DVDxは、DVDビデオをAVIやVideo
CD、Super Video CDに変換する古参のDVDバックアップ
ソフト
機能
- DVDビデオの映像部分をXviD形式などに、音声部分をWAVやMP3にエンコード
- 字幕の導入
- インターレース解除
- 2Passエンコード可能
但し、ノイズの除去などの詳しい設定は不可。 |
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DVDx本体の入手先は、ここから
Mar 21st, 2006配布のDVDx_2_4_setup.zipをダウンロード。
*現時点の最新版v2.5.1は CSSを解除出来ないが、WMV形式への変換が可能となっている。
日本語化は、DVDx_jp.zipをここから
から入手。
その他必要なもの
DVD-Videoが再生出来るソフトウェア(Win DVDやPower DVD)
ビデオエンコーダ XviD
Codec(Koepi版)等が必要。
Adaptec ASPI Driver 4.71(ダウンロード及びインストール方法はこちらを参照)
ASPI ドライバーがインストールされていないと、操作中(入力設定時に)警告が示される。 |
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本ソフトは、コピーガードのかかったDVDビデオからのリッピング機能も持っている。
なお、IFOファイルを読み込むことも可能なので、予めDVD DecrypterのIFOモードで抜き出し
ておくと便利。 |
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[VIDEO_TS]
フォルダとIFOファイル
VOBやMPEG2も可能だが、音声がLPCMやMP2には未対応(VIDEO_TSやIFOでは、LPCMの
DVDには対応しているのだが・・・)。
なお、ISOファイルは利用出来ない。 |
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AVIの他、Video
CD(MPEG1)、Super Video CD(MPEG2)。
なお、v2.5.1ではWMV(WMV9_WMA.wmv)への変換も可能となった。 |
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変換方法の詳細は、ここを参照。
以下、DVDビデオから直接AVI にリッピング・変換する方法を記述する。
1) DVDxを起動するとメイン画面が表示される。 |
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DVDビデオが挿入されていると、自動でDVDドライブを読み込みに行く。
予めDVDビデオをDVDプレイヤーで少し再生しておくと、読み込みエラーは少ない。
読み込むとタイトルの一覧がリスト表示されるので、サイズが一番大きい本編を「Select」
する。 |
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2) 「Input Information」画面が表示される。
Index欄のプルダウンメニュー:タイトルが複数ある場合はここで選択する。
CSS解除でASPI使用にチェック。
音声のトラックで Japanese AC3を選択し、字幕で一番上のJapaneseを選択する。
*音声を英語で、字幕を日本語でバックアップするが現実的なのだが、今回は実験的。
出力フレームレートで 29.97(NTSC)を選択し、「プログレッシブ24Hz検出」をチェック。
キャッシュ設定でサイズを 150MBに増量し、保存先はメモリのまま(HDDだと何故かハ
ングしてしまう)。
インターレース解除は「偶数フィールド補間」を選択する。
念のため、 「音声/映像再同期」にチェックを入れる。 |
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設定後「了解」ボタンをクリックすると、
右のエラー警告されるが・・・
構わずに次に進める。
その後上手く進行出来ない場合は、
DVDxを終了させてDVD再生後に再度
トライすると上手く行くハズ・・・ |
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→メイン画面に戻るので、「再生」ボタンで素材を確認する。
再生機能を利用するためには、ToolsメニューのPlaybackでYUV→RGBレンダリングに変
更し、システムの画面プロパティの「設定」タブで16ビット(
65536色モード)に変更する。 |
3)次に、出力設定ボタンをクリックすると
「Output Setting」画面が表示される。
左上のプルダウンメニューで「AVI (DivX, YUV..)」を選択して、以下の設定を行う。
AVI設定:
音声を「Lame使用」として、Lame(MP3)Codecで96KBits,Q3High, Stereo,44.1KHzに
設定
映像を「XviD MPEG-4 Codec」として、Profile@Level:AS@L5、Encode:Simple
pass、
Target bitrate:675kbpsに設定
出力設定:
解像度を 544x304、ズームをCustom、サイズ変換をBilinear SSE2(P4)に設定
対象フレームで「全選択」ボタンをクリックする事
出力サイズ: 80分VideoCDとする。 |
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4) 出力先の指定:
「Select Output」画面で
出力先と名前を指定する。 |
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5) 全ての設定が完了したら「エンコード」ボタンをクリックすると、リッピングと変換が開始する。
→変換処理中 時々メモリーキャッシュが行われ、進行バーとプレビュー映像が表示される。 |
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1)手順が煩雑になりがちなDVD変換操作が簡単に実行可能なのだが・・・
エラーが多い。時々エンコード出来ないなどの不具合があり、不評が多い。
2)エンコードに必要な時間: 2時間の本編を 1時間45分で変換出来たと思いきや・・・
3)解像度は544x304。 容量は542MBと少なく、1時間37分ものとなってしまった。
何んと途中エンコードが出来ていない部分があっても、エラーメッセージなく終了している!
・・・リッピング保存した素材を用いても、同じ不具合が出現する。
4)今回の設定条件で出力される映像の画質は・・・「無料DVD変換ツールの比較」を参照。
DVDx 2.5.1のVideo680Kbps,
Audio96Kbpsで出力したWMV(WMV9_WMA.wmv)も提示した。
DVDx 2.4(XviD)は Bad、 DVDx 2.5.1(WMV)は Worst |
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