AzWM9 Script Frontend
(2005.01.xx作成, 10.02.24更新
AzWM9 Script Frontend は、

設定する事が難解なWindows Media Encoderを簡便に使用する為のフロントエンドで、初心者でも
手軽に操作出来るフリーのソフト(使用方法はこちら)。
(1)GUI操作でエンコードスクリプトの実行が可能で、設定のバッチファイルを何種類でも作成出来る
 (「ファイル」メニューのバッチファイルに出力)。
(2)設定を4つまで保存出来る(「設定」メニューで切り替える)。
(3)複数のファイルを別の設定で連続してエンコード出来る(「ファイル」メニューの「連続エンコード」)。
等使い勝手は抜群の優れものだ。

利用出来る素材Windows media Encoderに準じる。
    無圧縮AVI、MPEG/VOB及びWMVのみ利用可能で、MOVやRMには対応していない。
    *RMは、RealPlayer+RealMedia Splitterインストール環境では利用可能となる。
    環境によってはMPEG2ファイルを利用出来ない。MPEG2 Demultiplexer, MPEG2 Video Decoder,
    Odio Dekodaの種類にも依存する様だが、詳細は不明(Windows用動画ツールの使用具合を参照)。

I. バッチ実行フォルダの設定
「入力ファイル」:素材の入ったフォ
ルダを指定。
「出力ファイル」:出力するWMVファ
イルを入れるフォルダを指定。



II.出力設定
1)「ビデオ」タブ
  モード:固定ビットレート(1pass)
 コーデック:WindowsMediaVideo9
 ビットレート:適当に指定
 品質:80%
 フレームレート:24又は29.97fps
 キーフレーム: 6秒
 パフォーマンス:80%
2)「ビデオ2」タブ
  サイズの変更:適当に指定
  ピクセル縦横比:1:1
3)「フィルタ」タブ
  使用しない
4)「オーディオ」タブ
  モード:固定ビットレート(1pass)
  ビットレート:適当に指定
5)「時間」タブ
  変更なし
6)「属性」タブ
  タイトル、作成者等を入力
III.バッチエンコードの実行
 「エンコード実行」ボタンをクリックすると、コマンドプロンプトが実行されてエンコードが進行する。
  
追記(2010.02.24)
 64ビット版Windows 7でAzWM9 Script Frontendを使用する方策

  (1)64ビット版Windows 7では、通常のインストーラ(WMEncoder.exe)を使って32bit用Windows
    Media Encoder 9を導入する事が出来ないので、AzWM9 Script Frontendが使えない Y (>_<、)Y
   →MovieWriter Ultimate 2010-無料体験版ここから入手)をインストール すると、
     32ビット用英語版Windows Media Encoder 9を導入出来る。
  (2)変換出来るようにはなっても、ビデオデータ / オーディオデータ の位置を識別するイデッ
    ス情報を、ファイルの末尾に格納する事が出来ず、コントロールバーでシー出来ないフ
    ァイルとなってしまう Y (>_<、)Y
    WMVConcat2008R6は64ビット版Windows 7環境では上手く作動しないので・・・
   →Windows MediaストリームエディタWMEncoder9に付属)で修復すればよい。
  詳細は、こちらを参照。


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