Pantherのマルチメディア追加機能

Pantherのマルチメディア追加機能
 
MacOSX10.3に追加されたマルチメディア関連の新機能
 
(04.02.05作成 05.05.18更新)
 AppleDVD Player4.0
1)コントローラーの改善:
 ・再生スピードのスローモーションは3段階の
  切り替えが可能。
 ・再生時間表示の追加。
2)ブックマーク機能:
 「自分独自のチャプター挿入」の登録が可能。
 ・「制御」メニューの「ブックマークを追加」で追加。

 ・「ブックマークの編集」で編集。

 ・次回再生開始時には、「先頭」、「前回
  停止位置」、「デフォルトのブックマーク」か
   らの再生が可能。
3)5.1チャンネルサラウンド対応 :
 USBオーディオデバイス(ONKYO:UD-5Sonicaは「システム環境設定」の「サウンド」で出力
 先を指定すれば「デジタル出力」が可能。
DVD Playerのオーディオ出力の「ドル
ビー・ダイナミ・・・利用不可にする」は
未チェックのままで
 
4)デュアルモニター環境での改善
 デュアルモニター環境の一方でDVDをフルスクリーンで再生し、他方で作業することが可能 。
 DVD Playerの環境設定で「DVDプレーヤが使用停止中・・・」をチェック

  Pixlet
 動画圧縮コーデックで、
 OSに追加された新コー
  デック。
 QuickTimePro6.5の
 「QuickTimeムービー」
 書き出し時に利用出来
 るが、iMovieでは不可。

Pixletは、映画製作者向けのスタジオ品質
ビデオコーデック。
20〜25:1の高圧縮が可能で、データレート
毎秒75MBのフィルムをDVクラスの毎秒3MB
で実現。
ただし、超高画質・超太容量の素材を圧縮
した場合に効果が発揮されるように調整され
ており、MPEG2を素材としたDivX圧縮より優
れている訳ではない。



  iChat AV2
オーディオチャット:56Kダイアルアップ接続から楽しめる、双方向(全二重)のオーディオチャット。
ビデオチャット:インターネットのブロードバンド接続を通じ、高画質で楽しめる双方向のビデオチャット。
 ビデオチャットには、FireWire対応のDVカメラかWebカメラ(iSightは18,600円)が必要。
=iChat AV2.1の使い勝手=
  SonyDCR-PC1(68万画素、FireWire接続)を用いて、
通信環境:
送信側;CATV(実測上り4Mbps前後)、コレガルータBAR SW-4P HG使用。
受信側;FTTH(実測上り18Mbps前後)、コレガルータBAR EX使用。
 使用マシーン:
送信側;PoweBookG4 1GHz、OSX10.3
受信側;PoerMacG4 867MHz、OSX10.3
結果>フルスクリーン映像での表示も可能で、Quartz Extreme
 技術の為か画像劣化は少なく、ブロックノイズはみられない。
 しかも、20フレーム/秒以上の転送が可能だ。
iChat
320X320の
元サイズ表示
 *何んと!PoweBookG4 1GHz(QuickSilver)には音声入力端子が装備されていない
  ので、QcamProのUSBマイク機能を利用した。
iChat
640X640の
2倍拡大表示

 *MacO X 10.2.5以降では、3,780円(税込)で購入可能。
 *各種インターネットテレビ電話 を参照。


  Image Capture2.10 & Safri 1.2
1)デジカメをネットワーク上で共有
2)ネットワーク上で共有している
 デジカメがPTP通信規格に対応
 しているなら、Safari1.2で遠隔
 撮影可能。

 Disk Utility10.4.2

 「スパースディスクイメージ」
 ディスクイメージの容量を
 固定せず、イメージ作成
 時に設定した容量を上
 限として、書き込まれた
 データの総容量に応じて
 容量が自動的に可変す
 る。
 暗号化が可能なので、
 編集前のお宝動画の一
 時隠し保管庫として利用
 すると便利。
    

 「復元機能」
  起動ディスクのボリュームを丸ごと他のディスクに短時間でバックアップ出来、複製したボリューム
  から起動が可能という優れ物だが・・・。
 <方法>
 (1)MacOSX10.3インストールCD-ROM(Disk1)で再起動して実行する。
 (2)日本語使用→ディスクユーティリティを起動。
 (3)バックアップしたいボリューム(QSX103)を選択して、「復元」 タブをクリック。
 (4)「ソース」にバックアップしたいボリュームQSX103を、「復元先」にコピー先ボリュームQSX103cを
   ドラッグ&ドロップして登録して、「復元先を消去」にチェック。
 (5)「復元」ボタンをクリックしてバックアップを開始(使用容量5.3Gでは約15分で完了)。
 (6)ディスクユーティリティを終了→起動ディスクの変更で起動。

 <問題点>
 (1)製造メーカーによっては複製出来ないハードディスクがある(日立製は不可だった)。
 (2)MacOSX10.3+OS9の場合は、複製先のMacOS9から起動出来ない。
   NortonDiskDoctorで”ブートブロックで重度のエラー(シグネチャ/システム名/イベントのキ
   ューサイズの不正)”が報告され、これを修復しようが/
しまいが起動不可。
   時に修復しようとするとボリュームが破壊」されてしまう・・・・!
   また、Tri-BACKUP3日本語版で複製しても起動不可だった。MacOSX10.2or10.1+OS9の
   場合は支障ないので、MacOSX10.3自体にも原因があるのだろうか?
   現時点では、MacOSX10.3+OS9の完全なクローンはできない。
 (3)しかし実用上支障なく複製され、多くのアプリケーション/ユーティリティはClassicも含めて
   トラブルなく機能する。    


 
追記(05.05.18Symantec製品Nortonの不具合
 状況:Mac OS X 10.3.9 へアップグレードして、LiveUpdate 3.0.2 を実行すると、「Microdefsエラー
    LiveUpdateでウイルス定義を更新するときにエラーがありました。」というエラーメッセージが表
    示されてダウンロードが停止する。
 対策:この問題を回避するには、シマンテックのWeb サイトからNAV for Macintosh用のIntelligent
    Updater をダウンロードしてインストールします。このインストーラは自動的にウィルス定義ファ
    イルとエンジンファイルを更新する。
SymantecTmpCleanup.command (J)
     ftp://ftp.symantec.com/public/english_us_canada/linked_files/mac/(06/11リンク切れ)
   Norton AntiVirus for Macintosh 9.x,Norton Internet Security 3.x for Macintosh,Norton
   Personal Firewall 3.x for Macintosh の LiveUpdate 3.x によって残された一時ファイルを削除
   します。Terminalが起動するのでパスワードを入力。途中で"y"を入力して"Return"キーすれ
   ば削除される。筆者の場合この操作で、250〜600MB開放された。
Symantec Uninstaller 1.0.1 (J)
 ftp://ftp.symantec.com/public/english_us_canada/products/norton_antivirus_mac/ver9.0/updates/
  (06/11リンク切れ)
   シマンテック製品をアンインストールするためのソフト。
 

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