 8.00kHz 16Bit 1ch 4.93kbps
 H.264_AAC.mov
AVC/H.264(Main@3.0)(1 RefFrames) 24.00fps 658kbps
AAC 44.10kHz 2.0ch(2/0 L+R) LC 96kbps
 H.264_AAC.mp4
AVC/H.264(Main@3.0)(1 RefFrames) 24.00fps 622kbps
AAC 44.10kHz 2.0ch(2/0 L+R) LC 96kbps
 MPEG2_MP2.mpg
MPEG2 MP@ML 4:3 Progressive 24.00fps 1066kbps
MPEG1-LayerII 44.1kHz Stereo 128kbps
 H.264_MP2.m2ts
AVC/H.264(Main@3.0)(1 RefFrames) 24.00fps 750kbps
AAC 44.10kHz 2.0ch(2/0 L+R) LC 132kbps
 H.264_MP2.ts
AVC/H.264(Main@3.0)(1 RefFrames) 24.00fps 750kbps
AAC 44.10kHz 2.0ch(2/0 L+R) LC 132kbps
 H.264_MP3.avi
AVC/H.264(Main@3.0)(1 RefFrames) 48.00fps 658kbps
MPEG1-LayerIII 44.10kHz Stereo 96kbps
 Theora_Vorbis.ogv
Theora 3.2.1  24.00fps 7500kbs
Vorbis 44.10kHz 2ch 64kbps
 H.264_AAC.mkv
AVC/H.264(Main@3.0)(1 RefFrames) 24.00fps 750kbps
AAC 44.10kHz 2.0ch(2/0 L+R) LC 92kbps
  VP8_Vorbis.webm
On2 VP8 24.00fps 759kbps
Vorbis 44.10kHz 2ch 64kbps
  H.264_AAC.flv
AVC/H.264(Main@3.0)(1 RefFrames) 24.00fps 643kbps
AAC 44.10kHz 16Bit 2ch 94kbps
 
下図は、筆者が利用しているストレージサービス(WebDAVは04WebServerで構築した自宅サーバ)の内、10個を登録して先ずはGoogle Driveに保存してある動画フォルダを展開した処を示す。
 
 
目的の動画ファイルを右クリックし、[再生] 又は [ウェブブラウザで開く] をクリックして再生を試みた。両方表示される場合は、[再生]成績を優先した。
 
 
下図は、MP4ファイルを[再生]すると VLCが起動して再生し始めた処を示す(アドレスは複雑だが直ぐに消失して、ストリーミング再生される)。
 
IV. 成績
 
ADriveは、”このアカウントは検証できませんでした”となって登録すら出来ない。Baiduは、登録しても何故か? ツリー表示/ 展開出来ず、試験出来なかった。
 
 
動画配信元
フォーマット形式:
映像圧縮
_音声圧縮
Google
Drive
Box
One
Drive
Drop
box
Media
Fire
4 
shared
 
Mega
Copy
Web
DAV
 WMV3_WMA2.wmv
(IE)
X
(IE)
X
X
(IE)
X
X
X
 RV4_ACELP.rm
X
X
X
X
X
X
X
X
X
 H.264_AAC.mov
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
X
(IE-QT)
X
 H.264_AAC.mp4
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
X
(IE-QT)
X
 MPEG2_MP2.mpg
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
X
X
X
 H.264_MP2.m2ts
(IE)
X
(IE)
X
X
(IE)
X
X
X
 H.264_MP2.ts
X
X
X
X
X
X
X
X
X
 H.264_MP3.avi
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
X
X
X
 Theora_Vorbis.ogv
(IE)
X
X
X
X
X
X
X
X
 H.264_AAC.mkv
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
X
X
X
 VP8_Vorbis.webm
(IE)
X
X
X
X
(IE)
X
X
X
 H.264_AAC.flv
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
(VLC)
X
X
X
 
 
○:スムースなスキップ可能、△:スキップ操作可能だが再生はダウンロード後。
 
VLC:[再生]をクリックすると、VLCが起動してFastStart再生される。
IE:[ウェブブラウザで開く]と、IExplorerが起動してオリジナルサイトで再生される。
IE-QT :[ウェブブラウザで開く]と、IExplorerが起動してダウンロード完了後、QuickTimeで再生される(従って、ストリーミング再生ではない)。
 

・Air Explorerは、内臓プレイヤーを搭載していないが、VLC media playerとの連携でストリーミング再生及びスキップ再生が可能となる(VLC削除したら KMPlayerが起動)。
・MP4, MOV, MPEGやAVI, MKV, FLVは多くのストレージで再生可能。 Google Drive, OneDrive, 4sharedは WMV, M2TSも再生可能だが、OGV, WebMの再生が可能なのは Google Driveのみ。RM, TSは全てのストレージで再生出来なかった。
Jolidrive(のChromeを使用した再生試験)と比べて、再生出来るストレージも動画の種類も多彩だった。
 
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