Quick TimePro 6及び 7
(08.08.xx更新)

 QuickTime(MOV)ムービーの作成
当HPでのオンデマンド配信用ムービーファイルの作成条件で示した如く、パソコン向けの中速度回線
インターネット配信を目的にしている。
ムービーは、Web経由(HTTP)で配信する場合とする。
なお、以下はMacでの使用例を提示したが、Windows版もほぼ同じ手順で可能。
 I. ビデオの圧縮:
  「ファイル」メニューの「書き出し」で「ムービーからQuickTimeムービー」を選択。
  「オプション」をクリック「ムービー設定」の「ビデオ」/「設定」ボタンをクリック
 A) Sorenson
   Video3Basic
   (SVQ3)圧縮

「圧縮の種類」で
 Sorenson Video3を選択
・深さ:約1,670万色+
・品質:高→最適

 動作
 ・フレーム/秒(フレームレート):
   24fps
 ・基準フレーム単位:96フレーム毎。
   従って、4秒毎
 ・データレートの制限(転送レート):
    43KBps 即ち、344Kbps

<Sorenson VidoBasic
 のオプション>

 変更不可

B) H.264/AVC
   圧縮
 :Quick Time7Pro
  で利用可
<動作>
 ・フレームレート:
     24fps
 ・キーフレーム:
   96フレーム。
 従って、4秒毎
 フレーム並び替え

<圧縮プログラム>
 ・品質:高(変更
    不可)
 ・最高品質(複数
   回)

<データレート>
  制限値:318Kbps
*最終目標トータル
  375Kbpsとするが
 、少しズレる(フレ
 ーム並び替えをし
 ないと大きく逸脱
 する)。
 最適化:ダウンロ
   ード

「圧縮の種類」でH.264を選択

H.264_AAC.mov圧縮法の比較 → ここから (スッペクに自身あれば、同時比較
 <コメント>高速エンコードは小サイズの場合は目立たないが、少し大きめのサイズになると
    極端に画質が悪くなってしまう。Sorenson Video3圧縮と比べても見劣りする。
    最高品質(複数回実行)は、高速エンコードの約3倍時間はかかるが、確かに画質は保
    たれる。
    しかし、375〜2,000kbpsの配信検討では、他のストリーミング動画よりも優れているとは
    必ずしもいえず、QuickTime搭載
エンコーダの問題なのか?RealSystemやWindowsMedia
    の技術進歩によるのか?

 II. サウンドの圧縮:
  「ムービー設定」の「サウンド」/「設定」をクリックして「サウンド設定」を表示
 A) QDesign
   Music2
   (QDM2)

   圧縮
・圧縮プログラム :
  QDesignMusic2
  を選択
・レート:32KHz

・サイズ:16ビット
・出力:ステレオ
「オプション」で
・ ビットレート:
   32Kbps

 

   
 B) AAC圧縮
  :Quick Time7
   Proで利用可
・フォーマット :
  AACを選択
・チャンネル:
   ステレオ
・レート:32KHz

・ビットレート:
   48Kbps

 

   
 III. インターネットストリーミング
,

「ビデオ」の「サイズ」
注意:解像度のピクセル比が3:2の映像の、
 
場合は”カスタムサイズを使う”でサイズを
 入力する事!

 ピクセル比4:3の場合は
 ”現在のサイズを使う”を選択。
筆者はWeb配信用には432X288をよく使用
 する。


「インターネットストリーミングを準備・・」

・ファーストスタートを選択
参考:QuickTimeストリーミングサーバー経
  由で配信する場合は、ストリーミングを
  選択して出力したファイルを更に、
  「ムービーからヒントムービー」で書き出
  す必要がある。




 Apple MPEG-4の作成
当HPでのオンデマンド配信用ムービーファイルの作成条件で示した如く、パソコン向けの中速度回線
インターネット配信を目的にしている。
アップルの推奨設定は、モバイルでの用途を想定しているが、今回はこの互換性にはこだわらない。
 I. MPEG-4の書き出し

「ファイル」メニューの「書き出し」で「ムービーからMPEG-4」
を選択。

注意:
 書き出しメニューで「ムービーからQuickTimeムービー」
 「オプション」のビデオ圧縮方法「MPEG-4ビデオ」を選択
 する方式でも変換できるが、画質は格段に悪い。
参考:
 「ムービーからMPEG1、MPEG2PS、MPEG2TS」は、
 ソニーオリジナルのプラグインコーデック。

 II. MPEG-4圧縮設定
 A) ISMA-
   MPEG-4
   圧縮

  QuickTime
  ストリーミン
  グサーバー
  経由で配信
  する場合と
  する。
  図はQuick
  Time6を使
  用。
  QuickTime
  は解像度の
  ピクセル比
  3:2の映像を
  素材にする
  と、4:3に認
  識してしま
  うので、
  QuickTime
  6ではファイ
  ルサイズの
  カスタム変
  更ができな
  い為、縦長
  に作成され
  い為、縦長
  てしまう。
  QuickTime7
  ではカスタム
  サイズでの
  出力が可能
  となった。

<一般>
・標準品質(ISMAプロファイル0:
 64kbpsまでの接続規格)に比
 べて互換性は多少損なわれる
 が、高品質(ISMAプロファイル1
 :1.5Mbpsまでの接続規格 )
 を選択。
・現在のサイズを選択。

<ビデオ>
・データレート:360kbps
・フレームレート:29.97fps
・基準フレーム:90フレーム
 従ってキーフレーム間隔は
  3秒強となる。

<オーディオ>
・ミュージック(AAC)しか選択肢
 なし。
・低ビットレート:32kbpsに抑制
 (*音楽配信には96kbps)
・ステレオとする。
 雑音にならなければよい。

<ストリーミング>
・ストリーミング(基本)
 QuickTimeストリーミング
 サーバ経由に対応したヒ
 ントが追加される。
*Web用(HTTPプロトコル)
の場合はヒント:なしに設定
しないと、ファーストストリー

ング再生しないので注意。

<互換性>
・ISMA互換性なしで可。
・インターネット接続速度
 はすでに設定してあるの
 で任意でもかまわない。

 B) H.264/
   AVC
圧縮
  :Quick Time
   7Proで利用
   可。
   Web経由
   (HTTP)
   で配信する
   場合とする。

<ビデオ設定>
・イメージサイズ:
 カスタム指定
 可能
その他は左図の
如く設定

<ビデオオプション設定>
・プロファイルの制限:
・モード:1回実行
*複数回実行は時間がやたら
 にかかり過ぎる。

<オーディオ設定>
・フォーマット:AAC
 を左図の如く設定

<ストリーミング設定>
QuickTimeストリーミング
サーバ経由でなければ
未チェック。

 

  なお、QuickTimeストリーミングサーバーによる配信を行い難いのは、最近のブロードバンドルーターは、
  QuickTimeに限らずRTP/RTSPやMMSで使用するプロトコルを遮断してしまう簡易ファイヤーウォール
  機能を備えていることが多いため、視聴者側が対策を講じないと再生できないことがある。
  配信者側が「
HTTPトンネル」を利用するためには、Webサーバーを別に設置するなどの方策が必要と
  なり、回線増設・設備投資などコストが増すとともに、特定のポートへのアクセスを許可しなければなら
  ないので危険を伴うなど、両方に負担がかかる (ここを参照)。


 追記(05.05.15:「QT MPEG4 Exporterで一括変換 (Macで使用可)
QuickTimeの動画変換機能はQuickTimeProを購入しないと利用できない機能だが、Apple社は機能の
一部をAppleScriptからは無料で利用することが出来るようにしている。
QT MPEG4 Exporterは単に変換機能を呼び出すだけではなく、最適化されたパラメータ群を同時に
提供し、複数ファイルの一括変換などにも対応した無料エンコードツール。
但し、圧縮コーデックの圧縮率やサイズなどは固定設定されており、これらのパラメータを自在に設定
する為には、QuickTime Proを購入する必要がある。
以下、MOVファイルに一括変換する手順を示す。
1)入手先:ここから。Blog情報はここを参照(QT MPEG4 Exporter1.98はH.264/AVCの利用にも対応)。
   <追記>v1.992はMacOSX10.4に対応した。
2)インストール:
  ダウンロードしたQT-MPEG4-Exporter.sitを解凍し起動すると、
アップデートを催促するダイアログが表示される。

3)素材の準備:
   MPEG2ファイルを映像(.m2v)と音声(.aiff)とに分割した後、再結合して「独立再生形式で保存」した
   MOV(m2v_aiff.mov)ファイルをbbDEMUXMad audio encodeを経由する方法(ここを参照)で
   作成する。

4)一括MOV変換:

4-1)テストムービーで、前もってコーデックの圧縮率などを設定して書き出しを行っておく。
4-2)複数のムービー素材をフォルダに入れ、このフォルダをQT MPEG4 Exporterアイコンにドロップ。

4-3)右のダイアロックが表示
  されるので、
  「Choose format..」ボタンを
  クリック。
4-4)次のダイアロック で、 
  「QuickTime Movie」を選択。
 
4-5)次のダイアロックで、
  「last setting」を選択。
4-6)拡張子は初期設定のままで
  OKする。
4-7)初めのダイアロッグに戻るので、
  「Export」ボタンをクリックする。
すると、同じフォルダ内にムービーのバッチ書き出しが実行される。
なお、MPEG4ファイルに一括変換する場合も同様な手順で可能。
残念ながら、WindowsMediaにおける「AzWM9 ScriptFrontend」, RealMediaにおける「Easy RealMedia
Producer」やNSVにおける「NSV Batch Encoder」の様に、複数のファイルを別の設定で登録しておい
て連続変換する機能は持ち合わせていない。
QuickTimeProへの不満なのだが、圧縮設定を複数保存出来る機能が欲しい。
<問題点>
 映像の位置が右に微妙にズレて
 しまう不具合あり!
   ・・・これはかなり痛い。

追記(06.05.xx):「QTCut」 (Mac用)はQT MPEG4 Exporterで生じる不具合はなく一括変換
   可能だが、シネスコサイズのMPEG2を素材とする場合にはQuickTime Proが必要   →→ ここを参照


追記(08.08.xx)
  Batch Export Utility 1.23
 Batch Export Utility は、簡単に一括変換可能なQuickTime用便利ツール。
 入手先: ここから(今回はv1.23)入手。Mac用とWindows用とがある。 
 方法:
   1.SOURCE FOLDERに、QuickTime対応の動画を入れたフォルダを登録。
   2.DESTINATIONに、出力先フォルダを登録。
   *.Optional-Choose Export Formatの「open」ボタンをクリックして、変換形式を選択する。
   3.Compression,frame rate,sizeの「settings」ボタンをクリックして、ムービーの設定を行う。
   4.最後に、「start」ボタンをクリックして変換を開始。すると漸次出力される。
 <結果>
   Windows版では、H.264_AAC.mp4へ変換する場合に無声となってしまう不具合がある。


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